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商店街活性化と百貨店

これまでに作成された『中心市街地活性化基本計画』の多くに共通する重大な欠陥は、
1.棲み分ける相手:ショッピングモールを理解していない。
2.核機能の担い手:百貨店の業態、現状を理解していない。
ということです。
あなたの商店街の活性化を含む御市の基本計画では競合:ショッピングモール、核店舗:百貨店はどのように扱われていますか?
ほとんど言及さえれていないのでは無いでしょうか?

何故そう言えるか?
現在、我が国にはショッピングモール、百貨店を理解するための理論が無い、という事情から。
理解するためには「現代商業」を理解するための理論が必要ですが、構築されていません。
商業理論の不在、未構築は、正面担当である商学界、大学商学部方面では周知の事実ですが、学界以外ではほとんど知られていません。学識経験者、専門家の言動は『商業理論』に基づく現代商業の全体像を踏まえてのものだと思われるでしょうが、実態はどうせは無い、ということです。
現代商業全体を俯瞰しないと、商店街がはまっている競争状況、その中での位置、最も手ごわい競争相手、その特徴などを理解することとができないのですが、それを可能にする理論が提供されていない。
これは由々しいことです。

今日のテーマは、商店街の「核店舗」百貨店について。

現在も百貨店が存続している商店街は、あらためて百貨店を核として『都心型商業集積』への漸進的転換を目指すことが『生き残り』、商業集積として存続する有力な選択肢であり、実はこれこそが『旧・中活法』の真髄・タウンマネジメントそのものでした。
ここがキモだと分かったのは、『中活法』施行以前から商店街活性化の基本方向として「郊外型商業施設との棲み分け」を目指していた自治体、商店街、指導支援に当たっていた専門家だけか知れません。。いくつあったか知りませんが。

『百貨店と商店街の協働で再構築する都心型商業集積」
これが中心市街地活性化法』の枠組で実現を目指す中心市街地:商業街区活性化の最上位目標です。
指導支援は当社が引き受けます。当社以外に指導支援に必要なスペックを持っている組織・個人は存在しないと思います。

☆注目される山形市の取組

 山形市で破産した地元百貨店を再建しようという動きが報道されています。
これに呼応して商店街群もあらためて「商業集積群を一個のショッピングモールに見立てて再構築する(中活法・基本方針)」方向を選択、協働されたらすばらしい。
たぶん中活法のスキームによる中心市街地活性化成功事例第1号になりますね。
報道はこちら

ショッピングモールと百貨店を理解せずに商店街活性化を語ることは出来ないのですが、出来ないことを知らずに、知らないまま、活性化を語っているつもりの関係者は少なく無い、というの実状です。
この話題、しばらく続けます。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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