最終コーナーに入ったか、「商店街活性化」

 きょうのタイトルは、ツイッターのまとめ記事から
http://togetter.com/li/987426
念のため、コーナーに入ったのかなと思うのは、従来の「商店街活性化」の取組、「商店街」は無いので誤解なさらないよう。
 商店街活性化の大きな流れは、長い間「大型店対策」として取り組まれて来ました。
立地する中小商業者が大型店に比較して劣っているのは、組織力と資本力、これを組合制度と高度化事業など融資制度で支援することで大手に伍して事業機会を確保する、というものでした。

 この方向の取組は、大店法による「調整」と連動する形で変遷しました。
全国一斉、商店街ごとに「商店街活性化構想」を作成した構想策定事業、その後スタートした中心市街地活性化法による取組、メインに据えられているのは高度化事業です。
内容は、アーケード、カラー舗装など街区の共同施設の整備及び物販その他集客施設の整備。
これらの集客効果による通行量の増大を事業機会として活用することで中小小売商業の振興を図る。

 大前提になっているのは、中小商業者は環境の変化に対応する能力を持っているが、組織力、資本力で劣るために十分似発揮出来ない、能力を十分似活用し、経営を持続発展させるには組織面、資本面の支援が必要だ、という認識です。
高度化事業はそのために「切り札」として登場したものです。

 新しい商業施設が郊外に展開するようになって以来、組織力、資本力で勝るとされていた百貨店や量販店など大規模店は、相次いで撤退します。新しい競争は、従来の「資本、組織」ではなく、「企画」を巡って戦われているのです。

 そういう時代に相変わらず「店前通行量の増大」を実現するから、それを事業機会に転化せよ、という「活性化策」は通用しなくなっています。イベントなどで通行量増加に取り組んでいる商店街の皆さんが一番よく分かっておられるところ。

 ご承知のとおり、現在、商店街活性化、通行量増大の支援の中心となっているのは「地域商店街活性化法」ですが、これは時限立法であと3年したら終わります。最後の一年は後始末とすれば実質あと2年です。
残る2年若しくは3年で、新しい活性化への道を切り開くことは難しいと思います。これまで7年間の取組で名にが蓄積されたか、考えてみれば明らかですね。

 「通行量の増大」によって「商店街活性化」を図る、という従来の活性化の路線は「最終コーナー」を回りました。
これから先、「商店街活性化」はどうなっていくのでしょうか。

 当社としては、これまでどおり、「ショッピングの場としての個店売場の充実」という基本中の基本に取り組む、個店の繁盛実現を通して商店街の再構築に取り組む有志の取組を支援すべく、微力を尽くして参りたいとあらためて決意する次第です。

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