商店街活性化 コペルニクス的転回への覚悟と機会

※コペルニクス的転回:コペルニクスは16世紀ポーランドの天文学者。当時主流であったパラダイム:天動説に代わる地動説を再発見し、唱えた。「―の転回」とは、従来のパラダイムとはまったく異なる新しいパラダイムを創造し、実践すること。

 商店街活性化実現の論理。
これまでの主流派の考えは、藻谷浩介“商店街はまちの花”論に見られるように、街に住む人・来る人を増やせばとおりの通行量が増える・その人たちが街で買い物をしてくれるので商店街は活性化する、というものです。いま現在も多くの商店街の活性化の取組はこの考え方の影響のもとに取り組まれていますが、この考え方には大きな欠陥があります。
それは、来街・歩行を呼びかける相手は、常日頃、商店街以外に買い物行き先を持っている人たちである。”ということです。
皆さんも自分の行動を振り返って見ればすぐ分かること、どこかを歩いていてふと通りすがりのお店に入ってあれこれ商品を買う、という行動パターンは物見遊山の時くらい、通常は行きつけの街・集積・個店に出かけて必要なものを吟味して買う、いう消費購買行動が中心になっていますから、提供されている「来街目的」に共鳴して商店街に出かけてきたからといって、お店に入ってショッピングをする、ということにはなかなかつながりません。
 中にはそういうお客で賑わうお店もありますがそれ日頃からショッピング行き先としての充実を心がけて店づくりに取り組んでいるところだけ。

 このところ、主流派(通行量増大路線)の人たちにも、自分達の取組がいっこうに結果を出せないところから “これからは「個店の魅力づくり」だ”として、一店逸品、百縁商店街、まちなかゼミナールといった個店の店頭を使った販促活動に取り組む人たちも多くなっています。
 しかし、その目的はやはり、商店街・個店に人を集める、ということであり、これらの取組は人を集めるための手段です。“人を集めれば集まった人たちがあれこれ買い物をしてくれる”という考え方はまったく変わっておりません。
“これからは個店の魅力が大事”というのは本当ですが、その魅力はこういう“集客のための”事業では作ることが出来ません。

 商店街活性化は通行量の増大から、という主流派の考えとはまったく逆に、商店街を活性化するには、“わざわざショッピングに出かけるに値する商業集積として再構築しなければならない”という主張があります。当サイトはその最右翼に位置しています。
こちらは、商店街を活性化するためには、商業集積=ショッピングの場としての魅力を充実させて、ショッピングを目的にわざわざ来街してもらう条件を作り上げる、ショッピングの場として・ショッピング目的のお客を集める・吸引する力を充実させなければならない、と考える立場です。もちろん、ショッピングの場としての魅力が十分つけばその街のとおりにはショッピングを中心に回遊を楽しむ“遊歩者”があふれることでしょう。
しかし、この通行量の増加は、街が魅力を取り戻した結果として増えるもの、けして来街者を増やせば街の魅力が高まるというものではありません。

 ご覧のとおり、これまで“通行量”を増やすことを目指して活性化に取り組んできた人たちにとって、“集客力”を充実させるという新しい方向は、ものの見方・考え方を180度転換させることになります。と、キーボードから打ち込めば簡単なことですが、“ものの見方・考え方を180度代える”というのは、いわば“人は右・車は左”という世界が、ある日突然、“今日から人は左、車は右”となるのと同じですから、とてもあたまも体も簡単ついて行くことは出来ません。

 通行量から集客力へ、量から力への転換は、まさに“コペルニクス的転換”です。
いままで慣れ親しんできた商店街活性化の法方とはまったく異なる新しい“商店街活性化への道”を歩まなければならない。
それにしても何故こういうことになってしまったのか?
“通行量を増やしても商売繁盛にはつながらない”という、誰もがうすうす感じていながら、なかなか正面切っては言えなかった商店街「空気」が徐々に変わっています。
 これまで多くの商店街が追求してきた「通行量増加路線」は、結構な時間とお金を費やしたにも関わらず、ほとんど成果を挙げることが出来ませんでした。
そうしている間に“ショッピングの場としての再構築”を掲げ、通行量ではなく個店の魅力を、という方向で繁盛店づくりに取り組むところから成功する事例が次々に現れるようになりました。
 それらの事例で基本的に分かったことは、商店街はショッピング目的のお客にアピールしなければ活性化は出来ない、ということでした。

 さらに、今年度から国の支援スキームでは、活性化事業の目標として“集客力向上と売上増大”が求められています。昨年までは通行量の増大などが例示されるだけでしたことを考えると様変わりです。
国の支援を受けたい商店街は何が何でもコペルニクス的転換にチャレンジすることが求められることになります。

 問題は、これまで何の疑問も感じずに(?)通行量を追求してきた、頭の中は“通行量増大”を中心に組み立てられ、情報やノウハウもそちらに集中していた人たちが、“今日からは“集客力”といわれてすぐに頭が切り換えられるか、切り替えたとして集客力向上に取り組むために必要な基礎体力をはじめ必要な条件はどう整備して行くのか?
ということです。

 なかなか難しい問題ですが、これを解決しない限り、商店街の明るい明日はぜったいに期待できません。覚悟を決めて取り組むか、昨日と同じ明日を迎えるか。
今日のあなたの行動がそれを決定します。

そういうあなたのための「集客力向上及び売上増加」への取り組み方を提案する講習会をお届けします。新しい取り組み方をはじめて聞いた方でも“なるほど、そうか、その通りだな”と納得していただき、明日からさっそく取り組んで見よう”と決意できるこれまでに無い画期的なものの見方・考え方に基づくキラリ輝く繁盛店づくりのご提案です。

 折しも商店街は、年次総会の季節、今年の総会の雰囲気は例年にまして暗く沈鬱な空気になるかも知れません。
その空気を一掃し、明るい新年度、商店街活性化元年とするため、ぴったりの内容をお届けします。ご検討の上活用されることをお勧めいたします。


■■ 商店街活性化 出前講習会 ■■
『キラリ輝く繁盛店が牽引する商店街活性化への道』

コメントの投稿

非公開コメント

有限会社クオールエイド
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ