考えるときは言葉を使う、ということ

「商店街活性化」とは商店街がどうなることを目指すのか、ちゃんと定義しておかないといけない、と指摘するのはいつまで経っても我々だけですね。言葉の定義が専門のはずの学者、研究者さん達も一人として「商店街活性化」を定義しようとしません。
「商店街活性化は定義しないようにしよう」という申し合わせでもあるかのよう(^_^)

人間は物事を考えるとき、言葉を使います。
我々はそれぞれ意味を了解している言葉の在庫を持っており、その在庫の中から考えようとしている物事に関連する言葉をピックアップ、それを使って考えを進めていきます。
考えをまとめるためには、言葉の在庫を持っていることが大事ですが、それとともに重要なことは考えようとしている物事をハッキリ理解すること、何について考えようとしているのか、ちゃんと理解しているということです。
理解している内容を基準に、在庫から必要な言葉を選び出し、物事についての考えを進めていくわけです。

物事を考えるに当たっては、何について考えようとしているのか、ハッキリ自覚していなければならない。そうしないと必要な情報を確定出来なかったり、利用できる適切な言葉が見つからなかったり、何をしているのか分からなくなる可能性がある。
このことは、「商店街活性化」について考える場合も当てはまります。

「商店街活性化」について考える。
どうすれば商店街jは活性化出来るのか? 案を考える前にそもそも「商店街活性化」とは商店街をどうしたいことなのか、きちんと定義しておくことが必要です。
定義すると、それに関係する言葉が在庫の中からどんどん出てきます。そっらの言葉を操って「活性化への道」を組み立てる、組み立てに必要な情報が不足していればそれを集めてくる・・・。すべて言葉を使って行われる作業です。

テーマである「商店街活性化」が定義されていないと「商店街活性化に取り組むために商店街活性化を考える」作業はどうなりますか?
「言葉を使って考える」わけですが、定義されていない「商店街活性化」について考えようとしたとき、どんな言葉が脳内から湧いてくるでしょうか?

商売繁盛・増収増益
集積間競争・棲み分け
売れる売り場づくり
等々

商店街・中小小売業が生存するために取り組まなければならない課題を表現する言葉が出てきますか?
これらの課題に取り組むための作業を考えるのに必要な言葉群はどうですか?
残念な柄「商店街活性化」が定義されていないと、蓄積されている語彙は乏しく、それらを使って活性化へ道を組み立てる、という作業は難しい。
その前に活性化~通行量増加、空き店舗減少、といろいろ考える前に打てば響くように「活性化策」が出てきてしまうmのが商店街の常ですね。

「商店街活性化」を定義していれば、いろいろと必要な言葉が脳内に蓄積され、必要な場面で出てくるはずですけどね。
何ごとも始めるのに遅すぎるということはありません。
商店街活性化とは街がどうなることか、一度定義してみるというのはどうでしょうか。
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