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25% 米軍の戦場における発砲率  

アメリカ陸軍の調査によれば、第一次大戦当時、敵と交戦中の米軍兵士が実際に自分の銃を敵に向けて発射した割合は25%、4人に一人だったそうです。調査は、戦地で上司立ち会いのもとに挙手するという形で行われたにも関わらず、この数字で、立ち会った将校たちも仰天したそうです。その後訓練方法が改良された結果、朝鮮戦争当時は55%に達するようになったそうです。
日米対峙当時は、中間の発砲率だったのでしょうか。

河野仁『〈玉砕〉の軍隊、〈生還〉の軍隊』

筆者は防衛大学校教授。「軍事社会学」の専門家です。

激戦地ガダルカナルを経験した日米の兵士を対象に戦場心理を探求しています。
戦闘行動の質を決定するのは思想教育ではなく、戦友や第一次グループ(内務班)の紐帯であったという「合理性の発見」は、戦場における相互殺傷に参加した兵士が何か特別の主義や信条に駆り立てられていたわけでは無かったと論じて説得力があります。
極限状態にある「人間としての兵士」の行動の「内在的論理」にせまる労作は一読の価値があります。

防衛大学校には凄い先生がいるんですね。

自衛隊といえば、最近はストレスがハンパではないということで、その原因の一端は「対テロ戦闘」の訓練ということらしい。
対テロの訓練には、「敵は必ず殺す」という原則があり、そのために超至近距離から「頭部に二発打ち込む」ことが原則。これを訓練するのは相当のストレスでしょう。
正規の戦闘の場合は、戦闘の目的は「抵抗力の奪取」ですから、えらい違いです。

ちなみに標題は、
米軍にとって捕虜になることは戦死に次ぐ名誉であり、
日本軍にとっては「生キテ俘虜ノ辱メヲ受ケズ」であったことによります。


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