商店街活性化の難しさ

当ブログはタイトルのとおり「商店街活性化への道の歩き方」を考え、実践するためのツールです。
最近よく考えるのは、「商店街活性化」という関係者の間で使われている言葉について。
商店街を活性化するには、
「商店街活性化」とは商店街がどうなることか? という言葉の定義をして
「活性化を実現するために必要な条件」を列挙して
「各条件を実現するための目標(複数)」を設定し
「目標を実現するために取り組む事業(複数)」を企画し、
「事業相互の関係を勘案しながら取り組みの順序」を決定する
ことが必要です。
この全体をストーリーにまとめると「商店街活性化の計画」になります。

このような計画を作るためには専門的な知識・技術が必要です。
1.商店街で起きている問題状況を「商店街活性化」にまとめること
2.活性化を下位条件にブレイクダウンすること
3.それぞれの条件を上位目的の下で実現する施策を考えること
問題解決、計画立案に必要な知識、それにもちろん、商業理論も不可欠です。

ところが実際に取り組まれている商店街活性化の取組は、上記のような問題解決のための手続きを無視して取り組まれています。必要な理論も装備されていません。

よく設定されている活性化の数値目標:通行量の増大について考えて見ましょう。
この数値目標は、上位目的である「商店街活性化」の実現とどのような関係にあるのか?
関係者で明らかにしている人は、大学の先生、プランナー、コンサルタントなどを含め一人もいません。
理論無き、定義無き商店街活性化、これが今現在取り組まれている商店街活性化の正体です。
したがって、活性化のため、といいながら取り組まれる事業が、商店街活性化の実現とどんな関係にあるのか、説明されることはありません。
通行量が増えると、なぜ商店街が活性化すると言えるのか?
説明をしている専門家は一人もいないのです。

そもそも「商店街活性化」という言葉の定義も共有されていませんからね。

この状態が40年にわたって続いていますから、この後、商店街活性化が定義され、活性化実現の道が決定され、計画される、という状況が生まれることは大変難しいと思います。
理論と技術をどこで入手するのか? 市販されていませんからね。

商店街活性化を「まちづくり」と言い換えている流れはもっと難しい。
商店街活性化を定義する知見を持たない人が「まちづくり」というもっと抽象的な言葉に言い換えると、取り組みは、さらに「何でもあり」になってしまいます。

総務省の【中心市街地活性化基本計画に関する行政評価監視報告書(平成28年7月)】によれば、計画期間を終了した全国44都市の基本計画のすべてが「数値目標未達、取り組みの効果が発現しているとは認め難い」と評価されました。
これは大変なことです。
ご承知のとおり、認定基本計画は、「一号認定」と言われる青森、富山両市の基本計画を下敷きに作られています。
今回、44都市の計画が「効果無し」と評価されたことは、他の都市の基本計画もおなじれべるにあるということ、さらに、基本計画に掲げられている各種事業は、多くの商店街で活性化事業として取り組まれているものがほとんどですから、祖婦無償の評価は、「従来取り組まれて来た商店街活性化のための事業は効果が無い」と評価しされたも同然です。

この状況をどうすれば突破出来るのか?
これまでの取り組みはなぜ活性化を実現出来なかったのか?

当ブログを愛読いただいている皆さんには分かりきったことですが、これまで何の疑問も感じること無く、従来型の事業に取り組んで来た皆さんが、正しい「活性化への道」に立ち戻ることは極めて難しいと思います。
果たしてこれから理論や技術を修得して活性化への道を切り開くことが出来るでしょうか?

「商店街活性化」を定義すること無く、っじぎょうに取り組み、失敗を重ねたあげく、「まちづくり」と呼び方を変えて、さらに多種多様な取り組みを試行して現在に到っているわけですが、本気で商店街を活性化したいなら、既存個店群の売上不振に陥っているウリ、「売れない売場」を「売れる売場」に転換するという具体的な取組に着手する以外にありません。

これまで散々取り組んできたかのように思われていますが、商店街組織の事業活動として取り組まれているのは、当社が提唱する「キラリ輝く繁盛店づくり」だけです。
他で全く取り組まれていないし、もちろん、基本計画その他で取り組みを計画しているところもありません。
逆説的に考えると、個店の「売れる売場づくり」の理論と技術、方向と方法が分からないから、仕方なく効果の発源しない各種事業が取り組まれているのかも知れません。
通行量を増加して商店街を活性化する、という取り組みは、「通行量が増えれば売れない売場が売れるようになる」と言っていることになりますが、本当にそんなことが起きるでしょうか?

商店街活性化、これまで通りの取り組みでは絶対に実現出来ません。
なぜそう言い切れるか?
いくら通行量が増えても「売れる売場」は出現しないからです。

当社fが提唱する「スタンプ事業の再生を「乗り物」にした繁盛店づくりは、唯一の商店街活性化への道ですが、趣旨に賛同してチャレンジする商店街が登場するものかどうか。

プランニングリテラシーの欠如

 中心市街地―商店街活性化関係の計画作成、評価という作業に関わることがたまにあり、またネット上で話題になっている都市、商店街の計画をチェックするのは年中行事です。
 そのたびに感じるのは、我が国は「計画音痴」というか、計画はなんのために作るのか、計画が備えておかなければならない要件とか、計画の必須項目とか、計画を作るに当たっては当然わきまえておかなければいけない前提知識を持たずに作られている計画がとても多いことです。
そのひどさは、これを計画とよんでいいのか、というレベルのものがざらに計画として流通しています。

 『中心市街地活性化基本計画』なんか特にひどい。計画についての知識が不足しているプランナーが商業についての勉強をしないまま作っているのがこの計画、ほとんど例外無し。

 計画期間を終了した44都市の基本計画について総務省が「行政評価監視」を行った結果がネット上に公表されていますが、目標数値を達成した計画は皆無、取組の結果、効果が発現しているとは認められない、という評価が下されています。
ソフト・ハード両面に渡って多種多様な事業に取り組んだが成果があがっていないということで、つまり、計画がなっていなかった、ということですね。それも一ヶ所二ヵ所ではなく、チェックした計画すべて、例外なく、ですからね。何百億も費やした結果が効果無し、ですから、これは一大スキャンダルかもですね。

それはともかく。
基本計画は、計画している事業をすべて、100%実施しても活性化を実現できない、という代物ばかり。
素人が作った計画じゃないですからね、我が国を代表するようなシンクタンクが作った計画がそういうレベルなのです。参画したプランナーはプランニングスキルを持たない上に商業についての勉強を全くしないまま、商店街活性化の計画を作るんですから、空き店舗活用とか通行量増大とか、商業についての専門的な知識を必要としない事業しか計画できない。

 総務省は、目標未達の原因を踏査して対策を講じることを勧告していますが、なぜ達成できなかったのか、プランナー以下の関係者は恐らく分からないと思います。たぶんもっと計画の管理を厳しくしなくちゃ、という反省になるんでしょうが、それで事態が改善されることはありません。
そもそも「商店街活性化」の定義さえしていない、しなくても活性化の計画をたてられる、というレベルですから。

 何故そう言えるか?
任意の基本計画をチェックすれば一目瞭然。
5年間の計画期間、多種多様な事業に取り組んでとこに向かおうとしているのか、目的地も方向もストーリーも皆無。ただ、「それっぽい』事業がダラダラ羅列されており、前後の見境なしに「出来ることから順に取り組んでいく」というものばかり。
これは、しっかりチェックして我が国のプランニングスキルのレベルを確認してください。

商店街活性化は、商店街自身で定義し、必要な事業を企画し、結果を確認しながら進んでいく、というスタイルにしたほうがいいですね。
もちろん、プロのプランナーの指導支援は不可欠ですが、力量の見極めが大切。
まずはホームページをチェックしてみること。個人法人を問わず、ホームページが充実していなかったらその時点でアウトでしょう。
この話題、重要なのでこれからも時々書きます。

コンセプチュアライジング

聞き慣れない言葉だと思いますが、事物、状況を概念化(定義)して、これを操作することで、問題状況を適切に理解し、解決に導くことが簡単になります。もっとも、きちんと作れたら、の話です。

「コンセプチュアライジング」、日本列島住民は一般にこの作業が苦手です。学校で全く教えてくれませんから。
もっと遡ると、明治開国当時、コンセプチュアライジングはもっぱら「おやとい外国人」に任せて、日本人は実務レベルばかりやっていたからです。

この作業が出来ないと、問題解決、というに計画を立てて段階的に会を積み上げていく問題などは手こずることになります。
中心市街地活性化とかモロですね。

日本人は定義が苦手、「コンパクトシティ」とか外来語を定義抜きで使っています。
定義が苦手ということは、論理的に考えることも苦手、系悪を断てることも苦手、総括も苦手、ということで、中心市街地や商店街開催で起きている問題を解決出来ない、という問題はこのことが原因で起きている【人災】ですね。

ちなみに「商店街活性化」も商店街がどうなることか、定義しているのはわれわれ以外に誰もいません。
定義せずに活性化策とか考えられますかね?
失敗しても成功しても「総括」が出来ないのは定義がないからです。
定義していない活性化を実現するための数値目標とかおかしくないですか?

商店街活性化、対症療法からの訣別

空店舗対策、通行量増加という全国で実施中の商店街活性化の二大対策は、対症療法です。
空店舗が増えていること、通行量が減っていることは、商店街の空洞化そのものではなく、商店街のお客から見た来街目的である、買物の場=つまり売場の陳腐化、劣化、空洞化の結果として生じていることです。
したがって、空店舗を無くそうとか、通行量を増やそうとしても、来街目的の空洞化という大元の原因の解消にはなりませんから、s商店街を活性化することは出来ません。
この状況がおよそ半世紀間続いているのですから、なんともいいようがありません。

 総務省は、中心市街地活性化の取組に効果が見られない、と指摘しましたが、その報告に基づいて取組が抜本的に改善される、というのはとても難しいと思います。今までの取組を全否定出来るか、その上で個店の売場の改革にどう取り組んでいくのか?

 通行量増大や空店舗解消に取り組んでいるということは、肝心のショッピングの場としてのあり方を改革しようという努力はほとんど行われていないことを意味します。
その努力は専ら "売れないと困る" 各個店に任されているというか、他に方法がないので個店ごとに取り組んでいるわけですが、そのほとんどの売場は「陳腐化」しているのですから、自力で改善しようにもその方法が分かりません。
少ない通行量の眼を惹こうといろいろ工夫するとますます売れない売場になってしまったりします。
一方、郊外を見ますと、多種多様な新しい店舗、集積がさかんに競争を繰り広げており、とても太刀打ち出来る状態ではありません。

 空店舗や通行量といった、買物行き先としての不十分さが原因で起きている結果に対して、対症療法的な対策を講じている間も肝心のショッピングゾーンとしての機能を担っている各個店の売場は低迷、衰退するばかり、充実、改善という問題に体系的に取り組もうとする動きはほとんどありません。商店街活性化の取組が始まって以来ずうっと同じことの繰り返し。

 そうしたなかで、当社は"キラリ輝く繁盛店づくり"を提唱、商店街立地の小売業は、業種業態を問わず、こうすれば繁盛出来るという方向と方法を提唱、全国各地の有志商店街、自治体の皆さんと共同で可能性を実証してきました。
商店街立地の中小小売店は、業種業態を問わず、こうすれば繁盛を実現することが出来る、という画期的な方法です。
この取組を大々的に拡散することが喫緊の課題ですが、それには、限られたエネルギーを集中できる事業を選択し、その事業とキラリ輝く繁盛店づくりを組み合わせることが必要です。
候補になる事業は、、
〇個店の繁盛
〇組織活動の活性化
〇事業自体の成果の拡散
が同時に実現するような事業であることが必要です。
いわば、商店街が活性化への道を進んでいくための"乗物"としてふさわしい事業を選択し、集中するわけですね。

その第一の候補として当社が推奨するのが【スタンプ事業】です。
スタンプ事業の改革・再生という直面している課題に、【キラリ】を組み込むことで、参加店の売場を【売れる売場】に変えていく、そのことを通じて
1.加盟店の商売繁盛
2,商店街組織への求心性の向上
3.スタンプ事業自体の活性化
を実現しようというものです。
この取組が出来るのは、スタンプ事業とキラリの共同以外にありません。
参加店有志の取り組みからスタートして、3~5年で全参加店が売れる売場づくりにチャレンジ、成果を挙げることで、個店・スタンプ事業・商店街の三者を一体的に活性化しようという取組です。

スタンプ事業の"乗物"としての機能は、取組が進むほど向上します。
お客と加盟店に対するサービスもこれまで以上に手厚く楽しい無いように作って行くことが可能です。
スタンプ事業、これまで辛抱して続けて来た甲斐がありました。
あなたもこの新しい取組に参加してください。

商店街スタンプ事業の大転換

スタンプ(ポイント)事業は言うまでも無く加盟店の販売促進ツールとして採用されます。
商店街のスタンプ事業は、年々業績が落ちこみ、撤退する商店街も多くなっています。
スタンプ事業はなぜ低迷するjのでしょうか。

小売業の世界には他ではあまり知られていない「鉄則」がいくつかありまして、そのうちの一つに、
【業績が低迷している店は販促をしてはいけない】
というものがあります。
一見妙な感じがするかも知れませんが、販促の機能を理解すれば納得されると思います。
販売促進とは、
1,経営全体としては順調にいっている店舗が
2.特定の期間、アイテムのいっそうの販売化ヤンペ^んを行うことで
3.短期的な目標を達成する
ために行う【販売戦術】です。
店舗全体はの業績は順調に推移していることが前提になります。
そこにしかける販促は、新規導入商品のキャンペーンだったり、予定どおりに売れない商品の見切り販売だったり、様々です。
しかし、その究極の目的はただ一つ、【売場の鮮度を維持すること】ですね。
これが販売促進の究極の目的です。

売れなイ状態に陥っているお店が販促に取り組む。
その場合、取組の目的は何でしょうか?
構造的に売れない店づくり(品ぞろえ・販売方法・売場環境)をいつのまにか実現してしまっているのが、「売れない店」に共通する原因ですが、この状態からお店を立ち直らせる力は販売促進にはありません。
販売促進は、その名の通り、売れている店が駆使するmこっと「販売を促進する方法」であって、「売れない店」が売れない状態か脱出する方法ではありません。

販売促進ツールとしてのスタンプも、売れている店にとっては心強い販促ツールですが、売れていない店にとっては、効果が無いdこころか、名監視の粗利を押し下げる商売の敵に見えたりします。
商店街のスタンプ事業では、一部の店だけがスタンプ事業を販促に離礁することが出来ています。
スタンプの成績で一目瞭然です。
しかし、二つの不安材料がある。
一つは、スタンプの参加店が少なくなってスタンプの魅力がさらに落ちこむこと、そうなる前にスタンプに変わる販促ツーると代替した方がいいかもしれない・・・。
一方、スタンプ事業にとっては事業の大黒柱である大口利用店舗が脱退すると、目も当てられないことになります。
何とか、加盟店を存続させ、あわよくば脱退したお店にも戻ってきてもらいたい・・・。

スタンプ事業はこれまで何とかスタンプの魅力を向上させることで、業績を向上させようとしてきました。
サービスの多角化、高品質化に取り組む8と共に、一方では売上の低迷に悩む加盟店の要望に応えるための施策の工夫・・。
しかし、もはやスタンプ事業の低迷をスタンプ事業だけの創意工夫でカバーすることは不可能になっています。
販売促進としてのスタンプ事業の工夫で加盟店の販売促進を実現することは不可能になっています。
売上低迷に陥っている商店街のスタンプ事業、存続するためにはこれまでの役割=販売促進を超えた役割を果たすことが必要になっているのです。

どう言う役割でしょうか?
それは、加盟店の売場の改革、売れなくなっている売場を売れる売場に改革する、という仕事をスタンプ事業が推進しなければならない、ということです。
これまでは、加盟店の販売促進のために存在したスタンプ事業でしたが、加盟店の売上げが低迷しスタンプの存続自体が危うくなっているこんにち、存続するためには加盟店の【売れる売場づくり】に直接取り組み、成果を上げなければならない。
加盟店の売れる売場づくりを推進することでスタンプ事業の再生を図る、という大転換です。

低迷する個店の売場を売れる売場に転換する、誰もが願うことであり、特に個店のオアーナーにとっては至上命令です。
何とか業績向上を実現しようと工夫を重ねているのですが、成果が挙がりません。
商店街が取り組む通行量増加事業、集客イベントなどの成果も個店の客数向上を実現することが出来ません。
もはや、商店街活性化はスタンプ事業以外の事業の仕事、スタンプは売上の手伝い、という役割分担は出来なくなっています。

ここでスタンプ事業のこれまで全く無かった出番、加盟店の【売れる売場づくり】に取り組む、という課題が生まれています。
加盟店の売れる売場づくりを推進し、個店の売上向上を実現することでスタンプ事業を伸ばしていこう、という画期的な取組です。

当社が開発した、お金を掛けずに繁盛店に生まれ変わる方法・【キラリ輝く繁盛店づくり】に取り組むことで、売れる売場づくり、お客さんにショッピングとスタンプを楽しんでもらえる売場を実現することが出来ます。

当社は、この取組を全国のスタンプ事業活性化の切り札として提案します。
詳しくはホームページをどうぞ
『スタンプ事業と商店街活性化の一体的推進』についてご提案

「売れる売場づくり」としての成功事例は全国各地で実現しています。
後はこれをスタンプ事業と結びつけて、商店ガッkっせいかの【乗物】として大きく育てて行くだけです。
全国商店街有志のチャレンジを期待します。

通行量増加という「不治の病」

 中心市街地活性化基本計画、全国44都市の数値目標が達成出来ないまま事業期間を終了しました。
取組の効果が発現しているとは認められない、という総務省の行政評価監視報告が公表されています。

 もう一つ。
地域商店街活性化法という法律にもとづいて【商店街活性化事業計画】を作成すると手厚い補助金がもらえます。
こちらの補助金の趣旨はズバリ、通行量増いたの目の取組に対する補助金です。対象となる事業は、ソフト、ハード何でもあり。
目標数値【通行量の増大】のための事業であればよろしい。

恐ろしいこと。
中心市街地活性化で数値目標通行量の増大にと取り組み、さらに商店街単位でも同じ趣旨の事業に取り組むのですが、果たして効果が挙がるのかどうか。都市によっては、同じ期間中に同じ趣旨の事業に取り組んだ、というところもあると思いますが、両方合わせて目標未達と言う結果だったのでは無いでしょうか。
別々に取り組んでも、事業の内容は似たり寄ったりですから、目標数値を達成出来たところは少ないと思います。
こちらの取組は全国数百ヶ所ですからね。もはや【通行量の増大】は目標にならないことがはっきりしたのではないか?
それでもまだ通行量を追っかけるのでしょうかね。

この間、通行量増大のための事業に取り組んで来た商店街には何が残ったでしょうか?
一過性のイベント、ショッピングとは直接関係のないコミュニティ施設への来訪者を商店街の「一見客」~「得意客」に変えることは容易なことではありません。店前を通りかかったお客が入店してくるには、相当魅力のある店づくりが必要ですが、何にどう取り組んだらそういう店に変わることが出来るのか、研究している商店街は少なそうです。
ひたすら通行量を増やす、という補助事業に取り組む、自己負担が少なくて済むなら、やらないよりやったほうがまし、程度の取組では事業が終わったあとも何も残らなかったと思いますが、如何でしょうか。
通行量を増加するための取組、これからも同じような成果の挙がらない、後には何も残らない事業を繰り返すのか、それとも・・・

商店街は、誰も効果を実証していない・通行量増加の事業はキッパリあきらめ、自存自栄の道を選択しないと大変なことになりかねません。
絶対成功しないと後がないのだ、と肝に銘じた取組でないと、お金は節約できても街の寿命が短くなっては元も子もありませんね。
ここは「活性化への道」を進むため最適の「乗り物」=事業を選択して全エネルギーを集中しなければいけないときです。
われわれがお奨めする【自存自栄の道】は、スタンプ事業の再生を乗物にした商店街活性化への道。
商店街を何とかしたい、と真剣に考える有志の皆さんにとって、残された最後の選択だと思います。

スタンンブ事業の再生が牽引する商店街活性化

多くの商店街でスタンプ事業が最終局面を迎えています。
このままなすすべも無く最後を迎えるのか、ここで起死回生の活性化策に取り組むのか、二つにひとつです。
もちろん、のたれ死にを望む人はいないわけで、何とか状況を好転させたいと誰もが願っています。しかし、なかなか打つ手が見つかりません。

当社はこのたび、スタンプ事業の活性化を通じて商店街そのものを活性化する、という画期的な取組を企画しましたので、ご紹介します。これまでにあって当然だった取組ですが、どう言うわけかありませんでした。
スタンプ事業起死回生の取組です。そのつもりでご検討お願いします。

スタンプ事業は、ご承知のとおり、組合が取り組む共同販売促進事業として立ち上げられています。
その趣旨は、競争環境が厳しくなるかなかで、共同の力で魅力的なサービスを提供することで、得意客の買物満足を高め、ロイヤリティを維持することです。

 しかし、すべての販促事業は、本体である売場を〈補完・補強〉する役割です。
売場の陳腐化・劣化をスタンプ事業でカバーすることは出来ません。
参加店の売場が元気がなくなるにつれて、スタンプ事業の勢いが衰えたのは、ある意味、当然のことでした。

 この間、スタン央事業では様々の創意工夫が取り組まれて来ましたが、残念ながら、趨勢を挽回することは出来ませんでした。
一方、中心市街地活性化法、地域商店街活性化法が制定され、ソフト・ハードの活性化事業が取り組まれ、〈通気横領の増加〉を実現して商店街を活性化する、ということで多種多様な取組が行われていますが、〈活性化への道〉が切り拓かれた、という報告は聞かれません。

 この間の取組で改めて確認されたことは、個店の売場の改革無くして繁盛無し、商店街の活性化は実現出来ない、ということでした。個店の売場に魅力がなければ、通行量が増えてもお客の増加にはならないし、スタンプのサービスの魅力で個店の売場をカバーすることは(長期的には)不可能です。
やはり、楽しく買い物が出来て始めて、スタンプその他の販促事業の効果が〈プラスα〉として実現するものと言うことだと思います。。

  スタンプ事業の再生は、「スタンプの活躍の場」である、参加店の売場の改革改善無くしては実現出来ません。今現在、スタンプの発行高が多いお店を振り返って見れば、このことは誰の目にも明か、売場がしっかりお客さんに支持されていて始めてスタンプは効果を発揮出来るのです。

 現在、スタンプ事業には、様々の不協和音が聞かれます。
〈出し惜しみ〉〈企画の陳腐化〉〈魅力の衰退〉等々。どの問題も難しい問題ばかり、これまで何年も知恵を出し合ってきた問題ばかり、いまさら右から左に答えが出てくるはずもありません。

 しかし、これまでたった一つ、全国のスタンプ事業で取り組まれてこなかった重大な課題があります。それは、スタンプが最も活躍しなければならない、〈個店の売場〉の魅力を維持し、高めるという問題です。
 商店街組織始まって以来、一貫して、「販売促進(集客事業)」は組合の仕事、集まった人を個店のお客にするのはそれぞれの個店の仕事、という役割分担が行われて来ました。
商店街の全盛時代、商店街が地域一番の買物行き先として賑わっていた頃はそれで何の問題もありませんでした。しかし、時代が変わり、大型店を始め各種の商業施設が広域に展開している現在では、そういう役割分担が通用しなくなりました。
各個店の経営技術では対応出来ない、全く新しい売場が次々に登場し、そのたびに商店街のお得意さんが姿を消します。

 この動きを止めるために、様々な取組が行われていますが、ご承知のとおり、〈個店の売場〉については、従来どおり、アンタッチャブルのままになっています。
ここを打破しない限り、スタンプ事業も商店街自体の将来も全く見えてきません。
一国一城の主揃いの商店街ですが、反面、相互扶助の精神が強いのも商店街の貴重な特徴であることは言うまでもありません。この特徴を生かして、あらためて切磋琢磨の中から魅力的な売場が軒を連ねる通りを再生したいものです。

 さいわい、当社は「キラリ輝く繁盛店づくり」というこれまでにない画期的な繁盛店づくりの方法を開発しています。これをスタンプ事業再生の取組に活用することで、参加店の売場の魅力が牽引するスタンプ事業の再生、ひいては商店街活性化の実現へと歩いていくことをおすすめします。

商店街を活性化するには、新しい商業集積へと変化することが求められています。
その変化を推進するのがスタンプ事業のこれからの役割です。
基礎となる参加店の「売れる売場作り」については、成功事例がたくさん出ている「キラリ」があります。
当社は、スタン央事業の再生を目指す皆さんとともに、スタンプ事業再生の柱となる〈繁盛店づくり〉〈売れる売る場づくり〉に取り組んで参る所存です。
今年はぜひ、スタンプ事業再生元年にすべく気合いを入れて取り組んで参りましょう。

欲しいのは通行量と新規のお客

商店街のヒアリング、今直面している課題は 何か、と質問されるとたいていかえって来るのがこの二つ。
もの余り、店あまり、プラス買い控えという環境に取り囲まれて業績低迷、何とか脱却しなければならないという状況で、このような問題意識をもって行動すれば何がどうなるというのか?

消費購買行動は落ち着くべきところに落ち着いている。
と見ることも出来ます。誰もが買い物目的毎に出かける売場が決まっており、買うべきアイテム、優先順位も大体決まっている、というライフスタイル。
こういう人たちが多数を占める時代に、「通行量を増やして新規のお客を増やす」ことがどんなに難しいことか。

その難しさは、イベント集客が買い物客増につながらない、毎度の経験でよく確認されているところですが、施策決定の情報としては利用されていない。難しさを痛感すれば、翻って、今、自店、商店街に買い物に来てくれているお客さんのありがたさがわかるはずです。
これは大事なことです。(続く)

専門家の真偽判定用質問

中心市街地―商店街活性化には沢山の専門家が活躍しています。
〇〇アドバイザー、〇〇伝道師など、行政系に登録している専門家、大手シンクタンク、プランニング企業の社員、中小独立法人、フリーランサーと多様、すべての専門家に共通しているのは、その立場の根拠が【自称】であること。
公共団体に登録されている専門家も登録にあたっては自主申告の内容をチェックするだけ、客観的な基準なありません。
ちなみに、言うまでもなく、我々クオールエイドも【自称・専門家】ですね。

みんな、自分は中心市街地・商店街活性化を指導支援する力量がある、.と何を基準にしたのか分かりませんが、ともかく、出来るんだ、自称して良い、と信じて所定の手続きを踏んで登場するわけです。
そう言えば公募のタウンマネージャーさんもそうですね。
ところが、恐ろしいことに、委託する方7は、一度も相手の力量をつぶさに確認する機会はありませんでした。

我々からすると蛇の道は蛇、5分もしゃべってもらえば判定出来ますが、通常は何かのご縁でつながった専門家さんとお付き合いすることになる。
いろんな制度を活用するなかでいろんな専門家と付き合い、いろいろな経過の結果として今日があるわけですが、ここから先がこれまで以上の難路ですからね。何しろ天下公認の【通行量増加】がなかなか実現出来ないんですから。

ここは是非【通行量増加】以外の方法で活性化出来る、という方向と方法を持っている専門家を確保したいところですよね。
違いますか?
ま、いろいろ意見はあるでしょうが、とりあえず【通行量増加】以外の方法を所望、ということで先に進みます。
これは、募集要項に明記していても無駄。面接時点で適・不適を判定するしか方法は無い。
何を聞けばよいか?

次の一問を尋ねてください。

商店街活性化の取組で、まず増やすのは、個店のお客ですかそれとも通行量ですか?

正解は言うまでも無く、【個店のお客】ですね。

通行量が先、とか「ニワトリと卵」と一緒、どちらとも断言出来ない、という人は専門家では無い。
自称専門家であることは間違い無いが、【ポスト通行量増加】時代の商店街活性化に専門化しての役割を果たせるスキルはない、ということです。

理由は分かりますか?
あおとでせつめいします。ただし、そのときはこれに代わる専門家判定用の新しい質問も一緒に。

(続く)

販売促進か、活性化か

このところ、毎日タイトルの話ばかりですが、
これまでの『商店街活性化の取組は、販売促進だった。
というのが結論です。

なぜ販売促進だったと言えるのか?
通行量が減って売上が落ちた、痛苦量が増えれば売上が上がる
そうだ、人をたくさん集めよう、
と言うことで『通行量増大』を目的にソフト・ハード事業に取り組むのですが、一方、お客の来街目的である、個店の売場については、もっぱら店主さん任せ、何の手も打たれていません。
これでお客が来てくれたとして、お店の入店客ふえ、売り上げがアップし、お得意さんが増えるでしょうか?
活性化するためには絶対実現しなければならない条件ですが。

売れなくなっている店が販売促進に取り組んでも効果が無いのは、小売業化の世界では常識です。売れなくなっている原因、解決すべき問題を探り当て、適切に処理して、販売促進はその後の話。

商店街が、活性化に取り組んでいるつもりで、実は販売促進に取り組んでいた、とすれば、総称レポートにこうひょされた目標未達成、取組の効果は挙がっていない、という指摘は妥当ですね。
もし、きちんと活性化に取り組んでいて効果が挙がっていないとすれば、大問題、もはや商店街は活性化出来ない、ということにニリますから。
逆説的ですが、取り組みが間違っていたから活性化出来なかった、ということなら、適切に取り組めば活性化出来る可能性がある、ということですから。

適切な取組とは?

言うまでも無く、キラリ輝く繁盛店づくりが牽引する『商業集積として恩再構築』です。
総務趣意小野レポートを踏まえて、同取組を立て直すか、
おそらく最後の機会ですが、覚悟はいいですか(^_^)

指導者無しで済むのは販売促進だけ、商店街活性化は理論と技術を指導する専門家を確保しないと不可能です。
まずこのことを関係各位譜面、理解を共有するのが大変かも知れませんね。

通行量増加からスタンプ事業の再生へ

  商店街活性化と言えば通行量の増加、と返ってくるわけですが、それは路上レベルの話、
本当に実現すべきは、
①個店の繁盛、
②組合活動の充実 
③恒常的共同事業の活性化 
の3点セットです。

このセットを一体的に推進するシナリオを作り、乗物を決めて進んで行くのが商店街活性化への道。

この「王道」と今現在〈通行量増加〉に取り組んでいる「実践」が融合一致する場所として最適名事業がスタンプ事業だと思うのですが。
考えてみれば、スタンプ事業が商店街活性化との関連で取り上げられ、強化策が計画されることはほとんど無いようですね。別会計ですから内部でのポジションも微妙だったり。 基本計画でもほとんど問題にされてないようです。
さらに思い返して見れば、商店街組織自体が通行量増大の手段として利用されているという構図。

  個店の繁盛、組合活動の充実、共同事業の活性化という「商店街活性化への目標三点セット」は手つかずのまま、効果が論証―実証されていない、数値目標の達成もままならない〈通行量増加〉=販売促進一色に染め上げられているます。
この状況でスタンプ事業のサルベージを考えているのは誰か?

 ところでスタンプの目玉と言えば、地方都市の場合、歌謡ショー。
奮発したら博多座ご招待。顔ぶれは決まっているのに大散財。財政を圧迫していれば問題です。
もっと個店売場での還元を企画すべき。売れる売場を作れば企画はいくらでもあるはず、スタンプの再生は、売れる売場を作って売場との連携を強化する以外に無いと思いますが如何でしょうか。
位置づけの方向と方法を適切に選択すれば、スタンプ事業は商店街活性化を牽引するエンジン・乗物に変身させることが出来ます。

 活性化の王道:①個店の繁盛、②組合活動の充実 ③恒常的共同事業の活性化 の3点セットを一体的に推進していく〈乗物〉として当社が熱烈推奨する「スタンプ事業の活性化」。
取組がそのまま、三点セットを一体的に推進する事業になる。推進の過程で売上向上=経済活力の向上を継続的に実現する。

ということで。
課題は、活性化推進の中核事業としての取組を決定するには、誰に・どう・アプローチしたらよいのか、が悩ましいところ。
目下鋭意考え中です。

空回りする商店街活性化

シャッター内部の改革はどうする

 ここにいたって商店街関係者の誰もが最初にして最後の問題と認識しているのが個店の藩繁盛実現。
商店街活性化のキモは、既存個店を繁盛させること。そのための改革。

 補助金の目的は補助金が必要な状態をなくすことですね、いうまでもなく。
そうすると、補助金を使って取り組む事業の評価基準は「この事業に取り組んだら、商店街は将来的に補助金不要という状況に近づけるか」ということになります。

 つまり、商店街の内部から、自主・自発・自責の原則で活性化に取り組む機運が生まれ、取り組みが始まり、所期の成果を挙げて永続していく、というありかたを実現することがソフト、ハードを問わず、何の事業に取り組むについても必ずその究極の目的になっていなければならない。

 このことから結論されることは、これからの事業取り組みにはハードであるかソフトなのかを問わず、全て「既存個店の繁盛実現」につながる、それを促進するような工夫をしなければならない、ということです。この事業は個店には関係ない、個店についてはこの事業が終わってから別途取り組みを考える、というのはきれい事に終わる可能性が高い。

 関係者の間にはシャッターの内側は各個店の責任、経営者の裁量だから口出しできない、といういい方があり、それはたしかにその通りですが、いっぽう、商店街全体の活性化を推進する側から見れば「自分の店だから勝手にする、組合の指導・支援は不要」というお店が増えるとこれは一大事です。せっかくの事業の効果が得られなくなるおそれがある。
なだめてもすかしても個店の改革、シャッターの内側の改革に取り組んでもらわないと街全体が浮上できない。いつも言うように空き店舗を使用した新規オープンと隣の閉店セール場同じ日に催される、ということも有り得ないことではない。

 商店街に賑わいを創出するための補助事業は補助事業、個店が繁盛するための対策は別途考える、という安易な方法はダメ、個店対策というのはそういう小手先の取り組みでどうにかなる仕事ではありません。
旧中活法の「ショッピングモールへの転換」で最大の難関・メインの仕事は「個店の転換」でしたからね。
ハードなんかよりはよっぽど難しい事業だと考えるべきです。

 これから取り組む事業は「この事業ははこういう仕掛けで取り組むから個店の改革への取り組みにつながる、貢献する」ということをきちんと確認しなければならない。事業計画書の目的欄に1行付け加えておく、というくらいではだめですよ。このことは「基本計画」について特に強調しておかなければならない。「個店の努力」の必要性と方向性について明記していない基本計画は、こと商店街の活性化という目的についてはまったく無意味です。

 大事なことは、事業と平行して個店が改革に取り組まざるを得ない、実際に頭を使い、改革に取り組まないと事業がうまくいかない、と誰にでも分かるような事業企画を作ることが必要、それ位でないと事業究極の成果は得られません。つまり、繁盛店が立ち並ぶ商店街、という夢は実現できないということになります。今まで使った資金、これから投入する資金、これまでに使った時間、これから使う時間、その一切合切が無駄、ということですね。

 組合の役員さん方に「個店の活性化支援は組合の主要事業」であるという認識が共有されることが必要です。このあたり、ヒアリングしてみると問題意識の強弱、相当あります。
遅れてきた組合=ハード事業の大きいのに取り組んでいたりすると「個店の活性化」にはまったく関心のない組合も有るようです。事業が進んでいる間は意気軒昂、先駆事例の失敗などは目に入らない様子ですが、さて、竣工後必ず直面する個店の繁盛実現、ついでに借り入れ返済はどうするつもりでしょうかねぇ。

個店~組合~指導団体と、どこをみても個店対策の処方を持っていない、というのが実態です。それでもって「商店街の活性化」を論じられる・論じてかまわないという暗黙の御了解、問題意識、問題解決能力の水準が一番の問題かも知れません。
補助事業もよく見ると〈販売促進補助〉だったりします。
販売促進に補助金を使っても商店街が活性化二むかうことは無い、このことは補助金を出す側も使う側もよく分かっている思うのですが、実態(行動)はどうでしょうか。

自分自身が解決すべき問題の一要因だ、自分の変革も問題解決のプロセスに入る、と自覚することがが大切です。関係者で自分は改革されるべき対象には入らない、と考えている人は改革を進めるうえで障害になるでしょう。関係の皆さんはそうならないようくれぐれも要注意です。

 ということで、我々が新しく提案するスタンプ事業を「乗物」にする商店街活性化、すべての問題をえいやっと、雲散霧消させる起死回生の方向と方法ですが、さて、やってみようという商店街があるかどうか。

通行量増加は活性化策として適切か?

先日の連続チートのまとめを編集しなおしました。
「通行量増加」の取組は、通行量減少という環境変化に取り組んでいるつもりで、実は、消費購買行動の変化に対応する売場づくり、という変化を拒否し、従来通りの店づくりにお客の購買行動を合わせさせようとするとんもないはなし、うまく行くはずがありません。

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現在取り組まれている商店街活性化は、売場・・商業集積として地域社会―消費購買行動に提供する内容を改善するべきところ、済む人来る人を増やすと称してお客の行動を変えさせようとしている。
変わらなければいけないことは分かっているが、その方向と方法が分からない。だからしかたなく、分かりやすい目に見える症状を改善しようとするのだが 、その症状は、自分たちが変化できないために生じていることなので、対症療法では改善されない。
これが現在の商店街活性化の基本的な構造だということは知っておいた方がよい。
反論があればどうぞ。

繁盛したければ環境の変化に対応せよ、とはよく言われる言葉。
イオングループの創業家の家訓でしたか「蔵には車をつけておけ」という言葉があります。“繁盛し続けたければ、環境の変化に合わせて変化していけ" ということですね。
立地条件の変化なら好い立地へ移転するのも「対応」ですが、現代において果たして商売の中身を温存したままで、立地を変えれば商売繁盛と行くかどうか。
商店街が低迷しているのは「立地が悪い」からではありません。同じような商売ならもっと上手にニーズに合わせて展開する企業群が登場したため、お客がそっちを選んだ結果です。

「蔵に車」は好立地に移動せよ、ともとれますが、より根本的には環境の変化に合わせて動いていけ、変化していけ、ということだと思います。
ここから本論。

 商店街の環境変化への対応はどのように取り組まれているか?
メインの取組である通行量増加=住む人来る人を増やす、という取組は、環境対応・「蔵に車」論的にはどう理解されるべきか?

 「好立地に移転せよ」なら、店舗だけ移動すれば良いわけですが、「蔵」を動かせということは、場合によっては従来の商売のあり方そのものを「根こそぎ」動かせ、変化させよ、ということかも知れませんね。
「もの余り・店あまり」という様変わりの環境に対応するには「蔵」を動かさないといけない。
活性化の取組の現状は、「蔵に車」をつけていないので、「お客の離反」という環境の変化に対応出来ない。仕方が無いので「通行量を増やす」という環境の変化を起こすことに取り組んでいる、ということでしょう。環境対応、地域密着、お客の変化に対応すると言いながら、実際に取り組んでいることは、 自分の商売は変えずに、環境、地域、お客の方にもう一度自分の商売に戻って来させようということになりますね。るまり、環境の変化に対応するといいながら、実際にやっていることは、環境の変化を無かったことにしよう、ということですから、これは成功しないのが当然では無いでしょうか。

近年はさらに。
少子高齢化、人口減少、インバウンドの増加、コミュニティ活動等々、従来の消費購買行動の変化以外にも対応すべき変化が上げられていますが、「蔵に車」つけていない以上、取組の内容は集客、来街者増のための取組にならざるを得ない。
したがって、取組の内容は「環境変化への対応と言いつつ、今まで通りの商売を続ける以外に無い、そのために何が必要か? 通行量の増加だ」という問題の立て方で企画されているような事業が多く眼につきます。

 その結果、企画が良ければ人は集まりますが、その人たちはいったん離反した売場をめがけて帰ってきたわけでは無いので、個店の繁盛、商店街の活性化という本来の目的の実現には、ほとんど効果がありません。

 というか、商店街の「変化に逆らう」努力をしり目に、環境の変化はどんどん進んでいきますから、環境・地域・お客と商店街のありようとのギャップは拡がる一方、けして縮むことは無いでしょう。商店街は、環境変化に対応するといいながら、実際の取組は変化に対応して商売を変えるのでは無く、従来通りの商売が続けられる環境に変える、という効果の無い取組を続けている。行政はその取組を熱心に支援している、というのが商店街活性化の客観的な現状では無いでしょうか?

ちなみに、「客観的」とは、
①何故そう見えるか説明出来る、
②その説明は立場の違いを超えて理解される
③論理的に反論しようと思えば反論出来る
という性格の主張のこと。

  商店街活性化という課題への取組が直面しているのは、
【多くの都市・商店街で、商店街活性化という名称のもとで取り組まれている事業ミックスでは活性化は不可能だ。活性化したいなら活性化事業のあり方を変えなければならないが、どうしたら変えられるか?】
という問題です。

 変えるべき方向と方法、すなわち商店街が環境・地域・顧客(消費購買行動)饒辺化に対応するために取り組むべき仕事は分かっており、先行実証事例もある。
問題は、現在取り組まれている方向と方法から、新しい取組にどうしたら移行出来るか?。
儲かりたい!と思えば簡単に乗り換えられそうですが、実際はとても難しい。

 環境の変化に対応して変化するのでは無く、環境が変化してもこちらは変化せずに対応したい、というのが「通行量増加」に代表される商店街活性化の現状。一見「怠け者の論理」のようですが、そうではありません。
ここに至るまでに、各自いろいろ取り組んだが実らなかった、ということです。

品ぞろえ、販売方法、販売促進、レイアウトの変更等々、取り組んで見たが、成果は挙がらないまま現状に至りました。店内で打てる手は打ち尽くした、と総括している人は少なくないと思います。売場に問題があることは分かっているが、店前通行量が少ないのでやっても無駄、という人も少なくないかと。

取り組まれている活性化の前提は、来街者=通行量を増やすのは組合の仕事、増えた通行量をお客にするのは個店の仕事、という役割分担ですが、状況にマッチしていません。個店は、時点で出来ることはやるだけやったが成果が出ない、後は組合が何とかしてくれ、という状態なのに、組合は、「来街者は集めるが、それをお客にするのは個店の仕事」と言う立場。
商店街―売場の現状から消費購買行動が離反したことによって起こっている通行量の減少を増加に転じる取組をする、通行量が増えたらそれをお客にする―離反したお客を復帰させるのは個店の仕事、という役割分担は余りにも実態を無視した考え―施策です。

整理しますと:
1.環境が変化し、個店売場―商店街から買物客が離反→来街者減少。
2.個店・売場ごとに対策に取り組むが成果は挙がらない
3.組合に抜本的な取組が求められる
4.組合が対策として取り組んでいるのは通行量増加←いまここ

つまり、
1.消費購買行動が商店街から離反した結果起きている通行量の減少を見て、
2.通行量を増やせば個店・売場にお客が戻ってくる、と誤解して
通行量増加に取り組んでいるのが今現在主流となっている取組。
前述のとおり、増えた通行量をお客に変えるのは個店の仕事、ということで、 取組は、環境変化への対応としての条件を備えていない。

組合員が期待している成果に結びつく取組になっていない、ということです。
分かっていると思うのですが、改善改革が出来ない。
なぜ出来ないのか?
これが、今すぐ解決しなければならない問題です。

商店街の喫緊の問題

―環境は変化している。環境の方から近づいてくることは無いのでこちらが近づいて行かなければならない、方向と方法は分かっているが、選択する意志決定が出来ない―
 ズバリ、蔵に車をつけていないので、「お客の離反」という現実に象徴的に現れている環境の変化に対応出来ない。仕方が無いので「通行量を増やす」という環境の変化を起こすことに取り組んでいる、というのが今現在の商店街の活性化策。環境変化に対強調文応、地域密着と言いながら、環境、地域の方に自分の商売に合わせさせようとしている。
 その手段として取り組まれているのが【通行量増加策】。
住む人・来る人を増やす、空店舗を無くす、コミュニティ施設を作る、いろいろ取り組みます。
でも、自分たちの商売の中身は絶対変えない!
というのが商店街活性化の主流的な取組。
結果、お客とショッピングの場との関係はどんどん変化しているのに、商店街だけは取り残されたまま、相変わらず、自分は変わらずに環境の方を変えようとしている。
出来ませんよ、そんなこと。

ということは重々分かっており、
しかも【キラリ輝く繁盛テンド繰り】も理解しているが、
諸般の事情で採用出来ない←これが問題

「諸般の事情」は活性化出来ない根本要因ですから、この事情を懐に入れたいたのではいつまで経っても活性化への道が切り開かれることは無いですよね。

ツイッターまとめました。
「「環境変化対応」という普遍的な課題に逆行するかのような商店街活性化。抜本的な転換が求められているが・・。」

真正商店街活性は、高度必需に針路を取る

 広域商圏において、衰退趨勢に陥っている商店街が、改めて商業集積として再生するには、何はさておき【事業機会】を発見しなければならない。
施策の前に「商店街が確保可能な事業機会」を発見すること。
【事業機会】を確定しないまま行うすべての活性化努力は水の泡に終わることは、列島全域、長期にわたって繰り返してきた【通行量の増加】【集客イベント】などの「仮説―試行」の結果として眼前している。

発見すべき【事業機会】の条件は、
1.進駐小売業に対して優位に立てること
2.商店街・個店の現有能力で獲得出来ること
3.取組が簡単なこと
4.着手したらすぐに効果(客数・客単価の向上)が確認出来ること
5.リスクが無いこと
など。

  上記5つの条件は、今どき「商店街を活性化したい」と思ったら、たちまち目の前に迫ってくる問題のはず。目を見開いてこれらの問題を確認することが「正真正銘」「正気で取り組む」商店街活性化への道。
【事業機会】はどこにあるか?

余談ながら。
セブンイレブンが登場するまで「セブンイレブン的事業機会」は、セブンイレブンの社内以外、どこにもありませんでした。
消費者のアンケート調査にも、大型店のデータにもこのイースは顕在化していませんでした。。

セブンイレブンの社内(鈴木さんの頭の中)で、事業機会を仮説設定、リアルで志向したらお客が出現した、ということです。
セブンイレブンが登場するまでセブンイレブンのお客はいなかった。

スーパーマーケットもそうですね。
商店街活性化 を目指すなら「顧客生成」は当然の課題です。

 商店街活性化の事業機会は、セブンやSMと異なり、前述の5大条件を前提に考えなければならない。いまだかって、誰も実現したことの無い事業機会ということです。
そうで無いと、商店街の将来にわたる存在価値は実現出来ない、そうでしょ?

5大条件を踏まえて選択、ニーズー売場の両方を作り上げなければならない。
そのテーマが【高度必需】です。
高度必需をどこに作り出すか?
今年の課題です。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。
清々しく新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 


 さて当社はこれまで「商店街活性化への道」を推進するシナリオの基礎として、『中心市街地活性化法』の枠組を援用し、「中心市街地活性化の一部としての商店街活性化」という位置づけも意識しながら取り組んで来ましたが、今後は、「中心市街地活性化」という大枠からは一歩引いて、当社の正面事業分野である「商店街活性化」に専念する ことといたします。
率直に申し上げて、中心市街地活性化基本計画の枠組で、商店街活性化を実現することは大変難しい。総務省レビューを見れば一目瞭然です。二兎を追うものは一兎も得ず。船頭多くして船山に上る。中心市街地活性化はプレーヤーが多すぎて、ややもすると商店街活性化のタイミングとずれることが懸念されます。

  目標を商店街活性化に限定することで、より具体的な支援指導が可能になります。
臨店指導がこれまで以上に鼓膜徹底して出来るし、商店街のみならず、商店街以外に立地している地場中小小売店の繁盛店への転換についても指導・支援出来ます。
中心市街地活性化」から「地場中小小売業の活性化」へ重点を移動したという見方も出来るかと思います。ただし、正面課題は商店街活性化であることは言うまでもありません。

 あらためて考えて見ますと。
商店街活性化には、
1.個店の繁盛実現
2.組合の活動活性化
3.競争事業の充実
という三つの課題
があり、これらの課題に上手に取り組むことで、「商店街活性化の三本のの柱」としてバランスよく成長させることが、すなわち、商店街活性化ではないでしょうか。
三本の柱がバランスよく成長させていく「総合的な取組」で無いと商店街を活性化することは出来ません。

 問題はこの3つの柱を同時に成長させていく「乗物」としての事業の選択です。
現在の商店街に、あれもこれも取り組む体力、財力、時間はありません。
この事業に取り組めば間違い無く「三本の柱」がばランスよく、大きく成長していく、という事業を間違い無く選択し、集中して取り組むことが肝要であり、そのためには、三大課題に同時に取り組める事業=「乗物」を選択して、しっかり乗りこなしていくことが必要です。
当社今年の取組は、この事業に専念する所存です。

 いち押しの乗物は「革新的スタンプ事業」です。 
現在のスタンプ事業のありのままからスタートして、短期間に商店街活性化への道を駆けていくにふさわしい乗物に改善します。もちろん、スタートと同時に眼に見える成果が得られる「キラリ輝く繁盛店づくり」との「新結合」による取組、三大課題を同時並行、相互査証を実現し、相乗効果を発揮しながら推進する、もちろん、これまでまったく無かった革新的な取組です。

  詳細は来週早々、告知します。
皆さんと「事業の場」でお会いできることを期待します。
有限会社クオールエイド
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こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

有限会社 クオールエイド

  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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