商店街は自発・自力主体で活性化出来るか?

 世間では、一応出来る、ということを前提にあれこれの応援策が提供されていますが、さて、ぶっちゃけたところ、標題のような疑問があるわけでありまして、これはもう、ことここに至れば、どなたも一度はまじめに考えてみるべき問題では無いか。
如何でしょうか。

 活性化出来るだろうか? と問うにあたってはその前にまず、“そもそも「商店街が活性化する」とは商店街がどうなることを意味するのか”ということを定義しておかなければならない。
“商店街活性化とは何か?”このことを定義せずに出来るとか出来ないとか論じることは出来ません。
商店街活性化とは何を意味するのか? 
商店街にどんな情景が生まれたら活性化されたといえるのか?

 この問題には、集積間競争が厳しい中で商店街が商業集積としての存続を目指すなら何を実現しなければならないか?という視点から考えることが一般的だと思いますが、そのためには実践的な商業理論を装備していることが前提になります。
装備していない皆さんを相手に商業理論を講釈するというのはさしあたり、当欄の役目ではありませんから、ここでは別のアプローチを取ってみましょう。

 ご承知のとおり、現在、商店街活性化のもっとも上位のスキームは『中心市街地活性化法(以下単に『法』という)です。
法では中心市街地活性化を“中心市街地における都市機能の増進と経済活力の向上”と定義しています(『法』第一条)。
この定義を「商店街活性化」に応用してみましょう。

そうすると商店街活性化とは:
“商店街における都市機能の増進と経済活力の向上”ということになります。
この定義を標題に代入すると:
商店街組織は、“自発・自力主体で商店街における都市機能の増進と経済活力の向上”を実現出来るか?
という問いになります。
果たして商店街組織にその能力があるでしょうか。

 シビアに検討するにはさらに定義しなければならない用語があります。
その一 商店街における“都市機能の増進”とは何か?
その二 商店街における“経済活力の向上”とは何か?
 いかがですか。これまで何気なく読み飛ばしてきた二つの言葉、質問の解をえるためにはあらかじめきちんと定義しておかなければならない。

 以下、当社これまでの研究の到達点は次のとおり。
1.商店街における“都市機能の増進”とは、中心機能である“小売商業集積としての機能 を①地域住民の生活及び消費購買行動の変化、②競争環境の変化 ③商店街内部の変化
 を分析評価し、将来にわたって広域商圏で生き残ることが出来るポジションを発見し、
 現状からそのポジションへ移行することである。

2.商店街における経済活力の向上とは、“都市機能の増進”を実現する取り組みのプロセ スで各個店の繁盛を実現し、新しい事業機会を確保するための投資を可能にする事業意慾 と投資能力(信用)を拡大することである。(新規及び設備更新投資)

 商店街活性化とは、現在~将来にわたって商業集積として存続可能なポジションを発見し、 商店街の現状からあるべきポジションに向かって移行すること、.業種揃え・店揃え、サービスミックス、ショッピングゾーンとしての街区の整備に計画的に取り組むこと、さらにそのプロセスで新規投資の可能性を持つ繁盛店を輩出させていくこと、です。
これが、中活法のスキームにおける“商店街活性化”の定義だということを、『法』及び『』基本的な方針』を熟読、確認してください。

 その上で本論。
商店街(組織)は、自らの発案と主体的な取り組みで商店街を活性化する能力を持っているだろうか?
という問いを考えてみてください。
持っているだろう、持っているはずだ、と思った人に質問。
商店街は、いつ、どのようにしてその能力を入手したとお考えですか?
もし、能力を持っているとしたら、現在、その能力はなぜ使われていないのでしょうか?

 ということで、中活法のスキームで考えられる商店街活性化は、既存商店街(組織と個店)のこれまでの経験とは全く関係の無い目標であり、これを実現したかったら、関係各方面は主体=商店街(組織),周辺事業=関係団体というこれまでの常識に基づく役割分担から決別、これまでにない推進体制を構築することが必要です。
もちろん、新しい推進体制が実践する活性化への道、その方法と方向については、新しい推進体制によって構築しなければならない。
もちろん、新しい活性化への道を切り開いて商業集積としての再構築に取り組んで行くのは“儲かってナンボ”の商業者各位。この人達をその気にさせ、スキルアップを実現し・・・、というのがご存じ“キラリ輝く繁盛店づくり”新しい実践は既に始まっています。

 以上について、“なるほどそのとおりだ”、とか“うーむ、そうかも知れない”と思った人のための新規まき直しのための第一歩:
クオールエイド提供“そうかそうだったのか、商店街活性化”『再チャレンジ・中活法のスキームによる商店街活性化への道』に是非ご参加あれ。


 当社は、認定基本計画の有無を問わず、商店街活性化にはこの道しか無いと確信しています。
他に類似趣旨・内容のセミナーはありません。次の機会は不明です。
迷わず,何でしたら有給を取ってでも参加すべき、と当社はおすすめします。

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