TMOはなぜ挫折したか

 あなたは【TMO】をご存じですか。
中心市街地活性化を推進する「司令塔」として設置されましたが、期待された機能を発揮出来ないまま、“フェイドアウト”状態にある都市が多いのではないかと思われます。
 TMOに代わる機能を持つ組織はスキームでは示されていませんから、フェイドアウトした都市ではスキーム自体がフェイドアウトしているのでは無いかと懸念されます。

 地域商業、商店街、中心市街地の商業集積等の“自立”がクローズアップされてくる折柄、あらためてTMOについて考えてみることも意義があることと思います。

 当社代表武雄信夫が開設しているツイッター@takeoquolaidでは当社の業務分野に関わる武雄自身の考えを開陳しています。
お暇な折にご笑読ください。

 今日は、@takeoquolaid から「【TMOの裏の裏】「TMOはなぜ挫折したか」と題した連続ツィートを紹介します。
今現在、TMOの再建ないしTMOに代わる「司令塔」の構築を課題にしておられる都市は少なくないと思います。
参考になればさいわいです。

《ツイッターtakeoquolaid》から引用。

【TMOの裏の裏・何故挫折したか】******************* 
① 整備活性化法のスキームではTMO=中小小売商業高度化事業構想を作成、市町村の認定を受けた者=認定構想推進事業者とされているが、当該事業者はなぜ、TMOたり得ると想定されたのか? このあたりの話は関係各方面どちら様もまったく未踏未知の領域。

② 想定としては、①基本計画の一体的推進で実現を目指す目標(=商業集積としてのコンセプト)を承けて、②集積としてのあるべき機能ミックスを構想し、その実現のシナリオを描く(=高度化構想)③これを踏まえて実施すべき高度化事業のメニューを構想する、

③ という段取りを経て認定されるTMOだから、中心市街地・商業街区の活性化に必要な、商業に関するパラダイム・知識・技術等々は、所要のレベルで装備されていることが前提となる。力量が不足している場合は、外部から専門家を招聘して補助させるという具合。

④ ところが基本計画作成のプロセスで支援に入った自称他称の専門家は、商業のパラダイムを装備しておらず、したがって、法のスキームを読み解くことが出来ず、条文の棒読みに終始した。その結果、一体的推進の目標~商業集積としての高度化の構想という

⑤ という肝心要の上位課題を欠落したレベルで、かって商店街ごとに作成した「商店街活性化構想」所載の高度化事業メニューを寄せ集めて「中小小売商業高度化事業構想」とし、その表紙に名義を載せて商工会議所or三セクを「構想推進事業者」に認定する

⑥ という信じられないやっつけ仕事でことが進められた。かくしてTMOのなんたるかを知らず、もちろんTMO的基礎体力はほとんど持ち合わせていない既存あるいは新設のTMOが誕生した。実態は高度化事業ー補助事業獲得の要件をクリアする方便的存在。

⑦ 多くの都市が活性化推進の柱として「タウンマネージャー」を設置したが、これがまた箸にも棒にもかからなかった。スキームが期待するタウンマネジメント業務にあたるためにはどのような基礎体力,スキルが必要か、という興味深いテーマは省略するが、

⑧ 少なくとも法のスキームを読み解き、自分がマネジメントを委託される基本計画と照合し、“この基本計画では活性化は成功しない、なぜならば” と言いきり,対案を出せる力量がないとタウンマネージャーは任務を果たすことが出来ません。といったあたり

⑨ について所要のスキルを持たない体制で臨んだ中心市街地活性化だった。郊外型商業集積の分析評価といった基本中の基本についても手も足も出ないレベルの“人材”を何のために雇用し、その結果何がどうなったか、という総括もまだ行われていないはず。

⑩ 突っ込みどころだらけの第一次基本計画の顛末だったが、恐ろしいことに適切な「総括」が行われないまま、新中活法のスキームへと飛び移ったため、さまざまな問題点をそっくり抱えたまま、新・中心市街地活性化基本計画作りになだれ込んだ、ということで、

⑪ 続きはもちろん、「【認定基本計画】は何故挫折したか」。このあたりになると、今現在の関係各位も身に覚えがあるところが多いと思われ、いっそうシビアに総括しなければならない。

引用終わり**************************

如何ですか。
とんでもない、うちのTMOは挫折などしてないぞ! という叱責を期待しています。

地方創生総合計画に中心市街地活性化・地域商業活性化をどう位置づけるか、という差し迫った問題があります。
中活法では中心市街地を当該都市において経済的・社会的に重要な役割を担う地区とされていますが、【役割】の中身をきちんと理解し、かつ、それが空洞化した経緯及び再建していく方向と方法について適切に定めている基本計画を作成していない都市は、総合計画作成と相即的にあらためて「活性化への道」を定めなければならないと思います。

そういう意味ではまたとない機会に直面している考えるこことも出来ます。
まずは、セミナー
【地方創生時代の商店街活性化】への参加を第一歩にされることをお勧めします。

http://www.quolaid.com/kokuchi/043semina.gif

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