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商店街活性化は理論・論理・戦略の主導で

モールを始め郊外に展開している施設・集積は、先行事例の【見よう見まね+差別化】でやっていけます。(そもそものスタートは米国小売業新業態の見よう見まね)

一般に小売業は、既存の「商業⇔消費購買」のあり方を観察し、その相互関係の不具合を発見し、解決する新業態を発明する一握りの革新者とその成功を見て模倣追随する多数によって構成されています。もちろん、革新的成功者の成功の陰には成功しなかった何百倍というチャレンジャーがいることは言うまでもありません)

見よう見まねが常道である小売業界ですが、現在全国で取り組まれている「商店街活性化」については、模倣追随できる成功事例がありません。成功している、といわれている街の取り組みも【商業集積としての再構築】に成功しているわけでは無く、空き店舗をいくつか埋めた、それも商業集積としての商店街御特性とは無関係の業種を誘致して、というケースが多いようです。事例を視察しても「うちの商店街もこうなりたい」と思われる成功事例は無いと思いますが如何でしょうか。

成功事例が無いとすれば、どうすべきか?
新業態を生み出した革新的企業家と同じように、仮説―試行にチャレンジしなければならない。
このとき大事なことは、「仮説とは何か?」ということ。
思いついたことを前後左右を顧みること無くとりあえずやってみる、ということではありません。

小売商業が提供している業容と消費購買ニーズの関係をしっかり観察して、「ミスマッチ」を発見し、ミスマッチ部分を担う業を発明して提供する、という「業態革新」が商店街活性化の場合も必要です。ミスマッチを発見し、業態を革新するには、適切な仮説を立てることが不可欠ですが、そのためには理論と技術を持っていることが前提になります。

既存小売り業態の業容を理解する
消費購買とのミスマッチを発見する
ミスマッチを営利機会=業容として設計する
売り場づくりとして実現する
というプロセスを商店街も歩まなければならない。

前述のように成功事例はありませんから、理論に基づいて仮説を建て、試行していくことになりますが、大事なことは設定する仮説が間違っていないこと。
そのためには仮説の根拠になる適切な「商業理論」を持っていることが不可欠です。

商業理論を根拠に競争環境を解明し、商業集積単位の事業機会を発見し、既存個店の業容転換、空地空店舗の活用で実現していく。理論―論理―戦略三位一体の取り組みでないと商店街を活性化すること出来ません。

それにしても。
昭和48年、大店法施行以来44年を経過して今なお商店街活性化が定義されず、成功事例が無く、成功への道が切り開かれていない、ということについてもっと真剣に考えないといけませんね。
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