三位一体の商店街活性化

 毎年5月6月は商店街振興組合の定時総会の時期です。出席状況はいかがでしたか?
委任状出席が多く、実際の出席者は役員さんを除けばごくわずか、という組合も少なくありません。
何カ所かそういう話を聞いて思ったのが、総会への出席率は、組合員の組合活動に対するバロメーターではないだろうか、ということです。

 活性化された商店街を想像してみましょう。
1.通りがお客さんで賑わっている
2.イベントなど組合の活動が活発
3.個店が繁盛している

 いかがですか、この三条件がそろって商店街が活性化した、と言えるのではないでしょうか?
現実の商店街を振り返ってみますと、
1.とおりは賑わっていない。
2.組合活動は不活発、イベントはマンネリ気味
3.繁盛している個店は少ない。
という状況で、活性化している商店街のイメージと真逆です。

 この三つの条件は、商店街活性化実現の条件そのもの、それもどれか一つでも欠けたら商店街が活性化しているとは言えない、という関係にあります。活性化するには三条件を「三位一体」で実現していかなければならない。
商店街活性化は、
1.賑わいの創出
2.組織の再生
3.個店の繁盛
の三つが相互作用、相乗効果を発揮しながらバランス良く進めていくことが大切です。
特に、1と2の事業の成果が3に結びつくこと、個店の得意客の増加を実現出来るような取組を心がけることが必要です。

 3は、1や2の事業に取り組めば、自然に実現するというものではありません。
逆に、1や2の事業は、3という受け皿が出来ていないとその効果を蓄積することが出来ません。
従って、三位一体の取組は、「繁盛店づくり」を中心とした取組であることが必要です。

 以上は、基本的に我々がこれまで取り組んできた【キラリ輝く繁盛店づくり】とおなじですが、よりいっそう【組織の活性化】というところに注目しています。個店が繁盛しないかぎり、商店街が活性化した、お客さんが買い物を楽しめる街が再生された、とは言えませんから。

 三位一体の取組がうまく進むようになれば、組合員の皆さんの組合活動に対する満足度合いが高まり、参加する人が増え、事業の成果がいっそう上がりやすくなります。
総会の出席率も高まることでしょう。

 商店街が活性化する方向へ向かえば、総会の出席率が高まります。
商店街活性化の数値目標は、「総会出席率の向上」が一番ふさわしいのでは無いか?
と考えたのですが、いかがでしょうか?

 もちろん、単純に出席率をたかめるには豪華な豪華な懇親会を併催する、アトラクションを催すなども手もありますが、それでは本末転倒です。あくまでも王道を歩いて出席率を高めたい。

 これを決心すると、たちまち、商店街の事業活動の内容や、組合と組合員、組合員相互の関係が変わっていきます。
漫然とした組織活動は許されないし、繁盛店づくりという個店の経営もいっそう工夫が必要ですし、もちろん【キラリ】おn継続的な取組も不可欠です。

 新しい三位一体取組、これを段階的に3年間継続したら街はどうなる思いますか?

 この取組、商店街だけではたぶん出来ないところが多いと思います。
自治体の積極的な取組が不可欠、それも担当課レベルだけでは無く、トップの覚悟が必要な取組です。
なぜトップ直々の取組が必要か、その理由は改めて。

 三位一体の取組、これが商店街活性化、最初にして最後の機会への挑戦の合い言葉です。

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