「根拠に基づいた活性化事業」のすすめ

  5年前の当ブログの記事ですが、今日書いたといってもたぶん
違和感が無いと思います。困ったことです。

EBM:evidence-based medicine=「根拠に基づいた医療」
「良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いる」
("conscientious, explicit, and judicious use of current best evidence")
医療のあり方をさす。エビデンス(臨床結果)に基づく医療とも呼ぶ。
(以上、ウイキより)
「エビデンス=臨床結果」に注目。

 さて、わが「商店街・中心市街地活性化」の取り組み、多様な施策が
講じられていますが、それらは「エビデンス」に基づいているでしょうか?
もちろん「商業はまちの花」などというワンフレーズにはなんのエビデンス
もありません。
“日本中の都市を全部廻った”という言説にエビデンス能力はありません。

 この時期大事なことは、中活法のスキームのもと、多様に展開されてきた
取り組みを「エビデンス」として集約すること、その結果をきちんとまとめて
「やっていいこと・悪いこと」を仕分けすることではないでしょうか。
作業に当たっては、これも医学方面でよく使われている「メタ・アナリシス」
という手法があります。
複数のエビデンスを同時にレビューすることで新しいエビデンスを獲得する、
という手法。

①エビデンス1:繁昌している商店街は人通りが多い
②エビデンス2:繁盛していないのに人通りが多い商店街がある
①及び②を同時に検討することで、「繁盛と人通り」の関係について新しい
エビデンスが発見される・・。
とりわけ「通行量依存派」の人たちにはさっそくにも駆使して欲しい「アタマ」
の使い方です。

 ところで。
“良心的に、明確に、分別を持って、最新最良のエビデンスを用いる”という
のは医療関係に限らず、プロであるからには当然・何が何でも貫徹しなけれ
ばならない原則・職業倫理のように思われますが、皆さんの活性化の取組は 
EBT=evidence-based townmanegement
=“エビデンスに基づいたタウンマネジメント”
になっているでしょか?

 折しも新年度の事業スタートの時期、今年はEBTという言葉を頭の片隅に
置いての取り組みをお奨めします。
総括・フォローアップも出来ない取組は、もうたくさん、でしょうし。

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