コミュニティとは何か
Date: 2010-12-04 (Sat)

 商店街活性化を巡る論議の中で、商店街はコミュニティ機能であるとか、コミュニティ型商業といったことが語られることがあります。
そもそもコミュニティとは何か?
「地域共同体」などと訳されることもあるようですが、どうもはっきりしません。

 コミュティとは何か、何を指すのかがはっきりしないと、小売業や商店街との関係もはっきりつかめません。果たして商店街活性化にとってどんな位置づけができるのか、ということも、分かりません。分からないまま、適当におもちゃにすると「虻蜂取らず」に終わります。これまでも高齢化対策=配達システムを作る、などと大風呂敷を広げてこけた例がありました。

 商店街とコミュニティとの関係はどうなっているか?
おっとその前に、商店街とは何か? 商店街活性化とは商店街がどうなることを言うのか? といった基本中の基本さえ定義が共有ASれていませんからね。専門家の間でも定説はありません。恐るべし、です。

 自然科学の方では、重力、DNA、結核といった言葉がそれぞれ何を指しているのか、きちんと定義されており学者によって共有されています。商業に限らず、人文系の学問ではどうでしょうか。

 科学を自称する経済学をはじめ、それぞれ専門用語の定義は、学界でもほとんど一定していません。中には専門用語と言いながら自分が使っている用語を定義しない学者も少なく名著と称される「資本主義の精神」を書いたマックス・ウエバーさんも資本主義を定義していません。そのことを指摘する人もあまりいないようです。

 もちろん、商業界(実務・学問)もこの人文分野の学問の例外では無いことは、当サイト常連の皆さんにはとっくに共通の認識となっているはずです。

 “人文系の「学問」における専門用語”については、これまでもいろいろと苦言を書いてきましたが、あらためていずれきちんと考えてみることにしますが、今日は標題のコミュニティという言葉について。
まずはこちらを一読あれ。
【コミュニティ】
 ごらんの通りの状況でありまして、事前準備(コミュニティを取り上げる問題情況の共有など)を抜きにして“商店街活性化を目指してコミュニティを何とかしましょう”というのは、商店街の問題情況を理解しないまま、“商店街を活性化しましょう”というこれまでのノリと全く同じです。
その善意を疑うものではありませんが、“地獄への道には善意が敷き詰められている”という言葉もあります。

 さて、商店街活性化の文脈で語られる「コミニュティ」とは何か?
まずは、やっかいなことですが、いろいろな人が使っている「コミュニティ」とはそもそも何を指しているのか?を究明しなければならない。本当は使っている人たちが「定義」として示すべきところですが、使っている人たちは、いかにも関係者すべてが「コミュニティ」という言葉の定義を理解し、さらにコミュニティという言葉が示す対象(実在するとして)を尊重し、活用することが正しい、適切、重要である、という共通の認識を持っているかのように「コミュニティ」を振り回しているわけで、この人達と場合によっては協働しなければならない立場にある皆さんは、そもそも発言者はこの言葉によって何を指しているのか、ということを推測・判断したうえで、協議に加わらなければならない。

 まあ、なんですね。人文系の領域において定義抜きで「専門用語」を使う人は、相手に自分の提案を理解してもらうことよりも、自分の言うとおりに動いてもらうことを求めていると考えて間違いありません。

 ところが。
そういう期待をかけられている・提案される側としてはそうはいきません。提案されていることについて、
“それに取り組めば自分が直面している問題が本当に解決するのか?” 
しっかり吟味してみなければならない。
 出されて提案が根拠の説明を欠いているとすれば、自分でその「妥当性」をさかのぼって吟味してみなければならない。

 考えて見れば、これまで一所懸命取り組んで来た商店街活性化がうまくいかなかった理由の一つは、かけ声としての「商店街活性化」の中身が定義されていなかった、ということにあるのですから、もはや同じ鉄を踏むことは許されません。

と言うことで、ここからいよいよ本論ですが、長くなりますので続きはこちらで
コミュニティとは何か
Date: 2010-12-04 (Sat)

 商店街活性化を巡る論議の中で、商店街はコミュニティ機能であるとか、コミュニティ型商業といったことが語られることがあります。
そもそもコミュニティとは何か?
「地域共同体」などと訳されることもあるようですが、どうもはっきりしません。

 コミュティとは何か、何を指すのかがはっきりしないと、小売業や商店街との関係もはっきりつかめません。果たして商店街活性化にとってどんな位置づけができるのか、ということも、分かりません。分からないまま、適当におもちゃにすると「虻蜂取らず」に終わります。これまでも高齢化対策=配達システムを作る、などと大風呂敷を広げてこけた例がありました。

 商店街とコミュニティとの関係はどうなっているか?
おっとその前に、商店街とは何か? 商店街活性化とは商店街がどうなることを言うのか? といった基本中の基本さえ定義が共有ASれていませんからね。専門家の間でも定説はありません。恐るべし、です。

 自然科学の方では、重力、DNA、結核といった言葉がそれぞれ何を指しているのか、きちんと定義されており学者によって共有されています。商業に限らず、人文系の学問ではどうでしょうか。

 科学を自称する経済学をはじめ、それぞれ専門用語の定義は、学界でもほとんど一定していません。中には専門用語と言いながら自分が使っている用語を定義しない学者も少なく名著と称される「資本主義の精神」を書いたマックス・ウエバーさんも資本主義を定義していません。そのことを指摘する人もあまりいないようです。

 もちろん、商業界(実務・学問)もこの人文分野の学問の例外では無いことは、当サイト常連の皆さんにはとっくに共通の認識となっているはずです。

 “人文系の「学問」における専門用語”については、これまでもいろいろと苦言を書いてきましたが、あらためていずれきちんと考えてみることにしますが、今日は標題のコミュニティという言葉について。
まずはこちらを一読あれ。
【コミュニティ】
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3/

 ごらんの通りの状況でありまして、事前準備(コミュニティを取り上げる問題情況の共有など)を抜きにして“商店街活性化を目指してコミュニティを何とかしましょう”というのは、商店街の問題情況を理解しないまま、“商店街を活性化しましょう”というこれまでのノリと全く同じです。
その善意を疑うものではありませんが、“地獄への道には善意が敷き詰められている”という言葉もあります。

 さて、商店街活性化の文脈で語られる「コミニュティ」とは何か?
まずは、やっかいなことですが、いろいろな人が使っている「コミュニティ」とはそもそも何を指しているのか?を究明しなければならない。本当は使っている人たちが「定義」として示すべきところですが、使っている人たちは、いかにも関係者すべてが「コミュニティ」という言葉の定義を理解し、さらにコミュニティという言葉が示す対象(実在するとして)を尊重し、活用することが正しい、適切、重要である、という共通の認識を持っているかのように「コミュニティ」を振り回しているわけで、この人達と場合によっては協働しなければならない立場にある皆さんは、そもそも発言者はこの言葉によって何を指しているのか、ということを推測・判断したうえで、協議に加わらなければならない。

 まあ、なんですね。人文系の領域において定義抜きで「専門用語」を使う人は、相手に自分の提案を理解してもらうことよりも、自分の言うとおりに動いてもらうことを求めていると考えて間違いありません。

 ところが。
そういう期待をかけられている・提案される側としてはそうはいきません。提案されていることについて、
“それに取り組めば自分が直面している問題が本当に解決するのか?” 
しっかり吟味してみなければならない。
 出されて提案が根拠の説明を欠いているとすれば、自分でその「妥当性」をさかのぼって吟味してみなければならない。

 考えて見れば、これまで一所懸命取り組んで来た商店街活性化がうまくいかなかった理由の一つは、かけ声としての「商店街活性化」の中身が定義されていなかった、ということにあるのですから、もはや同じ鉄を踏むことは許されません。

と言うことで、ここからいよいよ本論ですが、長くなりますので続きはこちらで。
http://www.quolaid.com/cgi/tkf/wforum.cgi?no=2907&reno=no&oya=2907&mode=msgview&page=0

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  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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