武雄市の中心市街地活性化基本計画

 武雄市中心市街地の路線価が下げ止まったと報道されました。

区画整理の効果が出始めたということですが正確に言えば、“区画整理
事業を利用して取り組んだ事業の成果”ですね。

 合併以前、武雄市の大プロジェクトはJR武雄温泉駅の高架事業、
問題は鉄道高架を地域振興にどう活かすか、ということ。国からも企画
を求められていました。ちょうどその時期に作られたのが『武雄市中心
市街地活性化基本計画」です。

 基本計画は、当時JR佐世保線の踏切で南北に分断されていた市街地
の特に「北部」と呼ばれる旧市街地を活性化することを目的に作られ
ました。

 今現在、中心市街地の路線価が好転の兆しがあるのは、『基本計画』
に定めた街づくりの方向と方法が現在も生き続けているからだと思い
ます。
『武雄市中心市街地活性化基本計画』

基本計画に示された市街地が目指すビジュアルイメージ


今現在、特別にタウンマネジメントは取り組まれていませんが、
“ビジュアルイメージ”は着実に姿を整えており、地場商業者に
よる“再投資”が進められています。
目下のところ、外部からの参入はありません。
「路線価の下げ止まり」の要因は基本計画に愚直に取り組んでいる
武雄市関係各方面の努力の成果、ですね。

 ちなみに、「話題沸騰市立図書館」の当該市街地に及ぼす影響は
まだこれからだと思います。
先行事例を見る限り、街なかに図書館(に限らず、非物販集客施設)
を整備して街が賑わうようになった、というのは少ないのでは
ないかと思いますがどうでしょうか。
図書館訪問者は視察を含めて多くなっても、街への回遊は期待
出来ない、というのが先行事例の教訓です。

図書館などおいでの節は中心市街地にもどうぞ。
このことについては、あらためて詳しく書きたいと思いますが、
1999年、計画作成をになった人たちの多くは現役を退かれており、
取組の子細は記録に寄らざるを得ませんが、「記録」はどこかに
残っているのでしょうか。(当社にはありますが)

 『武雄市中心市街地活性化基本計画』は、作成当時、評価が高く
あっという間に在庫がなくなったと聞きます。
大学図書館などにはあるかも知れません。閲覧可能なら他都市の
計画と比較して見られると参考になると思います。

ちなみに、基本計画作成の基本方針:
『中心市街地活性化、こうすれば必ず成功する』
今読んでも有効です。
関係の方は是非熟読をお奨めします。

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