商店街活性化 関係三者の課題

 平成10年6月『中心市街地活性化法』が制定されて18年が経過しました。10年間の時限立法である『地域商店街活性化法』の期限は後3年、商店街活性化の取組は曲がり角を迎えているとみて間違いありません。今、必要なことは、状況を冷静・客観的に見て、取り組むべき問題を確定、適切な解決策を選択・推進することではないでしょうか。


 現在、商店街活性化の当事者は次のような問題に直面しています。
(当事者とは、地方公共団体、商店街組織(以下「組合」)、商業者)
それぞれが直面している問題は、


□地方公共団体:
 長年にわたって人とお金を投じているが成果がほとんど蓄積されていない。商店街が地域社会に於いて担う機能に鑑み、是非とも活性化しなければならない。今後は、所期の成果を収めるとともにそれが内部に蓄積され、漸進的に活性化を実現していく筋道を立てて、成果が個店の繁盛として実現していく事業に集中しなければならない。適切な事業を選択しなければならない。


□組 合:
 「歩行者通行量の増大」を目標に、集客イベントに取組んでいる。集客は成功するが、個店への回遊・ショッピングが実現していない。個店の工夫が必要だが工夫の方向と方法が分からない。組合員には「イベント疲れ」もありモチベーションは低下気味、組合の求心力も陰っている。組合事業の結果を個店の売上向上に結び付けられる取組が喫緊の課題である。


□個店経営者:
 何とか業績を好転させたいが打つ手が分からない。組合の集客イベントにはほとんど期待していない。個店で専門家の支援を受ける余裕はなく、また適切な指導が受けられるとも思えない。このままでは八方ふさがりだが、何とか活路を見出したい。組合や行政は個店の業績アップに直に響く施策を是非講じてもらいたい。

 如何でしょうか。私どもが長年支援してきた経験をもとに纏めてみました。
当たらずといえども遠からず、では無いかと思います。


 新しい取組は、上記の三者三様の課題=期待に応えられる内容を持った事業であることが絶対条件になると思われます。一個の事業に取り組むことで、「三者の期待」が同時に叶えられていく、という事業でないと三者が満足出来る成果は得られません。

状況は「十年一日」ではなく、商店街活性化に使える時間はあと2,3年ということです。

(当社は昨年、余命4年説を)

したがって、今年、これまでの取組・成果をきちんと総括して、本当に活性化を実現できる「方向と方法」を見出し、三者で共有しそれぞれの持ち場持ち場でやるべきことに取り組んでいく体制を作り上げることが必要です。

この間、ずうっと行って来たことですが、いよいよ最終コーナーです。


 ちなみに、中心に据える取組は「繁盛店づくり」、その定義は:

①売れなくなっている売り場を
②売れるように改善すること、その過程で
③売れる売り場を維持する力を向上すること

当社が提唱する【キラリ輝く繁盛店づくり】ですね。


 この取組を中核に【5つの階段】を上る体制を作ることが出来るかどうか。

この一年の取組、本当に大切です。

コメントの投稿

非公開コメント

有限会社クオールエイド
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ