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関係各方面共通の課題

 中心市街地活性化、とりわけ商店街・商業集積の活性化を実現していくためには能力が必要です。言うまでもありません。
取り組みがスタートして10年、未だに成果が挙がらないということは、関係各方面、それぞれが備えておくべき能力を持っていなかった、ということを実証しています。
認めたくない人もいるでしょうけど。

 第一に、商業者は環境が大きく変わる中で必要売り上げを維持・向上させていく能力が不足していた。

 第二に、商工会議所等は、商業者の自助努力を適切に指導する能力が不足していた。

 第三に、行政は商業の活性化という都市経営上の課題に取り組むにあたって、関係者の能力を評価し、能力に適切に対応する事業を計画するという能力が不足していた。
わけですね。
さらに言えば、、

 第四に、都市外部から支援に来た専門家もこのような問題情況への理解を共有して、取り組みの方向と方法を考える、という課題を設定し・解決を支援するという能力が不足していた。
わけで、このことがいっそう問題を深刻にしました。

 関係各方面が当然持っていなければならない、取り組みを分担する上で必要な能力が不足していたこと、さらにその不足を自覚できなかったこと・・・。

 これが中心市街地活性化の現状を説明するために必要、かつ、多くの関係者が気づいていない根本的な問題です。
気づきさえすれば、「如何に取り組むべきか」は比較的簡単に「解」が出せる問題ですが、「気づき」を共有することがなかなか難しい。

 いずれにせよ。
中心市街地活性化への取り組み、最大の問題は関係各方面がそれぞれ必要な「能力」が不足している、ということであり、さらにそのことが当事者にとってなかなか認めにくい、ということです。

 お互いに能力が不足しており、喫緊の課題として能力を向上させないと活性化は達成できないのだ、という認識が共有されているかどうか。
この時期、ほとんどすべての中心市街地活性化の現場に共通する課題です。

 今この時期、タウンマネージャーさんなどは、この課題についての認識の共有を実現することが最優先の課題であり、この共有を進めるプロセスでみずからの主導権を確立していくことが必要ですが、こういう課題があるのだ、ということを理解しているマネージャーその他の関係者がいらっしゃるかどうか・・・。

 というように考えますと、中心市街地活性化の実現、既存の組織&スキームではもはやどうにもならないのだということがイヤでも見えてしまいます。皆さんにも見えているはずです。

 そうした中で、唯一の希望は個店研修で「キラリ輝く繁盛店」の実現に成功する商業者が続出すること。
繁盛店の点から線、線から面への拡大だけが中心市街地・商店街活性化の現実性を実証し、取り組みの方向と方法について疑うことの出来ない方向と方法を示すことが出来ます。
 今年度の取り組みは満杯になったようですが、22年度はあなたの街でもイの一番に挙手されることをお奨めします。

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