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中小小売業の経営革新

 昨日に引き続き。

一店一新。
当該店舗にとって“これまで取り組んだことのない・新しい「なにか」を一つあるいはそれ以上取り入れる”ことだそうで、“何か」の内容は不問です。この定義によれば、一店逸品も朝礼も百円商店街への参加もみんな“革新”と言うことになる。
しかし、これらはもちろん、“革新”が目指す「業績の好転」「持続的最長」を実現することは難しい。

 第一に、これまで既存の業容・業績にとどまっていた経営者がその業容に“何か”を付加することで、所望する“経営の持続的成長”を実現することができるだろうか?
と、考えてみますと、付加する「何か」はとてつもない力を持ったものでなければならないことが推測されます。

 それを現在の業容に付加することで、業績が好転し、持続的な成長が可能になる、―つまり業容が革新されるわけですが― そういう“何か”が右から左に思いつけるとは考えられません。
特に、経営革新とは何か新しいことを付け加えることだ、と考える着想レベルではむり、たとえ画期的な付加を思いついたとしてもそれを“経営革新”に転換していくことは不可能です。
ということ。

 中小小売業が、その経営を革新しようと考えるなら、彼または彼女は、“業容革新”を目指さなければならない。

 昨日も書いたように、小売業の経営革新は多く“新業態の発明”ですね。これまで世界に存在しなかった新しい業容を誰かが発明、抜群の業績を上げることで追随を誘発、やがて“業態”として企業を超えて普及していきます。百貨店から百円ショップまで。共通しているのは、従来既存の業種・業態とは無縁に、いわば“更地”に構想構築されたのがこれまでの革新です。

 それに対して我々が目指す中小小売業の革新は、
1.既存の業容の骨幹をを維持したまま、
2.格別の投資を必要とせず
3.短期間に成果を挙げる
成果とは“経営の持続的安定的成長の道”を切り開くことです。
このとき、もちろん、取り組みの主体である中小小売商業は、“劣化スパイラル”に陥っている可能性が高い。
この状況から、骨格をいじしつつ、短期的な間に“革新”を実現する。これまで小売り商業が実現してきた革新とは大違いです。

 「中小小売商業の経営革新」とテーマを掲げたとたん、上記の1~3は必然的なクリアすべき条件として現れます。
これはもちろん“一店一新”などが果たせる条件でありません。

 当社が提唱する“キラリ繁盛店づくり”は、3条件においてこの経営革新を実現するこれまでのところ、唯一の方法です。

これまで、小売業の革新は、“カテゴリキラー”という形で従来の業種・業態の外部から登場することが多かったのに対して、現在取り組まれているのは、既存中小小売業の生き残り策として取り組まれている、という大きな違いがあります。
(続く)

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