商店街活性化への5つの階段

 商店街活性化とは、商店街現状ありのままからスタートして
「商業集積としての持続可能性」を作り上げるまでの取組全体を
指しています。劣化している持続可能性の再構築に必要な各般の
取組を段階的、漸進的、計画的に一歩一歩積み上げていくのが
活性化を実現していく道ですね。

 この"道"は、商店街を活性化する、といえば当然の道筋ですが、
ご承知のとおり、活性化を定義し、実現の方向と方法を提唱して
いるのは、本邦唯一クオールエイドだけです。
このことは何を意味するのか?
我が国が現在―未来に向けてとんでもない危機的状況にあることを
象徴しており、商店街を活性化する方向と方法が分からないまま、
漫然と活性化に取り組む、というパターンは商店街だけに限られた
特殊な問題ではなく、日本列島全体を覆っている"問題解決"の
一大欠陥であると考えられます。

 問題は根深く大きいのですが、まず隗より始めよ、我々は自身の
仕事を通じて、それを成功させる道筋に於いて全体の改善発達に
寄与していきたいと思います。

 さて、当社が提唱する商店街活性化への道、その第一歩はご承知
のとおり、「キラリ」としておなじみ、「お客に見える店づくり」
です。
既に全国で50以上の都市、商店街で実践されています。

 しかし、もちろん「キラリ」の取組は商店街活性化実現への
第一歩の踏み出し、そこから"活性化の実現"まではまだ相当の
道のりがあります。
この道程については、都市・商店街の問題状況に応じて個別に
構築するという方向で支援指導してきましたが、なかなか次の
段階に円滑に上がっていく取組が実現できません。
なかには"キラリ"が一段落すればそれでお終い、後は希望者が
あればキラリ会に参加させれば良い、という甘い考えの商店街も
ありまして、こういう姿勢でいると間違いなく街は“加上主義”
に逆戻りします。キラリがその批判してやまない“加上”に仲間
入りすることになってしまいます。

 これではならじ、当社はこのたび、“活性化への道”の道筋を
「商店街活性化への5つの階段」
と名づけ、その普及を目指すことになりました。
キラリのスタート時点で明確にその最終目標を共有し、取組を
常に“次の段階のための準備”と位置づけることで、いっそうの
成果を挙げ、かつ、ノウハウの蓄積、意欲の持続を目指すもの
です。

 上述の通り、.これまでは、キラリに取り組み成果を挙げ、
キラリ会を立ち上げて取組が軌道に乗っている商店街に個別に
「次の段階」として提案することを考えていましたが、それよりも
スタート時点で取組の全体像として"5つの階段"を理解していた
方が取組みやすい、成果も上がりやすい、ということで、今年度
からのキラリは5つの階段の第一段目という位置づけで取り組む
ことにしました。
終了したら引き続き2段、3段と上っていくわけです。

 新しい“活性化への道”の具体的な内容を、9月に開催する
商店街活性化セミナーで提案します。

 これまで明文化していなかった、“商店街活性化を軌道に乗せる
5段階、最短5年間で実現する商店街活性化"の段階毎のテーマと
具体的な取組み方を詳しく説明します。
 
 我々が提案する「道」において、活性化計画の作成は、第3段階
の取組のテーマです。
常識では計画作成は初年度の仕事ですが、初年度は知識も技術も
未熟、計画を立てたりそれを推進する能力は備わっていません
から、まずはキラリ=可能性の実証―拡散を推進しながら計画
作成―実践に必要な能力を獲得し、第2段階までに能力を確保して
計画作成に取組む、といわれてみれば当然の作法、コロンブスの
卵、です。

 各段階の事業はもちろん、それをクリアすることが次の段階の
取組を成功させる能力を修得するプロセスでもあります。
第一段階をクリアしないと第2段階の取組は出来ません。
各段階をクリアするたびに、次の課題・テーマに取り組む知識や技術
が修得され、遅疑のチャレンジへの武器となるわけです。

 商店街活性化とはこれまでの商店街のあり方を革新するのです
から、これまでのような一過性の事業の繰り返しではいつまで
かかっても不可能です。
取組を進めるにつれて取り組む課題も未知の領域へ向かうことに
なり、もちろん、技術・知識も格段の向上が必要です。
さらに、この道程は、やがて努力が実るときが来る、それまで
苦しくてもがんばろう、といった貧相な精神主義では無く、キラリ
で既にご承知のとおり、取組に着手するとたちまち売上・客数
増という成果が現れ、知識・技術が進歩していく、という優れ
もの、毎日の仕事を楽しみながら活性化への道を進むことが出来
ます。
活性化の定義からして、これは当然こうでなければならない話。

 商店街活性化は、目標(活性化の定義)を明確にさだめ、その
実現を段階的に推進する、という姿勢が不可欠、このことは中活法
のスキームにも明示されています。

 従来の取組="加上主義"ではこの点に目をつぶっていたわけで、
何年取り組んでも活性化に1ミリも近づけなかったのは、このことが
理解されず、手を打たれていなかったからです。

 当社これまでの指導経験の集大成として、特にキラリを突破口
とする「活性化への5つの階段」を全面展開する9月のセミナー
をお楽しみに。
 

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