活性化が必要な商店街は自力では活性化できない

 今日から師走、平成二十一年も残すところ一ヶ月ですが、商人塾関係の皆さんは、日常業務としての繁盛店づくりに日々精を出しているわけで、希望あふれる年の瀬を迎えておられることでしょう。

 さて、標題について。
“繁盛しなければならないお店は繁盛することが出来ない”
これは当然でありまして、繁盛できないから繁盛することが課題になるわけですから、繁盛したかったら、「繁盛する方法」を学び、実践しなければならない。

 もんだいは、誰にどう学ぶか、ということですが、「繁盛への道」を示しているのは当社だけ、当社提唱の「繁盛への道」しか(現在までのところ)ありません。何らかの理由で当社とおつきあいが出来なければ、「繁盛への道」は閉ざされます。(現在の情況で「繁盛への道」を持っていながら持っていることを(例えばWebなどで)提唱しないということは考えられません。)

 個店においてしかり、ましてやそういう個店が集まって出来上がっている商店街においておや、でありまして、「商店街活性化=商店街を買い物行き先として再生する」という仕事が、“陳腐化している”商店街の皆さんの自助努力だけで上手く行くはずがありません。
もちろん、「周辺事業」、「補助的事業」である公共の支援がいくら多彩に展開されても、肝心かなめ、中核事業である“買い物の場としてシャッターの内側・売場を改革する”という仕事がおろそかなままでは、「砂上の楼閣」に終わることになるわけで、これはそこここで毎度おなじみの光景です。

 商店街活性化の眼目は、地元住民の皆さんが当該商店街を買い物行き先と認め、利用してもらえるショッピングゾーンとして再生させることですが、陳腐化~劣化しており、繁盛再現が必要な店主さんたちが、取り組みのシナリオを描き、実践していく為に不可欠の「意欲・基礎体力・方向と方法」を装備している、ということはあり得ませんから、当然、自力だけでこの仕事を推進成就出来るはずがありません。

 さらにいえば、このような情況を知ってか知らずか、「買い物の場としての再生」という課題に目をつぶり、もっぱら「周辺事業」に精を出すよう奨励している関係各方面にも正真正銘の「商店街活性化」実現の道へと大きく舵を切っていく「三点セットのもんだい解決力(意欲・基礎体力・方向と方法)」は持ち合わされていないと考えた方が紛れがないのではないか。

 まとめますと。
第一に、活性化が必要な商店街は「活性化への道」を切り開くことが出来ない、(かも知れない(笑
第二に、そんな商店街に対してもっぱら「周辺事業」を推奨してきた関係各方面にもその能力はない、(かも知れない(笑
ということですね。

 さらに一言にまとめれば、
《商店街活性化の取り組みは、総じて陳腐化している》
ということであります。
(陳腐化=あるものが期待されている効能効果を発揮し得ないレベルに至っている状態)

 陳腐化は怖いですからね。
なぜ怖いかと言えば、陳腐化は“端から見れば陳腐だが、当事者はそのことに気が付かない”という特性を持っているからです。
各種の商店街活性化策、第三者からみれば、陳腐きわまりない、そんなことで良く活性化を目指しているとか言えるもんだ、といわれるような取り組みでも、取り組んでいる人たちは大まじめで活性化を目指している、というところにもんだいがあるわけです。
 この時期見所があるのは、“商店街活性化なんかいくらやっても実現できっこない”と醒めている人かも知れません。
 ところが、そういう人でもいざイベントともなれば、真っ先に飛び出ていったりするわけで、後に残るのは索漠とした自己欺瞞の積み重ね・・・。

 
 標題をさらに敷衍しますと、
“活性化が必要な商店街は「活性化のための計画」を作ることが出来ない”ということでありまして、もちろん、計画を立てるために必要な能力も、計画を実践していく能力も持ち合わせておらず、さらにそういう自身の能力に思いが至らないまま、活性化しなくちゃ、計画を作らなくちゃ、というのがこういう人たちのレベルです。
取り組みの結果はやる前から分かっています。

 今必要なことは、
①本当に自分のこととして・繁盛が必要な人たちに対して
②自力中心で切開可能な「繁盛実現の道」を提示し、
③その歩き方を指導して
繁盛を実現すること、でありまして、これが実現すればとりあえず、
④商店街立地での中小小売店の繁盛可能性が実証され
⑤「商店街活性化への道」が見えてくる
という取り組みを採用することです。

 わが商人塾の皆さんは、それぞれ立地する商店街に於いて先駆的に上記①~⑤を実践しておられるわけですが、この道はゼッタイに“自分で歩く”ことが必要でありまして、他が歩いた道のあとをついていく、ということはできません。
何しろもんだいは自分の店、自分のまちにあるのでありまして、誰もあなたに代わってもんだいに取り組んでいくれる人はおりません。

 ということで。
今年も後わずか一ヶ月ですが、一日も早くスタートを切ることが大切です。「年も押し迫ってからより来年早々に」などといっていると、年が明けると確定申告、終わると年度末・・・、いつまで経ってもスタートが切れません。

 どんな大事な事業でも平気で恒常業務を優先し、どんどん「後回し」にしてしまうのが商店街並びに関係各方面のビヘイビアですが、思い立ったが吉日、年内に新しい動きを思い立つ、というのがお奨めです。

 おっと、もちろん、思い立っていただくのは陳腐化している従来的事業のあれこれではなく、これまでの取り組みに終止符を打つための取り組みです。

講習会:『「繁盛の原理」を実践し、繁盛再生を目指す』
http://www.quolaid.com/seminar/seminer051208.htm

 たかが講習会、主催者さえその気になれば一週間あれば開催可能ですからね。一ヶ月先、二ヶ月先の開催では「その間なにをするのか?」、直面している問題に照らせば間尺に合わない、というのが“繁盛が必要な個店・商店街”の実状です。

“陳腐化している個店・商店街は自力のみではそこから脱出できない”
それとも
“イヤそんなことはない、こうすれば脱出できる”
と胸を張って今現在取り組んでいる事業を肯定出来ますか?

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