中心市街地活性化基本計画の寿命

中活法のスキームで作成する中心市街地活性化基本計画の計画期間は5年です。引き続き第2期計画を作ってもいいことになっています。
しかしですね。

中心市街地活性化基本計画のメイン課題は当該市街地所在の商業集積等の活性化です。
商業集積=商店街群及び百貨店等の商業施設。
端的には商店街群のことです。

商店街の活性化は、5年で目途がつかないというのはとんでもないこと、そんなに時間が掛かるわけが無い。5年で活性化出来なければ、関係者は、事業計画がおかしいのではないか、と疑うべきです。

状況は、5年でめどが立たず、2期計画でも活性化出来ず、今現在途方に暮れている都市が少なくないようです。
これはおかしな話。

そもそも商店街を従来の沈降スパイラルから一転、街全体を上向スパイラルに向かわせる、という作業に5年以上も掛かるわけが無い。
3年あればめどが立つ話。

逆に言えば、5年間取り組んでも活性化への道が見えてこないということは、取組が方向と方法を間違えているか、としか考えられない。
多くの商店街はこれまで「恒常事業+補助事業」という形で集客事業に取り組んで来ました。
商店街活性化の30年の歴史とはこの「ワンパターン」✕30回です。ひたすらルーティーンで取り組んで来ただけ、何も残らず、逆に街の劣化は進化するばかり。

その延長上で計画されている中心市街地―商業活性化ですから、基本的なパターンは従来通りです。
これまで30年繰り返して劣化の一途をたどってきた事業を【基本計画】に組み込んだからといって、画期的な効果を発揮出来るわけが無い。
結果として、沈降スパイラルを押しとどめ、逆転させることは出来ないのは当然と言えば当然です。

中心市街地活性化計画、今なお商店街活性化の目途が立たないとすれば、その計画は間違っています。
これから先も活性化に成功することはありません。

5年経って商店街を活性化出来ない基本計画は、あれこれの事業企画が悪いのでは無く、計画の根本的な姿勢、考え方が間違っている可能性が高い。
ここで間違っていると、当然実践も活性化実現とは縁もゆかりも無い内容になります。集客イベントはその典型。

ということで、基本計画の根本的な見直しが必要になっていますが、なるほど、そのとおりだ、と理解する人が極めて少ない。
本当の問題は何か?
理解する人が極端に少ないことがこの単純な問題の解決を複雑にしています。

皆さんの街も同じような状況に陥っていますが、どう脱出していくのか、あらためて中活法のスキームの正しい読み
方から再スタートしなければならない時です。

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