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売れる売場づくり


商店街が直面している問題は様々です。
〇個 店
 業績が好転しない
 店舗、什器の老朽化
 経営者の高齢化、後継者問題
〇商店街
 活性化事業の不発
 組合の求心力の低下
 組織力の低下
 活動資金の問題

 すべての問題が個店の「売れない売場」という問題に直結しています。
個店群の業績が好転すれば解決に向かうことできる課題が多い。
様々に取り組まれている活性化事業も究極は各個店の業績好転を実現してその先に向かうという暗黙の了解があると思います。

しかし、商店街活性化の取り組みが始まって以来、「売れない売場を売れる売場に転換する」という課題にを掲げ、真正面から取り組んだ例はきわめて少ないようです。国が毎年公開する「元気な商店街〇〇選」にも売れる売場が続出している、という例は一つもありません。

 そうした中で、当社は全国の有志商店街、自治体との協働で「売れる売場づくり」に取り組み、成果を挙げ、ノウハウを蓄積してきました。
その結果として新しく提案しているのが「コミュニティモールプロジェクト」です。売れる売場づくりへの着手と同時に商店街が目指す商業集積としてのコンセプトを掲げ、3~5年の継続した取組で参加店舗の増収増益を実現しながら集積としての再構築を軌道に乗せます。次々に参加店舗を増やし、集積としてのテナントミックスを充実させていきます。

 各個店は、商店街の商業集積としてのコンセプトを分担する個店独自のコンセプトを決定、それを導きにさらに売場の充実に努めます。
さらに、高度必需な消費者ニーズに対応するため、複数の売場が共通のコンセプトのもとで一つの集積性を実現して消費者の複合的な問題解決に貢献する仕組みを作ることも簡単にできます。
これはショッピングモールではあり得ない高度なテナントミックスになります。

 売れる売場づくりは、個店の早秋増益を実現するとともに、これまで誰も対応出来なかった顧客の複合的な問題の解決に貢献することが出来ます。
複合的な問題解決支援の単位ユニットという機能を果たすことが出来るのです。これは既に仮説―試行がスタートしています。

或いはもっと簡単に、商店街が取り組む恒常的な販売促進事業の成果を得るためにも「売れる売場づくり」は必須課題です。売れる売場を作らないと販売促進事業の成果を「愛顧客の増加」として蓄積することが出来ません。
これまでの通行量増加のための事業がほとんど失敗しているのは、イベント客を買い物客に転化することが出来なかったから。なぜ出来なかったかと言えば、「売れる売場」が準備されていなかったから。
集客イベントが悪かったのでは無く、イベント客を買い物客に転化する「売れる売場づくり」が放置されていたことが原因でした。
店前通行量を得意客に転化するには前もって「売れる売場づくり」に取り組んでおかなければならない。

 このことは、ポイントカード、まちゼミ、100円商店街、一店逸品などの販売促進事業に共通して言えることです。
商店街活性化の基礎、根幹である「売れる売場づくり」に取り組まない限り、各種の販売促進活動を商店街活性化のツールとして使うことは出来ないのです。販促事業は恒常業務、商店街活性化はプロジェクト、恒常業務をどんなに上手にこなしてもプロジェクトを推進することは出来ません。

 恒常業務としての販促事業、プロジェクトとしての商店街活性化、どちらの事業も成功の礎となるのは「売れる売場づくり」の取り組みです。
売れる売場づくりの術式を修得し、商店街内に計画的に拡散していく取り組みを無視しては販促も活性化も徒労に終わります。
徒労を重ねているうちに「消費増税」施行が日一日と近づきます。
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進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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