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岐阜市の中心市街地活性化

 いつもお世話になっている北九州市のタウンマネージャーさんのブログで岐阜市の『基本計画』認定後の情況についてエントリーされています。
岐阜市の困惑  ~これって、他人事じゃないよね

 中心商店街である柳ケ瀬の商店街で今年中にスタートするはずだったアーケードのリニューアル、もちろん『基本計画』に採用され、国・県・市の補助金もOK、自己負担は1/4という条件だったそうですが、“1991(平成3)年に各商店が国から資金を借り入れて設置した。その債務を抱えたままの商店もある”ということもあって、年内の着工は断念だそうです。
ウ~ム、「計画賛成・実施反対」というパターンでしょうか。

 それにしても、5月に認定を受けた事業が着手しようとしたとたんに挫折するというのは、『計画』そのもの及びその作成過程はいったいどうなっているのだろうか?ということになります。

 今どき商店街でハード事業を考えるなら、最近で3年後くらいの実施にしておき、その間に「投資可能な情況」を作らなければならない。当社がこれまでさんざん言っていることですね。

 そもそも“「商店街活性化」とは何がどうなることか”という肝心要について、関係各方面、特に商店街・店主さんたちの間に合意が出来ていない、というところに問題がある。
「儲かる話」を仕立ててからでないと、「儲け」に関係のない話は出来ません。「賑わい」とか「イベント」とかも同様です。
新『基本計画』、最重要課題は“既存個店の繁盛”をどう実現するか、ということ。

 “まず通行量を増やしてから”というのは根本的に間違っています。そういう発想では通行量も増えません。
あらためて、「商店街活性化」とは何がどうなることか、しっかり確認してください。

 当社的・商店街活性化、簡単にいえば:
①計画された事業に取り組んだ個店から繁盛店が続出する
②個店の雇用意欲及び店舗改修意欲が出る
③売り上げが続伸する
④「繁昌」が商店街中に波及する
という情況が出来してはじめて、共同施設事業への意欲が起きてくるわけで、商店街・個店の現状に一指も触れることの出来ないまま、『基本計画』に載せたから、事業に取り組もうといってもそれは無理な話です。
繁盛店がどんどん出始めてはじめて“商店街が市民のために役立っている”と胸を張ることが出来る。

 商店街の景況を放置したまま、アーケードのリニューアルに取り組むのはムリだということは、計画段階で分かっていたはず、分かっていなかった・補助金使えば出来ると思っていたとしたら、そっちの方に問題がある。
他の事業計画や目標も気になってきます。

 ところで岐阜市の『基本計画』といえば、認定直後に当サイトで「分析検討」に取り組みました。
関係各方面にご案内しましたが、残念ながら取り組み期間中のアクセスは無かったようです。

 岐阜市の参考にはならなかったわけですが、アップの第一目的はこれから作成に取り組むところの参考に、ということでした。
検討資料は目下保存中ですが、近くファイルにして再アップするかも知れません。しないかも知れません。
必要な方はメールをいただけば、テキスト版でお送りします。

 ということで、今回は岐阜市が目に留まりましたが、これまでに認定を受けた『基本計画』はほとんどが「商店街活性化」の定義抜き・個店の自助努力の組織化という問題意識はありませんから、「法」が期待する意味での「中心市街地・商店街活性化」への接近はなかなか難しいと思います。

 「商店街活性化」の定義を増えるならば、『基本計画』の早急な見直しが必要ですが、どうでしょうか。
見直す勇気があるかどうか、問われるところですね。
ということで、この記事、是非御市の関係各方面の各位と共有してください。


この情報、普及宣伝の価値あり、と思われたら
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