商店街活性化は草刈り場

 商店街活性化の現場にはいろいろな肩書きを持つ人が登場して、「これこそが活性化の本命だ」というアイデアを提案しています。

 商圏には多種多様な商業施設が乱立し、さらにその背後にはAMAZONその他のネット通販が巨大な姿を見せています。
今や商店街を陳腐化した張本人であるチェーン小売業とりわけその頂点に立つ普及型ファッションの殿堂・ショッピングモールの陳腐化が目前に迫っているといって過言ではありません。

 このような時期において商店街が商業集積としてのポジションを維持するためには、小売業界全体の趨勢、消費購買行動の動向を的確に把握し、持続可能なポジションを発見し、万難を排してそこに移行して行くことが必要です。
戦略策定以上に難しい、戦略を立てて取り組むべき目標の策定。
すべての商店街及び商店街立地の中小個店が直面している課題です。

 このような厳しい時期に、商店街に出没する各種肩書きの専門家さん達は、それぞれ自分が持つコンテンツを「商店街再生の切り札」として販売していますね。エリアイノベーションこと空店舗活用、まちゼミ、100円商店街等々。

 大店法当時から「商業理論」を装備するという課題に取り組んだことのない商店街は、競争の変化、消費購買行動の変化に対応するには、売り場のあり方を改革しなければならない、ということに思いが至っていない。ビッグボックスとネットという普及型小売業間の競争が最終局面を迎え、さらに激しさを増すなかで、相変わらず、「販売促進」に取り組むことで対応出来ると考えているのか、あるいは競争や購買行動の変化など全く関心がないのか・・・。

 しかし、現実に客数減、客単価ダウンは実際に起きていますから、何とか手を打たなければならない。
という状況につけ込んでいるのが「販売促進コンテンツ」を売り歩く人々。
環境変化への対応という差し迫った課題に対応出来ない商店街に通行量の増加ですよ、店のファンづくりですよ、と売り場を変えずに済む販促事業をセールスして恥じない。

 必須である商業理論を装備していない商店街は、こういう販売促進コンテンツヲ売り歩く人たちの草刈り場になっていますね。皆さんは自覚しているかどうか分かりませんが。

 今時、売場の改革無くして繁昌無し、売れる売場はこうして作る、という取り組みが出来ない商店街、販売促進に日々を送る商店街、明日はもっと良くなる、という希望はほとんど無いわけですが、それでも勉強するより「販促の方がラクでいい(kiki絵文字^_^)

 活性化―即―販促事業という商店街全盛時代の経験則はすっぱり忘れて、「活性化=売れる売り場づくり」という時代に適応した問題の立て方をしてみませんか。
有限会社クオールエイド
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