活性化の二極化 加上と転轍

※転轍:軌道を変更すること。轍:わだち

 キラリ輝く繁盛店づくり、本年度の取組も概ねゴールが見えてきました。(これからスタートするところもありますが)

 今年度の大きな収穫は、“商店街活性化5つの階段”を発表、さっそく「階段上り」が始まったことです。
言うまでも無く、この取組はこれまでまったく無かった新しい取組ですが、この取組がなぜ必要か、その理由は誰でも必ず納得出ると思います。
「5つの階段」を理解した上で、それでも従来の取組パターンから脱出できないとすれば、それは従来パターンが優れていると判断してのことでは無く、単にめんどくさいか、これまでの“おつきあい”の空気を読んで、の選択です。
いずれにせよ、近々、その選択が失敗だったことにイヤでも気がつくはずです。

新しい路線が優れていることは明白であり、これから次第に取組事例が増え、やがて主流になっていきます。
というか、そうならないと我が国の商店街・中心市街地の明日が切り開かれることはありません。
しっかりがんばって行きましょう。

 ということで、今日は商店街活性化の取組、「従来の路線」とわれわれが推進する「新潮流」との違いを明らかにしてみましょう。

■従来の取組
□基本となる考えかた視点:
商店街が衰退しているのは“活性化”に必要な何かが不足しているからだ、活性化するには不足しているモノを付け加えれば良い、という考え方。

□取組の手法:
商店街に不足していると思われるものをあれこれと枚挙し、それを付け加えるのが主な方法。「不足」は、アンケート、ヒアリング、“先進事例”などで見つけ出す。

□主な不足
①通行量 ②駐車場 ③核店舗 ④魅力ある店 ⑤魅力あるイベント ⑥個店の後継者 ⑦駐車場 ⑧アーケード ⑨防犯灯 ⑩カラー舗装 ⑪キャラクタ- 等々

□取組の成果
基本的な考え方が“不足の追加”のため、個別事業の成果を積み重ねて達成する上位目的が定まっていないため、全ての事業が“事業の取り組むこと”が自己目的化している。
事業が終わればそれでお終い、総括もしないまま次の事業に向かう。

□街に残るもの
 徒労感、執行部・組合員相互間の不信感、空洞化の進展

※われわれは長年続けられているこの取組を“加上”と命名し、そこから脱却しない限り、商店街の活性化は実現できない、とキッパリ宣言するものです。

■新潮流:われわれの取組
長年取り組まれて来た上記の方式=商店街に不足しているモノやコトを追加することで商店街を活性化する取組が成果につながらないことを踏まえて、商業集積としてのあり方を転換していく、多種多様な商業施設が配置されているなかで商業集積としての位置を確保するため、商業集積としてのあり方を選択してそれを実現して行くシナリオを書いて、一歩一歩実現して行く、というもの。
新しい繁盛を実現出来る場所へ、繁盛を実現出来る位置まで移行するため、必要な取組を一段一段上っていく取り組みです。
現在の衰退趨勢から脱却、新しい繁盛へ反転苦情していく取り組み、新しいレールに乗るためにはレールを替える作業が必要です。転轍ですね。

転轍は「5つの段階」をクリアすることで実現します。

一段目:商店街立地で繁盛可能な方向と方法を確立する
    (モデル店による可能性の実証・点)
二段目:商店街の2割の店舗で繁盛実現に取り組む(線)
三段目:繁盛店づくり継続(面)
    三者体制の確立
    活性化計画の作成
四段目:計画の試行―改善
五段目:全面展開

取組の中核に位置するのがキラリ輝く繁盛店づくり。
皆さんご承知のとおり。

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