通行量増加という「不治の病」

 中心市街地活性化基本計画、全国44都市の数値目標が達成出来ないまま事業期間を終了しました。
取組の効果が発現しているとは認められない、という総務省の行政評価監視報告が公表されています。

 もう一つ。
地域商店街活性化法という法律にもとづいて【商店街活性化事業計画】を作成すると手厚い補助金がもらえます。
こちらの補助金の趣旨はズバリ、通行量増いたの目の取組に対する補助金です。対象となる事業は、ソフト、ハード何でもあり。
目標数値【通行量の増大】のための事業であればよろしい。

恐ろしいこと。
中心市街地活性化で数値目標通行量の増大にと取り組み、さらに商店街単位でも同じ趣旨の事業に取り組むのですが、果たして効果が挙がるのかどうか。都市によっては、同じ期間中に同じ趣旨の事業に取り組んだ、というところもあると思いますが、両方合わせて目標未達と言う結果だったのでは無いでしょうか。
別々に取り組んでも、事業の内容は似たり寄ったりですから、目標数値を達成出来たところは少ないと思います。
こちらの取組は全国数百ヶ所ですからね。もはや【通行量の増大】は目標にならないことがはっきりしたのではないか?
それでもまだ通行量を追っかけるのでしょうかね。

この間、通行量増大のための事業に取り組んで来た商店街には何が残ったでしょうか?
一過性のイベント、ショッピングとは直接関係のないコミュニティ施設への来訪者を商店街の「一見客」~「得意客」に変えることは容易なことではありません。店前を通りかかったお客が入店してくるには、相当魅力のある店づくりが必要ですが、何にどう取り組んだらそういう店に変わることが出来るのか、研究している商店街は少なそうです。
ひたすら通行量を増やす、という補助事業に取り組む、自己負担が少なくて済むなら、やらないよりやったほうがまし、程度の取組では事業が終わったあとも何も残らなかったと思いますが、如何でしょうか。
通行量を増加するための取組、これからも同じような成果の挙がらない、後には何も残らない事業を繰り返すのか、それとも・・・

商店街は、誰も効果を実証していない・通行量増加の事業はキッパリあきらめ、自存自栄の道を選択しないと大変なことになりかねません。
絶対成功しないと後がないのだ、と肝に銘じた取組でないと、お金は節約できても街の寿命が短くなっては元も子もありませんね。
ここは「活性化への道」を進むため最適の「乗り物」=事業を選択して全エネルギーを集中しなければいけないときです。
われわれがお奨めする【自存自栄の道】は、スタンプ事業の再生を乗物にした商店街活性化への道。
商店街を何とかしたい、と真剣に考える有志の皆さんにとって、残された最後の選択だと思います。

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