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新規出店者の組合加入拒絶

若者の組合加入拒絶? 既存組合員は大丈夫ですか。
もちろん、話題は労組では無く商店街振興組合です。あるいは任意組織も事情は変わりません。
新規出店する人が組合に入らない、という話は珍しくないですね。理由は唯一、入っても意味が無い、ということ。
なかには大家さんが "自分が加盟しているから店子はいいのでは" といったりして、組合加盟の意義はも納屋あってなきがごとし。

既存の組合員さんはどうかと云えば、一所懸命活動する人以外は組合の企画を評価して参加しているというよりも "日頃商店街にお世話になっているから協力しなくちゃ"というおつきあい感覚の人も少なく無い。
そういう人が"意識が低い、意識改革必要だ" とか云われているわけで、商売はしっかり成立させているわけですが。
執行部よりよっぽど商店街、仲間の店を心配してたりする。

□補助事業と商店街
 数多い商店街、なかには執行部に補助事業について"お金をもらえるのに使わないとソン" と公言する人がいたりして、事業に取り組む理由は"補助金を使わないとソン" だから、ということでしょうか。
補助金を使わなくても別にソンはしないと思いますが変なソロバンですね。

本来なら
①商店街の現状
②取り組むべき課題
③補助事業で取り組めること
を明らかにした上で取り組まないと話にならない。
よくある話は、
街に人を呼ぶのは組合の仕事、集まった人をお客にするのは個店の仕事、という役割分担。

しかし、売れずに困っている売場の店前通行量がイベント開催期間限定で増えたからといって入店者―買上客―得意客が増えるはずも無く、事業の結果判断として「各個店の入店客の増加」が集計されることも無く、一般組合員は事業スタートから終了まで、「見ざる、聞かざる、云わざる」状態というところも。
商店街活性化を云々する前に取組自体を活性化しなければならない。とにかく風通しが悪い。
このままではポストコロナに立ち向かえない、という組合はけして少なく無い。

短絡顛倒した活性化手法

商店街活性化はスタート時点での結果と原因の顛倒、ボタンの掛け違いが今なお続いています。
商店街活性化は、大店法当時からずうっと一貫して "後発の郊外型商業施設とどう棲み分けるか" という問題です。この問題を放置した活性化事業=通行量増大などは、本当の競合を無視した隣接商店街との差別化競争になります。

どこで間違ったのか?
大店法当時、スタート直後に間違いました。

①大型店襲来、対策が必要
②その前に出店の影響を確認しよう
③売上を調査するのが本筋だが難しい、通行量の変化で確認しよう
④通行量調査→通行量激減
⑤大変だ、通行量増大に取り組もう

ということで、見れば分かるように④という調査結果から、対策としての⑤は出てきませんね。栄供養音結果としての通行量減少を原因と錯覚、短絡して通行量を増やさなくては、となってしまった。
本当は影響甚大は確認した、さあ、対策を考えよう、ということで大型店の正体を分析して「棲み分け」の方法を考えるべきところ、いきなり「通行量の増大」に向かってしまった。大短絡ですね。

以来、今日まで結果と原因視する大顛倒は修正されることなく続いています。
消費増税はなんとか乗り切ったとしても、これからさらにコロナの影響が深刻化するポストコロナの商店街活性化は、結果を原因と取り違えたままの差別化→通行量増大ではすぐに行き詰まります。
これまでのように"日頃世話に名ているから協力しよう"という余裕のある人はドンドン減っていく。
協力しようにも協力する余力が無い。組合からの退会者も出てくるはず。

アーケード、カラー舗装、空店舗活用、三種の神器等々は隣接する商店街との差別化=競争手段にはなりましたが、天敵:ショッピングモールとの競争ないし棲み分けにはほとんど効果がありません。郊外型商業集積との競争に「差別化」は通用しません。
この誤解が続いている限り、商店街は活性化出来ない、ポストコロナで存在価値を発揮することが出来ません。
今こそ立ち上がって商業集積としての存在価値を自分たちで構築しなければならない。方向と方法は我々が提起しています。使用するかどうかはシビアに検討してから。
検討するにはプレゼンテーションを吟味するのがいいですね。
当社が提唱する商店街活性化への道:コミュニティモールプロジェクト

一読すると商店街―中心市街地活性化の問題状況が俯瞰できます。是非おすすめです。
結果と原因の取り違えは、新しい活性化への道を選択しないと取組を訂正することは出来ません。
新しい立場に立ってはじめて見えてくる問題、解決策があるのです。
これはおそらく商店街として活性化に取り組める最後の機会かも知れません。
これまでの取組とはなったく異なる真剣勝負を目指しましょう。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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