四者体制はどこへ行く

 四者体制?なんのこっちゃ、と思う人もいるかも知れませんが、四者体制とは:
行政、商工会議所(商工会)、まちづくり会社、商店街組織で構成される、実際にまちづくり=商店街活性化を推進していく体制です。ちなみに、活性化協議会は実働部隊では無いので体制には入りません。

 この四者体制が問題でありまして、これはもう旧法時代から一貫して、効果的な体制をつくっている例はきわめて少ないと思います。

 社会学方面には“組織化された無秩序”という有名な言葉がありますが、同じ土俵に上がっているがガチで相撲を取りたい人、おつきあいで仕方なく回しをつけている人、土俵には上がっているもののなるべくなら降りたい人、もともとまったくその気がない人、などなどを十把一からげ、回しをつけさせて土俵に上げている、という状態ですね。

 傍から見るとなるほど、相撲を取りたい人が集まっているように見えますが、実際はグダグダでありまして、こういうグループが“これからの土俵界は如何にあるべきか”などというテーマで話し合ってもみんなが納得して自分のこととして取り組める方針は出せないでしょうね。

 四者体制もまったく同じです。

 “組織化された無秩序”、その典型は開戦前の御前会議などですね。しかるべき役職の人が組織されていますが、目的・目標~政略が共有化されておらず(つまり、組織としての秩序が成立していない)、情報評価もてんでばらばら。
予算処置が出来ていることから整斉と話が進んでいく。

 四者体制もまったく同様でありまして、「四者体制」がなぜ必要か、といえばもちろん、中心市街地活性化の取り組み・実現にその組織利害が大きく掛かっているからですが、では、「中心市街地活性化」推進の「方法と方向」について共有されているかといえば、まったく議論したことすらないというのが実態ですから、体制とは名ばかり、有名無実の存在です。というか、そもそも「四者体制」とか当サイト以外では誰も問題にしていないという大問題があります。

 皆さんは四者体制?もっと関係各方面が集まっている活性化協議会があるではないか?とお考えかも知れませんがこれは協議機関、実働は出来ません。協議会が実施期間として機能しているというのは真っ赤なウソでありまして、実際にはその事務局が動いているに過ぎない。つまり、事務局でやれる事業しかやっていない、ということです。
補助事業やイベントの庶務事項の取り扱い。

 肝心カナメの「中心市街地に立地する小売商業機能の活性化」という課題には手も足も出ません。

 この課題については、もっとも先進的なところでようやくその必要性を発見、構築に着手が始まった、という段階です。
時とところ、登場人物の妙によってはなかなか難しい問題ですが、発見・解決しないと肝心カナメが達成できません。

コメントの投稿

非公開コメント

有限会社クオールエイド
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ