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藻谷さんの商店街活性化論④

 商店街活性化をめぐる「論争」、藻谷さんの主張をまとめ終わりました。

これから、「内的整合性」、「合目的性」を検討した上で、当社流「活性化への道」とつきあわせます。

 さて、ここまで藻谷さんの「商店街活性化論」を見てきたわけですが、標題のとおり、
「商店街活性化・誰が何のために何をどうするのか」、
 商店街活性化に取り組む主体を決め、
「主体が歩いていく活性化への道(シナリオ)」
が述べられています。

 この後は、道を歩き続けるために必要な各種の事業が立案され、それらが一つにまとめられてたとえば『中心市街地活性化基本計画・商業の活性化の部』になるわけです。
商店街の現状を踏まえ、具体的な目標を設定し、活性化の基本シナリオに基づいて、自前の「活性化への道」のシナリオを描く。
道を歩いていくために必要な各種の事業を立案、計画する・・という段取りで計画が作られる。

 『基本計画』は、本当はもろもろの事業を掲げる前に、
1.活性化の目的
2.活性化達成のシナリオ
を明らかにしておかなければいけないのです。
シナリオが無いと、掲載されている各種事業の役割、相互の連携が分かりません。
シナリオ抜きで実施事業を羅列したのでは、「数値目標」が目標である由縁も明らかにされていないことになります。
「数値目標」は「全体シナリオ」から抽出され、さらにその数値目標を達成するシナリオを伴って立てないと使い物にならないはずです。
目標は“立てっぱなし”ではいけないのでありまして、取り組みの進展・環境の変化に応じて変わっていかなければならない。が、しかし、全体シナリオ及び目標達成のシナリオを持たず、恣意的に立てられた目標の場合、目標の変改も恣意的にせざるを得ない。
目下作成に取り組んでいる皆さんは、このあたり、ホントに真剣に考えておかないと、今度は「やはりそうだったか」と気づいたときは遅すぎるかも知れません。

 さて、藻谷論文では ―その中身はこれから詳しく検討しますが― 商店街活性化のシナリオが示されています。
takeoが知る限り、活性化のシナリオを提示しているのは専門家多しといえども、当サイトと藻谷さんだけですね。
「論争」と銘打って始めている藻谷理論の検討ですが、既にいろいろと収穫がありました。おって逐次発表しますし、さっそくこれか書く各記事に反映させます。
これは藻谷さんが「商店街活性化論」を発表しておいてくれたおかげです。
このことはハッキリ述べておきたいと思います。
もっといろんな人が「活性化への道・私はこう考える」というところを発表してもらいたいものです。当然ながら「シナリオ」を持っていないと計画作成の支援指導は出来ません。

 計画主体の皆さんは 早い段階で関係各方面に「シナリオ」を売り込んでおかないと、個別事業で“その気になってもらう”ことが難しいことがあります。その時になって“地権者が協力してくれない”などというのはハッキリ、計画主体の手落ちだと思います。


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    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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