「キラリ」と賑わい補助金

 既にお知らせしているとおり、全国初の試みとして「賑わい補助金」を活用したキラリ輝く繁盛店づくり・第2段階の取り組みがスタートしています。(参照「商店街活性化への5つの階段」)

 賑わい補助金の趣旨は、恒常的な賑わいを実現する内容のイベント企画に対する助成、です。
一過性のイベントに取り組む、その結果、街に恒常的な賑わいが生まれる、というちょっと考えただけでは大変難しい課題です。
(賑わい補助金、多くの商店街で利用されていますが、その企画内容は本当に“恒常的な賑わい創出”につながるものでしょうか?)

 しかし考えてみれば、イベントは“起こることが待たれている出来事”ですから、非日常的・一過性の催しになることはやむを得ません。
一過性のイベントを恒常的な賑わい創出に結びつけるにはどうしたらよいか?
問題はこのように立てなければならない。

 問題は、イベント目的の来訪者に街の各個店に入店してもらい、ショッピング(買い物・下見・暇つぶし・気分転換)を楽しんでいただく、という行動をしてもらえるかどうか。
すると問題は、“ショッピング行き先”として使ってもらえる条件を整えているお店がどれだけあるか、また、その条件が整っていることをどうお客にアピールするか、ということです。
既に街にイベントを楽しむために来ているお客にどうアピールすればイベント客がショッピング客に変わってくれるのか?

 チラシや看板などは役に立ちません。
だってお客は既に店の前まで来ているのですから。
取り組むべきことは、店頭に立ったお客が店の内容を理解し、評価し、入店してくれる、そのための仕組みをどう作るか。
言い換えれば、“店頭をちょっと見ただけで入って見たくなる店”を演出しなければならない。
そうしないといくらイベントでお客を集めても、ショッピング客=入店―回遊―購買は実現出来ません。これが出来なければ個店―街の得意客は増えず、いつまでイベントを繰り返してもお客の増加=賑わい実現にはつながりません。これまでのイベントはほとんどがそういう結果に終わっています。

 イベントでに恒常的な賑わいを創出するには、まず、個店群が“キラリ”と輝いていなければならない。その輝きが店外から見えていなければならない。個店の取組が出来ていてはじめてイベント来訪者がショッピング客に転換します。

 当社が推進する「キラリ輝く繁盛店づくり」こそまさにこの「恒常的な賑わい創出」のための取組であり、これをパスして取り組まれるイベント事業は(イベント自体としてはどんなに優れていても)、恒常的な賑わい創出という成果を挙げることは出来ません。

 現在全国に先駆けて取り組まれている「イベントによる賑わい創出」事業は、
1.商店街の2割の店がキラリ(見える・化三段活用)に取り組み
2.一段落した時点で成果をお披露目するイベントを開催する
という二段構えの取組です。プロセスでは他にも画期的な活動を組み込んでいます。

 今月は、その一環として「ミステリーショッパーズ」に取り組みます。これは、市内の有志にキラリ参加店をウオッチングしてもらい、その結果を店づくりに活用しようというもの。
期間中に2回テックしてもらい、取組によるお店の変化を確認してもらいます。ご明察の通り、チェックの結果を店づくりの転換に活用すると共に、参加していただいた有志に商店街のコアなお客(得意客)になっていただき、今後商店街の力強い味方になっていただこうという欲張った企画です。成功するには二度の来店チェックの結果、「私のアドバイスで本当にお店が変わった」「この調子で他の店も変わって欲しい!」と思ってもらえるかどうか。
「キラリ」に参加する各個店の頑張りに掛かっています。

 これが成功すると来年はいよいよ商店街の半数以上の店舗がキラリに取り組む、商店街活性化の行動計画を作成する、という第3段階に挙がっていくことになります。
今から活用出来る支援施策の探索を始めておかなければ。

 この取組が出来たのは、趣旨にご理解いただいた中小企業庁商業課をはじめ、関係各方面のご理解ご支援の賜ですが、一方、商店街がキラリ5段階の第一段階をクリアし,その成果を商店街で確認していた、と言うこともあります。そもそもこれが無いと各方面に相談に行くことさえ出来ません。

 「商店街活性化への5つの階段」、今年度からキラリの取組がスタートした商店街では"「グループ臨店」と共にキラリのメニューとして「当然のこと"として取り組まれています。
これまでの取組では苦労されている"点から線・面への展開"がスタート時点で「5つの階段」を理解していることで、本当に軽々と上っていくことが出来ます。

 「5つの階段」の上がり方、要請があれば個別商店街の実状が踏まえて提案・指導するつもりでしたが、今年度から方針を変えてあらかじめ"5つの階段"を提示しておき、商店街の事情に応じて上がる時期、上がり方を考える、という方法にしました。
キラリ初年度を終了後足踏み状態に陥っているところはご相談ください。支援施策の活用を含めてご相談に応じます。

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