地産・国産消費財・「最終POP」を死守しよう!

 POP(point of purchase)は、通常、「購買時点」と訳されていますが、当社では「売買接点」の意味で使用しています。
ご承知のとおり。

 すべての商品は、流通段階を問わず、すべてPOPにおいて売買・所有権の移動が確定します。いかなる商品もPOPを経由せずに販売されるものはありません。
POPのあり方は、売買成約に、したがって経済の業績に大きな影響を及ぼします。POPの機能について、経済学方面ではこれまでほとんど研究の対象にされていませんが、面妖なことです。

 震災以降、消費財の需要の低迷が報じられています。特に長年にわたって業績の長期低落傾向が続いている商店街立地の小売店の業績の低下はすさまじく、一挙に昨対比2割、3割減少というところも少なくありません。
これは同時にこれらの店舗を主要な最終POP(消費財が「商品」から「消費財」へ転換するPOP)とする地産・国産消費財の売り上げ減に直結を意味しており、その影響はこれから川上プロセスに波及していくことは間違いありません。
すでにその影響で破綻が報じられているメーカーなども出始めています。

 どう手を打つべきか?
“@商店街の味方”を標榜する当社にとってやるべきことは決まり切っておりまして、最終POPつまり、各個店の売り場つまり、シャッターの内側を“ショッピングの場”としていっそう充実させること。他に即効=永続的な手立てはありません。

 キラリ輝く繁盛店づくり、着実に取り組んでいるお店では現在も順調に業績が伸びています。
こういう時期になぜ“不要不急”的な商品を扱っている商店街立地のお店で好調が続くのか?

 答えは簡単、お客が“ショッピングに行くならあそこの店”と評価してくれるPOPを作り上げ、一日もたゆまずその改善・改革に励んでいるからです。
商人塾では“究極、POPで交わされるのは元気のやりとり”としています。お店にショッピングに来ることがお客の生活の中でどう位置づけられているか、お店に来ることが“元気の素”になるのか否か、ということがお店の業績=存在価値に直結します。

 この時期、極端な売り上げ減に陥っているお店は、まず、“自店の存在価値」について自問自答しなければならない。
自分に取り組める範囲で考えれば答えはすぐに出てくるはずです。
お客に“元気を出すためにあの店に行こう”というAIDMAの対象となる店への生まれ変わりを決意し、実践に取り組むこと。
このとき問題になるのが“実践に必要な知識・技術を持っているか?”と言うことですが、心配無用、すぐに修得・活用して成果を挙げることが可能な方法と方向があります。
今日は午後7時から福岡市みゆき通り商店街でこのセミナーが開催されます。即効性を求めるなら原理原則を学び実践することが不可欠です。みゆき通り商店街、受講した皆さんさえその気になれば明日から業績が好転します。
セミナーには市の商業活性化担当者さんたちも参観されるそうです。

 本論に戻りまして。
地産・国産消費財の最終POPとしての商店街の活性化すなわちそこに立地する各個店のPOPとしての機能の再構築はこの時期の各地域~我が国経済にとって、まさに“起死回生(=滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること)の一策、戦略的課題です。

 この時期、.巡り合わせにより「商店街活性化」を担当している皆さんは、どうか、この状況における商店街活性化の成否が持つ意義について考えを突き詰め、“何が何でも最終POPとしての商店街を死守しなければならない”という確信を作り上げ、これを基礎に実効ある取り組みに邁進していただきたい。

 方法と方向の選択肢の一つは、皆さんすでにご承知のとおり、当サイトが提唱しています。
着手するか否か、あなた方の決断に最終POPの、ひいては日本経済・国運がかかっていると考えてけして誇張ではありません。商店街立地のPOP、従来的な取り組みだけでは悪くするとあっという間に消滅することになりかねません。

選択肢はあります。
後は関係するあなた方一人一人の行動次第。

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