商店街の問題情況

 昨日の高松市の記事、如何でしたか。
巨額の投資をしたがその結果、各種の目標数値が達成されるどころか、
基準年の水準にも届いていません。
これは大変なことです。

数少ない“成功事例”と言われる高松市でも期待通りの成果は
上がっていないのです。
(このことはもと広く知られるべきですね。)

一般に取り組まれている商店街活性化の問題点のひとつは、〇〇
事業に取り組んだ、という話はよく聞かれますが、その“結果”
についてはほとんど聞こえてこない、ということ。せっかくの取組
なのにその成果が共有されない。残念なことです。

 視察に行っても“事業で苦労したこと”は聞いても“事業が終了
した後、何が成果として残ったか、特に究極の関心事である売上げ
はどうなっているか”はけして質問しませんね。
不思議な話です。街ぐるみの活性化=持続可能なレベルの売上げ
アップを目指して事業に取組み、事例視察を行うわけですから
その結果はちゃんと聞いてこないと。

 それはともかく。
高松市の中心市街地活性化の目標達成が厳しいということは、
他の都市はもっと厳しいということです。
大規模ハード事業に取り組んだところで高松市―丸亀商店街以上に
成功している街は無いはず、それなのに目標が達成されていない、
そうすると、他の都市ではそれ以上に目標達成が厳しい、結局、
「高松方式」は商店街―中心市街地活性化の戦略として採用する
には要注意、少なくとも予想される課題への対応には十二分に
対策を講じておかなければならない、ということになります。
高松以上に条件が恵まれている都市は無いでしょうから。
従来の路線で取り組まれて来た中心市街地活性化、明らかに路線を
変更しなければならない時に直面していますが、さて、対応策は
講じられているかといいますと、なかなか状況は厳しい。
特に大きな都市ほど従来どおり、先行事例どおりの取組に固執する
傾向があり、転換が難しい様です。
アベノミクスの成長戦略、商店街―中心市街地が名実ともに活性化
する以外に成功することは不可能だと思いますが、どうも商店街
活性化の施策は講じてもその位置づけがあいまい、日本経済の成長
戦略に適切に位置づけられていません。
こんなことでは商店街―中心市街地と日本経済、共倒れする可能性
が高くなりかねません。

 ということで、しかしながら、われわれとしてはこれまでどおり
「キラリ」に粛々と取組、成果を挙げながら次の段階に移行して
いく、という方針で活性化実現を目指していかなければならない。
この機会にあらためてこの路線の優位性を確認し、なおいっそうの
取組の拡大・発展を目指しましょう。

 おっと、このことは単にこれまでの取組をこれからも続けて
いきましょう、ということでは無いですからね。
各個店、街どもにこれまでの取組以上に“拡大・発展”して
行かなければならない。
そのためには何をなすべきか、
これを明らかにしてあらためて取組を構築することがキラリ今年度
の課題です。

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