商人塾は「繁盛店づくり運動」だ

 各地商人塾たけなわの今日この頃。
あらためて参加者・お店のプロフィールをみますと、地元で商売熱心、勉強熱心と評判されている人が多い。
これはおむねどこのまちでも共通しています。

 参加しない人はどういう人か?(笑

 開催に至るまでには艱難辛苦が付き物、開催が難しいのはあなたのまちだけではありません。

 商人塾の準備段階では必ずと言っていいほど聞かれる発言がいくつかありまして。

その一:
“いまさら勉強でもないだろう、みんな商売のプロなんだし”という人たち。組合の役員さんたちに多いようです。
“ホントにプロなの?プロってどういうこと?”
とつっこみたいところですが、相手が自他共に認める「ドン」だったりすると、誰もものが言えなかったりします。
これを突破しないと話は進みません。

もう一つ。
“たしかに勉強は必要だが、組合員はまだその気になっていない、機が熟していない”という人たち。
「時期未成熟原理」ですね。
http://quolaid.blog13.fc2.com/blog-entry-729.html
こっちは必要性を認めている振りをするだけタチが悪い(笑
もちろん、これも論破しないと実現に至りません。

さらに。
“勉強? すればいいんだろ、オレが先生を連れてくる”という人もたまにいます。自分で事業をコントロールしないと気が済まない、ということでしょうか。
①勉強は必要だ
②何を勉強するかはオレが決める
ということで、今まで「勉強の必要性」などまったく念頭に無かったのですが、機運が盛り上がってくると例によって自分の采配で進めたい、というわけです。
商工会議所の担当者さんなどにもたまに見かけます。

 こういう人が登場すると難儀ですね。
企画をめぐって議論が始まったりすると、第三者からはこっちが企画を無理押ししているように見られたりします。
こうなると、昔風にいえば「消耗」すること限りなし。

 商人塾に取り組んでいる人たちは、いずれもけして順風満帆でスタートしたわけではありません。
様々の隘路を突破して実施にこぎつけたのでありまして、中でも上記のような発言、そのもとになっている発想、情況認識が出てきて荒らされるのは当たり前、けして開催できない商店街、まちに限ったことではありません。
ご想像のとおり、相当の苦労を重ねて開催にこぎつけています。

 反対派というか両手を上げて賛成とは言わない人たちにも言い分はあるのでありまして、今まで「通行量原理」に基づいて事業に取り組んできたのに、今ごろになって“通行量じゃない、これからは繁盛店づくりだ、シャッターの内側だ”と云われると、正論だけに面白くない、というのが人情かも知れません。そうしますと、
“第一、勉強が必要だとして、どうやってみんなをその気にさせるんだ?”
“「みんな勉強不足で商売のやり方に困っているだろうから勉強の機会を作ろう」なんてとてもじゃないがオレの口からは言えないよ”
ということでしょうか。
“オレが言えないんだからお前らも言うな”(笑

 なにやかやでつぶされてしまったり、実施できても思いもよらない中味になったりと、挫折するケースもあるようです。
だが! 邪魔されたからもう止めた、というわけにはいかないのが商人塾、何しろ自店の命運が掛かっていますからね、何が何でも、石にかじりついても実現しなければならない。

 ということで、当社もあらためて「商人塾実現への道」を工夫してみることにしました。
近く発表しますが、待ちきれない人は個別にメールで相談してください。
御地の状況に応じて「開催への道」を作りましょう。
メールでの相談は、何ごとによらず、無料というのが当社のスタンスです。

 勉強=読んで字の通り「強いられて勉める」のが勉強です。
“これもっと安くならないの? 勉強してよ”とお客さんにせがまれる勉強と、基本、いっしょです(笑
お客の支持を得て繁盛したかったらイヤでもしなければならないのが勉強です。

 開催中の商人塾、これからオープン予定のところ、冒頭に書いたとおり、参加する人は衆目が認める商売熱心、研究熱心な人たちばかり、もちろんみなさん、今の自店の業容・業績、自分の能力に満足しておらず、だからこそ商人塾に取り組んでいるわけです。
この時期、商売熱心、勉強熱心と云うだけで商売繁盛とはいきませんから。

 熱心な人たちが商人塾に参加し、お店をいじくりはじめると、やがてお店が変わりお客の評価が変わり業績が向上します。
商人塾は、不足している小売業についての知識を習得する機会、ではなく、商売繁盛を実現する取り組み、そのものですから。

 勉強がキライで商人塾の参加を見送った人はどうなるか?
商人塾の戦略には、“繁盛可能性を実証して後続を作り商店街全体の活性化に至る”ということがありますので、次期以降の機会に参加することになります。ただし、継続実施が前提ですから「ドン」その他関係各方面のチャチャが入らない、入っても断固跳ね返すことが必要です。
そのためには、自助努力はもちろんのこと、心ある関係者のバックアップや他都市の商人塾との連携、関係各方面への働きかけなど多様な取り組みが不可欠です。

商人塾に取り組むと自他共に忙しくなる。
忙しい人でないと繁盛店は作れません。

 ということで、商人塾は「運動としての繁盛店づくり」という性質を持っています。
運動の常として、いつも「拡大するか挫折するか」というところにあるわけです。
拡大すればやりやすくなり、取り組みが小さくなるとやがて消滅してしまう・・・。

「運動としての商人塾」
実際に商人塾:繁盛店づくりを実践している皆さんは既に十分ご承知のとおり、取り組みは自分たちのまち、都市、全国に拡がっていくことが成功の条件です。

商人塾、実施中のところも、検討中の皆さんもあらためてこのことをしっかり確認して次のステージに進みましょう。

※「運動としての商人塾」近くサイトを立ち上げます。お楽しみに。

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