組織の合意形成  ―転換期の戦略課題―

 商店街・中心市街地活性化のあるべき取り組みは、もんだい情況の把握~活性化の方法と方向の決定~シナリオの作成~事業計画の作成~推進体制の構築と進んで行くわけですが、関係者(各方面)の「合意形成」はどの段階の仕事でしょうか?

 難しい問題でありまして、住む人・来る人を増やせばそれでOKという立場ならいざ知らず、そういうお手軽路線の全面的な失敗を確認しつつ再スタートしなければならないこれからの取り組みでは、いつ、何について・どのような方法で合意を作るのか、ということは極めて重要な課題です。
理解されているかどうか知りませんけど。

 第一の合意は、“視点の合意”です。
これからスタートする取り組みはどのような視点に立って物事を見ていくのか?
「もんだい情況 (*)」をどう見るか、ということですね。
*もんだい情況=「主体の目的・経営資源(基礎体力)・環境」から成り立つダイナミックな関係。
百年に一度とも言われる転換期には、“情況をどう見るか”ということで“何を為すべきか”が大きく変わります。
いま、もっとも重要なことは「もんだい情況」を的確に把握しうる視点に立っているかどうか、ということであり、組織の場合はその視点について共有することが出来ているかどうかということです。

 抽象的な話ですが、視点・立ち位置についてしっかり合意しないまま、「具体性」優先で個別具体の事業を進めると肝心要の時に大どんでん返しに逢着することになります。
その可能性はどこまでも尾を引きます。
なんのことか、分からない人にはさっぱり要領を得ない書き方ですが、「視座」「立ち位置」の違いは、何時かは抜き差しならない局面を迎えることになる可能性が高い。

 合意形成。
組織の大小を問わず、とても大事なことですね。特にリーダーさんは、組織的な合意の水準・あり方を常に確認し、必要により遡及して確認することが大切です。
この場合、リーダーとは肩書きのことではありません。事実上の、でありまして、早い話、稟議書を起案する人、です。

 そういう立場の人は、常に、組織を形成する各個人の組織に対する「合意」のレベルを考量する、時とところを設定してその改善を図る、という仕事を心掛けることが必要です。
何度も書きますが、この課題、大変重要なのですが、分かる人にだけしか分からない(当たり前ですが)ことですね。

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