商店街活性化のコぺルニクス的転換

注:コペルニクス的転換とは:天文学における天動説から地動説への転換 これまで常識とされてきたことを間違いだと指摘し、その真逆を真実だと主張するときに比喩として使われる。
単に常識が間違っているという指摘ではなく、何故間違ったいるか、その証拠を示すこと、さらに新しい主張の方が選りすぐれていることを論証することが不可欠。


 商店街活性化については、これまで、商店街に立地している業績不振に陥っている中小商店が経営を改善するためには、商店街という「環境」が改善されることが先決だとされていきました。商店街活性化の取組は、個店にとっては「外部環境」にあたります。
外部環境を整備すれば、個店は繁盛を再現できる、という視点で取組まれて来たのが従来の活性化です。
個店の繁盛は大事なのはもちろんだが、それぞれの店主は商売のプロ、商店街活性化の取組の成果を店内で実現するのは各個店の責任、プロだから出来るはずとも言われて来ました。
 そういう視点のもと、ハード・ソフト両面に渡って様々な事業が取り組まれて来ましたが、各個店の繁盛は実現されませんでした。それどころか、せっかく時間とお金を掛けて活性化事業に取組んでいる間も商店街の空洞化はどんどん進むばかり、これはどうしたことか?

 一方、商店街の中には、少数ですが環境が激変しているにもかかわらず、繁盛している店が存在します。
そういう店舗は、商店街のイベント目的に来街したお客に入店してショッピイベントのたびに得意客が増える、というお店もあります。
そういうお店には、店前を通行している人に入店を訴求し、入ってきたお客さんをお得意さんになってもらう、という仕組みが出来ているようです。
商店街活性化事業の目的が着実に実現する「店づくり」が出来ているものと思われます。
こういうお店が増えると、来店客が複数のお店をショッピング目的で訪問するようになり、回遊が生まれます。
商店街をウインドショッピン目的に回遊する人が増えると、街区への滞留時間も長くなり、街の賑わいが生まれます。

 繁盛するお店が増えると、街に賑わいが生まれ、商店街が活性化する、わけです。
如何ですか。これは昨日までの常識とは真逆の考え方、「商店街活性化のコペルニクス的転換」ですね。
 繁盛店が増えると商店街はなぜ活性化するのか、逆に、街に賑わいを創ることで個店の繁盛を実現しようとする取組はなぜうまく行かないのか?

 「コペルニクス的転換」という以上、その理由を明確に説明することが必要です。
長くなりますが、説明しますね。
(続く)

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