繁盛店づくりは自分への投資で取り組む

 個店の増収増益をめざし取り組み、もし組合が企画すれば特別賦課金を払って参加しますか?
全員参加とは行かないので有志による取り組みになることは確実。
そのとき、あなたは賦課金を払って参加する気がありますか?
これまでの経験では、業種を問わず造酒増益を実現している取り組みだとしたら?

 というような取り組みが現実に始まっています。
座学と臨店指導セット。今どき売れる売り場づくりに個店ごとに取り組むのはお金も時間も大変です。組合が主催することで、普通ならとても考えられない経費負担で自店の売場を売れる売り場に変えることが出来ます。

 その技術を修得しますから、そこから先は自力でいつでも好きなときにレイアウト、ディスプレイを変えることが出来るようになります。一度の出費でこの先ずうっと活用出来る理論と技術が修得できる。組合主催、希望者参加、というこれまであまり無かった活動です。
前述のとおり、既に始まっています。

もちろん、不可逆的な増収増益の実現は言うまでもありません。
これもずうっと続きます。
勉強して増収増益を実現することがどんなに素晴らしいことか(^_^)

こういう取り組みが当たり前になるといいですね。

専門用語の共有という課題

 商店街活性化がスタートしてもうすぐ半世紀になります。
もう取り組まれていない事業は無い、というくらいソフト・ハード両面にわたって多種多様な事業が取り組まれて来ましたが、まったく着手されていない作業があります。

 活性化の取組で使用する専門用語の定義を共有する、という作業です。活性化、まちづくり、エリアイノベーション、賑わい創出、通行量の増大、コミュニティの担い手、回遊、販売促進、タウンマネジメント、テナントミックス、数値目標、PDCA等々々

 誰もが何気なく使っていますが、ではそれらの言葉は一体何を意味しているのか?と聞かれて、きちんと答えられる人がどれくらいいるでしょうか?
もっとも基本となる「商店街活性化」についてはどうでしょうか? 商店街活性化とは商店街がどうなることか?

 商店街ごとに課題が違うのだから定義は出来ない、という人もいるかも知れませんが、そんなことはありません。
商業集積としての維持が困難になっている商店街をもう一度商業集積として持続可能にする、と言うことでは活性化に取り組む商店街の目的は同じです。
したがって、「商店街活性化」はきちんと定義しそれ以外鬼みでは使わないようにすることが重要です。
定義しない商店街活性化、上位目的の無い活性化事業を思いついて補助金を使う、補助事業そのものが自己目的化して事業が終了し、報告書を提出して一件落着、というのは商店街活性化が定義されておらず、自己流・その時々の解釈で補助事業に取り組む二発合がいいかもしれませんが、その結果として商店街が(どんな意味にせよ)活性化することは無かった、というのがこれまでの経緯ですね。

 添付した画像は有名なバベルの塔です。
人間が天まで届く塔を建て始めた神さまたちが、その傲慢を怒って、民族ごとに使う言葉を変えてしまった、その結果、人間どもは言葉通じなくなり、塔建設が挫折した、という神話ですね。

 「商店街活性化」という大プロジェクトは、バベルの塔と同じ、言葉が共有されていないので、仕事が出来ません。仕事らしいことには取り組めるのですが、その仕事の結果何がどうなるのか、そのためにはその仕事と前後して何に取り組まなければならないか、とおったことは一切お構いなし。ひたすら、眼前の補助事業に取り組むばかり・・・。

 と言うことでここまでやって来たわけですが、言葉を共有しないまま取り組んで来た「中心市街地活性化基本計画」が終了、これからほんまもんの商店街活性化に取り組む、と言うとき、障害になるのが「言葉が旧有されていない」という現実。

 「コミュニティモールプロジェクト」は取組の中で言葉の共有を実現していきますが、その前に、何故これからは「コミュニティモールプロジェクトなのか」ということを共有する、という作業があって、これが結構大変な作業のようなのです。
第一「ポスト基本計画」という問題状況が商店街にとってどんなに厳しい状況なのか、半面、的確に理解して行動すればこれまでに無い可能性が引かれている、問うことをどう共有していくのか。

 自治体、指導団体などを含めてスタートラインに着くのは結構な仕事です。

 これまで「専門用語の定義の共有」という重要な課題への取り組みをまったく指導しなかった学識経験者さん達は何を考えていたのか、聞いてみたくなりますね。
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