中心市街地活性化、今年度の中間総括は

 個店経営研修事業。
①商店街立地に“キラリ輝く繁盛店”を創出し
②商店街立地における小売業の可能性を実証し
③取り組みを拡充することで
④商店街ぐるみの繁昌を実現
⑤空地・空店舗の活用と相まって
⑤中心市街地商業街区の“都市機能の増進及び経済活力の活性化”を展望する
という「中心市街地・商店街活性化への道」のキモですね。ご承知のとおり。

 目下、予定通り全国二十の商店街が取り組んでいます。
それぞれの商店街において有志個店が業績向上に直結する「目標数値」を掲げてその実現に向けて日々実践を続けているところです。文字通り、“点(店)から線、線から面への展開”を目指して取り組まれているわけですが、折しも「風評デフレ」「ショッピング控え」などの影響もあって、苦戦されているのではないかと思います。

 しかし! 十年以上にわたってシャッターの内側についてなんの見るべき施策も行っていない店・街に比べると、言うまでもなく「取り組むべき課題」がはっきりしており、かつ、日々課題に取り組んでいる、という点では比較を絶するポジションにあると言わなければならない。成果が得られなければ次の一手、また次の一手と終わりのない挑戦が個店経営研修の真髄でしょう。

 ということで。
 当社流商人塾や全国商店街支援センターの個店経営研修事業に取り組んでいる個店・商店街には、「やるべきこと」が分かっており、実践がスタートしています。

 他方、個店・シャッターの内側について旧態依然、陳腐化・劣化した状態についてなんの施策も講じられないまま、また新年を迎えてしまった中心市街地はどこへ行こうとしているのでしょうか?
百縁商店街とかアーケードの改廃とか、個店の経営努力の転換を伴わない、いわば“当たり障りのない”ことばかりやっている間に、「中心市街地活性化の必要性」はどんどん色あせて来ているのではないか?

 取り組んでいる当人さんたち「必要性」を忘れていたりして。
もともと感じていなかったりして。


 さて、二月になるとたぶん今年も基本計画の推進状況について「中間報告」を書くわけですが、
①リーマンショックで目標達成には至らなかった。が、
②計画終了時点では目標を達成する見込み
という内容になることは分かり切っています。
もちろん②についての根拠は一切ありませんから、報告書はたった二行で済みますね。

 ということで。
商店街・中心市街地の数少ない「味方」である当社、現時点での「見方」を書いてみました。
腹が立った関係各方面各位は頑張って「見込み」の根拠となる取り組みを構築、見返してください。

再読あれ
『商店街活性化における「繁盛店づくり」の意義』

 有効な総括は、立場・視点が変わらないと出来ないもの、基本計画を作った当時の立場・視点では、活性化の実現に迫る内容をもった総括は無理だと思います。
といっても、今さら立場を変えるわけにはいかないし、そうこうしているあいだに異動・配転もあるし・・・。
ということで、今年までは従来路線で行こうということになりまして、もちろん、来年も同じことが続きます。
立場・視点が変わらない限り。

 ところで「中間報告」の決裁は誰がするんでしょうか?
行政が作った計画ですから首長さんかしら。
活性化協議会にも合議を回すんでしょうかね。

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