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“業種揃え・店揃えの最適化”の意味するもの

 おなじみ、『中心市街地の活性化に関する基本的な方針』(平成18年9月8日付・閣議決定)に述べられている“中小小売り商業音競争力の根幹”ですね。“業種揃え・店揃えの最適化”とは何を意味するのか?
最適化をどう実現するか、ということについてはこれまで幾度も述べてきましたが、そもそも「最適化」とは何のことかということについては、「売場揃え・品揃えの最適化」だというレベルまでしか届いていませんでした。
今日はさらに掘り下げておきたいと思います。

 その前に、「業種揃え・店揃えの最適化」という以上、中小小売商業のりっちとして想定されているのは「商業集積」、特に『基本的な方針』の文脈でいえば、「商店街」だと言うことは確認しておきましょう。

 さて、端的に言いますと、業種揃え・店揃えの最適化とは、“「業容三点セット」の拡充”のことです。

 「業種揃え・店揃え」の目的は、商店街にとって、全体としての売り上げの維持・拡大、つまりは来街~買上客を維持増大することです。そのためには何が必要か?
商店街全体としてお客の来街~買い物目的を達成できる条件を整備し、維持し、これを不断に改善すること、ですね。

 来街~買い物目的を達成できる条件とはなにか?
商業集積としての業容(品揃え・サービスミックス・ショッピング環境の三点セット)が、お客から見てショッピング行き先として「最適だ」と評価されること。
業種揃え・店揃えの最適化とは、お客から見てショッピング行き先として“あそこが一番、あそこへ行こう”(つまり最適)と評価され、実際にそのとおりに行動してもらうことを意味します。

 お客から見た「ショッピング機能」はお店にとっての「物販機能」です。
 物販機能をショッピング客から見れば、ショッピング機能です。業種揃え・店揃えの最適化とは物販機能=ショッピング機能の最適化である、ということですね。

 基本的な方針に言われている“中小小売商業の競争力の根幹”とは、商店街という商業集積における「来街目的の整備=ショッピング条件の最適化=物販機能の充実」のことなのです。

“専ら周辺事業に専念し、「来街目的の整備=ショッピング条件の最適化=物販機能の充実」という仕事を怠っているために、「賽の河原」的情景が繰り広げられているわけです。

 つぎに、「業種揃え・店揃えの最適化」と言うとき、“最適化”とは何を意味するのか、ということを考えて見ましょう。
(続きは【商店街起死回生】へ) 

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