製・流・販 三者一体の活性化

 与論島からの帰途、鹿児島空港でトランジットの時間で個店経営研修事業の打ち合わせ。
10月~11月との市が取り組まれた「繁盛店づくりセミナー」を契機に商店街有志による取り組みが企画されています。

 話の中で東京の現金問屋さんの話が出ました。
商人塾で「繁盛への道」を見出した人たちの心配は、商品の確保です。いったいうちの問屋、メーカーは大丈夫だろうか、ということですね。うちだけ繁盛してもメーカー、問屋にとっては「焼け石に水」でしょうから、このまま推移すれば廃業するところが出てきます。実際、これまでに相当の取引先が転・廃業しています。

 商人塾では、これはと評価する取引先を知り合いの同業に紹介する、という動きが珍しくありません。また、自店の仮説-試行の結果についても取引先に情報提供、営業に活用することを進めている人もいます。

 他方、「品揃え」の転換・入れ替えが課題になって来たところでは、新しい取引先を開拓するという難しい問題に直面しています。
なかなかこちらの条件に応えうる川上の企業が見つからないのです。

 当社は、多年、中心市街地活性化は単に空洞化した市街地の再利用、立地する商業者の支援、通行量の増加という当面する問題への対症療法では実現できない、新しいニーズに対応する買い物の場、商業集積としての再構築という方向での取り組みが必要であることを主張しています。ご承知のとおり。
これは同時に、不振にあえぐ国内消費財産業、産地・メーカー、流通段階の活性化と軌を一にした取り組みであることが必要です。
逆に言えば、商店街があらためて「買い物の場」として再生しない限り、国内消費財産業が活性化することはありません。

 その商店街においては、商人塾、個店経営研修事業などの取り組みでようやく「活性化の可能性」が実証されてきましたが、上述のとおり、「リテイラー」たる小売業の活性化は、川上初段階との協働が成立してはじめて継続されるものです。
あらためて、製造・流通・販売それぞれの活性化・生き残りを掛けた密接なコラボレーションの構築が課題になっています。

 そうした中で、俄然、期待されるのがキャッシュ&キャリー、現金問屋でありまして、この機能を適切に活用することで、メーカー、小売両部門の戦略的な課題を改善することが出来ます。
商人塾・個店経営研修事業参加店と現金問屋の協働は、参加者の経営革新のみならず、これから参加する人たちの転換をよりスムースにするための施策として実現していくことが必要です。

 当社、新年度の課題として着手したいと考えています。
協働者募集です。

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