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自力思考のパラダイム

 当社は「パラダイム」を“ものの見方、考え方及びその作業に動員される先入主・環境”という意味で使っています。
ちなみに「環境」とは“キャップライトを照射して浮かび上がってきた情景”のこと、これもパラダイムに基づく活動の所産です。

 パラダイムは、自力思考を促進する性格を持っているものと、そうでないものに区分することが出来そうです。

 同じ対象を見る・判断するという作業でも使用するパラダイムが異なれば異なった認識が生まれ、判断も異なり対応も変わります。

 当社は、小売業の収益機会は販売促進ではなく、購買支援だと見ることを奨励しています。
同じ「商品の売買」ですが、これを販売と見るか購買と見るかで売買機会の作り方、運営が大きく変わります。

 陳腐化している既存店を繁盛店へ、陳腐化の張本人である店主の努力で変えていくためには、このあたりを「体得」することが必要だという視点に立ち、その機会を提供するのがわが商人塾の趣旨ですね。“繁盛のノウハウが欲しい”という現有基礎体力+アルファでなんとかしたい、という話ではありません。
“意識変エルナ、店カエヨ”とはそういうことです。

 パラダイムには、たぶん、自力思考を奨励・促進するものと、それを禁圧・阻害しかねないものがありますね。

 「販売革新」黎明期には、米国小売業のノウハウ直輸入業のコンサルタントが“商売の歴史4千年の精髄は米国にある、米国小売業の経験にまなび、追随することが商売繁盛の近道、「乗り物を間違えるな」と叱咤し、実際にそれで成果が挙がったと言います。(この「教え」を拳拳服膺し、実績を挙げた人たちが今日の大手小売業のトップに位置していることは覚えておきましょう。)

 高度成長期この方“考えるな・暗記して真似ろ”というスローガンのもと「社員教育」が行われているわけですね。
この「米国小売業のエッセンス」、もはや陳腐化~劣化著しく使用期限が切れているわけですが、これに換える追随対象が見あたりません。だからといってにわかに「自力思考」へ切り替えるということはできません。
切り替えたいのは山々なのですが・・・。

 問題は、「販売促進のパラダウイム」から「購買支援のパラダイム」への転換、ということです。
同じ対象を見るのでも、パラダイムが違うと見え方が変わり、したがって課題も変わります。

 商人塾の狙い、一番奥底にあるのは“販売から購買へ”と言う「パラダイムの転換」なのですが、これを体得すべき人たちが如何に体得していくか、ということが大問題です。

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