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中活法の改正(政府案)

 2月12日 発表されました
前回の改正から6年、見直しの時期が言われていました。

 改正の目玉は、高松市丸亀商店街の事例をモデルに再開発が奨励されていること。
当社の見るところ、丸亀方式(まちづくり会社がデベロッパーとなって再開発方式で街区をショッピングモールに再編する)には問題がありまして。
①個別商店街の活性化ならOKかも知れないが中心市街地活性化の場合、隣接商店街等への影響はどう見積もられるか?
②そもそも中心市街地・商業街区全体の活性化を推進するにあたってこの商店街の再開発事業(テナントミックス計画を含む)はどう位置づけられているのか
という問題があります。
 アーケード街の一方の端には百貨店天満屋が立地していますが、これと三越で二極ワンモールとはいきません。
万一天満屋が撤退することにでもなれば中心市街地活性化は派単組いうことになるのでは無いか。

 丸亀については他にもいろいろと特記すべき条件があり、ここを中心市街地商業街区活性化の成功事例としてあつかうのは要注意、気になる人は当サイトの記事をどうぞ。

 さて本論。
今度の改正案のなかで我々が提唱する「活性化への道」に大きく関係するのは次のところ。
******************************
2.中心市街地活性化を図る措置の拡充 のうち、
(1)小売業の顧客の増加や小売事業者の経営の効率化を支援するソフト事業(民間中心市街地商業活性化事業)を、経済産業大臣が認定する制度を創設します。認定を受けた事業に対し、中小企業基盤整備機構が、中小企業支援策に係る知見を活用して、ソフト事業に係る情報提供等の協力を実施します。
*****************************
 “中心市街地の活性化を進めるため、小売業の顧客の増加や小売事業者の経営の効率化を支援するソフト事業を認定する制度”の創設ですが、中身はどう制定されるのか?

 前回の改正では「数値目標」の設定について例示をしたため、“通行量”が一人歩きした感がありましたが、今度はどうなりますか。端的にいって“キラリ輝く繁盛店づくり”的な、有志個店の先行繁盛を実現し、それを線~面へ拡大して行く、という取組が制度に入れられるかどうか。
あなたはどう思いますか? (ひとつ予想してみて下さい。)

 本来なら具体・細部については踏み込まず、都市の自主企画に任せる、というあり方が望ましいことは言うまでも無いところですが、自主性と言っても“自主的に先行事例を模倣追随する”という従来的手法では話になりません。
だからといってまたしても微に入り細にわたって規定するとこれまた同じ隘路に突っ込んでいきそうです。

 「ソフト事業」=「顧客の増加や経営の効率化」を支援する事業とのことですから、大いに期待したいところですが、これまでも同じ目的のもちお目標として“通行量の増加”が奨励?されたことを考えると一抹の懸念がありますね。

 いずれにしろ、支援施策の変化に合わせて中心市街地・商店街活性化実現の方法と方向が変わることはありません。
法は改正されても街区を取り巻く環境趨勢は変わらないのですから。
既に「活性化への道」を軌道に乗せつつある皆さんは粛々整斉と既定の方法と方向を前進するのみですね。

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