商店街活性化の「思想と戦略」

我々は漠然と、社会全体の知識は進歩して行くと(根拠を検討すること無く)
思っていますが、 場合によっては「退化」したり、.これまで培ってきた知識とは
異なる方向を向かうことがあります。

  「商店街活性化」について。
先日、大店法当時の商業関係の研究書を読みましたが、当時と現在と比較して
当事者(研究者を含む)の問題意識や商業の発展についての問題意識のあり方
などが、現在の方が進んでいる、とはとても言えないことを痛感しました。
むしろ、「退化」していると考えた方が問題解決には必要かも知れません。

 ダイエー、ジャスコ、イトーヨーカードーなどの創業者が1920年代生まれ、
地方都市の商店街で小売店を創業もしくは承継した人たちであったことを知らぬ
人はありませんが、創業当時から相当の間、彼らが文字どおり机を並べて熱心に
商業理論、経営実務を学んだことは忘れられようとしています。

 上野光平『流通産業の思想と戦略』(リブロポート1989) などを見ますと、
当時の青年商業者たちが自ら作り、自らを奮い起こしていた雰囲気が良く伝わっ
て来ます。

流通業(小売業)の「思想と戦略」。

 今では誰も語らず、もはや死語同然ですが、当時の青年商業者を鼓舞して止ま
なかった、彼らの家業が事業に発展していくにあたって共有されていた「思想」
とはどういうものだったのか、その「思想」は今現在どうなっているのか?

 現在、商店街に立地する商業者に共通する課題は、「商店街活性化」ですが、
果たして商店街活性化に「思想」はあるでしょうか?
何故、何のために商店街を活性化するのか?
商業者が自問自答し、最大公約数的「目的」に到達し、その実現と自店の繁盛
を一体と見なして取り組んで行く、様々の障害が起ころうともそれをはねのけ、
邁進していく意欲と勇気の源となる「思想」が今の「商店街活性化」果たして存在
するでしょうか?

 問題は、商業者に限りません。
商店街、地域商業の振興を任務とする行政担当者はどうか、支援に当たる関係
業界はどうか?
 「商店街活性化の思想」 が存在し、共有されているでしょうか?
 何としてでも活性化を実現する、という意欲は「思想」からわき出してくるもの
“儲かりたい” だけでは、かっての青年商業者たちが共有していた「勇気と勉強」
に匹敵するような意欲を持続することは難しいと思います。

 そういう感想を持ちながら、あらためて、ネット上で“商店街活性化”を検索
して見ますと、商業者の「思想」や「意欲」が感じられる表出がほとんど見られま
せん。
“何のための商店街活性化か” という議論はほとんど見当たらないなかで、専ら
これまで取り組んできた「販売促進事業」の縮小再生版が細々と続けられている
ばかり、社会的な存在意義を賭けて活性化に取り組むのだ、という気概はほとん
ど伝わってこず、こんな取組が地域住民の消費購買行動を変化させるような共感を
呼び起こすことはあり得ず、従って、事業はいくら繰り返しても衰退趨勢を押止め
反転活性化に向かうという期待はいっこうに叶いません。

 誰もが日ごろ経験し、見聞している商店街活性化の取組の実態ですが、好むと
好まざるとに関わらず、こういう取組を持続することが不可能な条件がどんどん
大きくなっています。
あらためて、
なぜ商店街活性化が必要か?
俺は何故商店街活性化に取り組むのか?(あるいは取り組まないのか?)
これまでの様な、商店街が活性化事業に取り組めば,その結果として個店が潤う、
という根拠の無い期待では無く、
自店の繁盛が商店街の活性化につながり、商店街の賑わいが各個店の繁盛を増幅
するのだ、というごく当たり前の考えに抜本的に転換しなければならない。
「コペルニクス的転回」です。

 あらためて、自分の頭で考え(自力思考)、その結果に基づいて行動すること、
例え一人からのスタートになっても自分の納得出来る取組を目指す、という位の
覚悟が必要ではないでしょうか。

 もちろん、「一人から」というのはレトリック、実際には既に「転回的思想」の
もとで活性化に取り組んでいる商業者・商店街が存在します。
この動きにどう参加していくのか、活性化実現を目指す商店街が直面している
課題、一日も早い着手が望まれます。

最速の一手は、我々が提供する機会を活用されることです。
我々は漠然と、社会全体の知識は進歩して行くと(根拠を検討すること無く)
思っていますが、 場合によっては「退化」したり、.これまで培ってきた知識とは
異なる方向を向かうことがあります。

  「商店街活性化」について。
先日、大店法当時の商業関係の研究書を読みましたが、当時と現在と比較して
当事者(研究者を含む)の問題意識や商業の発展についての問題意識のあり方
などが、現在の方が進んでいる、とはとても言えないことを痛感しました。

 ダイエー、ジャスコ、イトーヨーカードーなどの創業者が1920年代生まれ、
地方都市の商店街で小売店を創業もしくは承継した20代、30代の商業者で
あったことを知らぬ人はありませんが、創業当時から相当の間、彼らが文字
どおり机を並べて商業理論・経営実務を学んだことは忘れられつつあります。

 上野光平『流通産業の思想と戦略』(リブロポート1989 などを見ますと、
当時の雰囲気が良く伝わって来ます。
(古書が出回っていますので、当時の雰囲気を確認されることをお奨めします)

 流通業(小売業)の「思想と戦略」
今では誰も語らず、もはや死語同然ですが、当時の青年商業者を鼓舞して止ま
なかった、彼らの家業が事業に発展していくにあたって、共有されていたが
「思想」・「戦略」とはどういうものだったのか、その「思想」は今現在どうなって
いるでしょうか?

 現在、商店街に立地する商業者に共通する課題は、「商店街活性化」ですが、
果たして商店街活性化に「思想」や「戦略」があるでしょうか?
何故、何のために商店街を活性化するのか?
商業者が自問自答し、最大公約数的「目的」に到達し、その実現と自店の繁盛
を直結させて取り組むんで行く、様々の障害が起ころうともそれをはねのけ、
邁進していく意欲と勇気の源となる「思想」が果たして存在するでしょうか?

 問題は、商業者に限りません。
商店街、地域商業の振興を任務とする行政担当者はどうか、支援に当たる関係
業界はどうか?
 「商店街活性化の思想」 が存在し、共有されているでしょうか?
 何としてでも活性化を実現する、という意欲は「思想」からわき出てくるもの
“儲かりたい” だけでは、かっての青年商業者たちが共有していた「勇気と
勉強」に匹敵するような意欲を持続することは難しいと思います。

 そういう感想を持ちながら、あらためて、“商店街活性化”を検索すると、
商業者の「思想」や「意欲」が感じられる表出がほとんど見られません。
“何のための商店街活性化か” という議論はほとんど見当たらないなかで、
専らこれまで取り組んできた「販売促進事業」の縮小再生版が維持されて
いるのですが、取組に社会的な存在意義を賭けて取り組むのだ、という気概
は感じられず、こういう取組が消費購買行動―地域住民の共感を得ることは
あり得ず、従って事業はいくら繰り返されても商店街の衰退趨勢を押しとどめ、
反転活性化に向かうという期待はいっこうに叶いません。

 小売業の使命は、“国民の生活をより豊に”ということですが「流通革命」
当時の使命は、「良い商品をよりやすく」ということでした。
このテーマを巡る競争に勝利したが“ビッグストア”と呼ばれる業態が一世
を風靡したわけですが、その発展の結果が今現在、“もの余り・店あまり」
として我々の前にあります。

 「ものの普及」を目標とした「流通革命」は言わば、「第一次流通革命」、
商店街がその活性化を実現するには、「もの余り・店あまり」状況からの
脱却が必須課題、実現への道=「第二次流通革命」を成就するには、新しい
「思想と戦略」を持つことが不可欠です。

 考えてみますと、「第1次流通革命」を推進した潮流の変質と並行して
「流通産業の思想と戦略」はフェイドアウトして現在に至っています。
商店街活性化、実現するには新しい「思想と戦略」が必要なことが「第一次
流通革命」から学び、実践の導きとすべきことだと思われます。

「思想」は放置すれば必ず劣化します。
思想が劣化すれば間違い無く行動も劣化する。
同じように「商売繁盛」を求めていても、連化した「思想と行動」をもって
実現することは出来ないと腹をくくるべき時です。

何を為すべきか?
即効かつ持続可能な取組の第一歩はあなたがこのセミナーに参加することから。
商店街三重苦からの脱却 

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  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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