商店街活性化の七不思議

 皆さん既に耳にタコ状態かと思いますが。

初出は2001年7月です。
それから9年、現在の状況はどうでしょうか。
七不思議が六つになり五つになり・・、とあってしかるべきところ、なぁ~んにも変わらず、依然として七不思議が幅を利かしています。

 そこで八つめの不思議:
あれから9年も経つのに不思議がまったく減らないのは何故でしょう?

 不思議が減らないということは、当然、当時空洞化が進んでいたところはさらにひどくなり、空洞化なんかよその話、と思っていた商店街もいつの間にか仲間入り。

 商店街活性化といえば未だに「イベントで人を集める」とか「近所に住む人を増やす」といったトンチンカンを本気で信じている人がいます。取り組んでも取り組んでも一向に街に繁盛店が増えるという意味での「賑わい」にはまったく結びつかないにも関わらず、今年もまだ続けるつもりです。
何やかやと新しい・うちでもやれそうな試みが紹介されますし。

 郊外のショッピングセンターは、「輸入品の殿堂」と化して久しいものがあり、国産消費財の流通経路は商店街ーそこに立地する専門店しか無いのですが、肝心の売場を活性化するための商店街活性化が「イベントとマンション分譲」という迷い道から出てこない。
いつまで経っても出てこない。

 あのさ、イベントと分譲マンションで「都市機能の増進&経済活力の向上」(*)が実現できますか?
出来ませんよね。
(*)中活法における「中心市街地活性化」の定義

 ところで。
中活法において、中心市街地とは(要件から)旧市街地の商業街区のこと=中心商店街のことです。
このことをちゃんと理解しておかないと基本計画の中味がトンデモになります。トンデモになると何が起こるか?

 あれこれと大枚をつぎ込んで事業に取り組むものの、成果がまったく挙がらない、という日本全国、全都市・全中新市街地で起きていることが起こる。

 そもそも。
中心市街地とは商店街・それもかって広域商圏を誇っていた中心商店街のことだ、ということを理解しないと打つ手をことごとく間違います。
間違ったことに取り組んで商店街・中心市街地が活性化するなどということはあり得ませんから、すべての事業・すべてのお金がブラックホールに吸い込まれるのです。

 あらためて中心市街地活性化を一から考えてみたい人は、当サイトに設置しているジャンル別掲示板の全てを読破すること。
必要な情報・知識が提供されているのは当サイトだけのはずです。

 今さら勉強かよ、とブルーになるかもしれませんが、勉強無くして活性化無し。そもそも日本全国全都市において成功事例が出ていない取り組み、「勉強無し」でなんとかしようというのがあまりにも虫のいい話。
第九の不思議。

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