福岡市・中央会共催 商店街活性化フォーラム

 市内外から120名を超す参加者をあつめて開催されました。
参加された皆さんは、行政(国・県・市・町)、商店街、商工団体と関係各方面が網羅されていました。中でも市町の担当者さんが多く、課題の重要性、切迫性を反映しているように感じました。

 成果報告は、主催の福岡市を始め、大分県佐伯市、竹田市の行政、商店街、商工団体の皆さん。特に大分県の二市からは趣旨に共感してそれぞれ“手弁当”で参加されました。
中でも竹田市の皆さんは、直前に起こった大水害からの復旧という仕事のさなかに駆けつけていただきました。
参加者の一人として皆さんの心意気に深く敬意を表します。

 フォーラムは、「キラリ輝く繁盛店づくり」の取り組みの成果を発表し、いっそうの普及を目指す趣旨のもと、実際に取り組まれた行政、商店街執行部・有志、商工団体の皆さんの取り組みの成果及び今後の課題の報告とそれに対する参加者の質疑を中心に展開されました。
 商店街活性化の「核」となる繁盛店をつくることで可能性を実証、段階的に取り組みを拡大して店から線、線から面へ区題していく、という商店街活性化への道 ―これまで実践されている唯一の方法― をテーマに、さまざまな規模や条件の中で実践されている行政・商店街・商工団体の皆さんがその体験や今後の抱負をアピールするというスタイルのフォーラムは、これまであまり前例が無いと思います。

 皆さん、それぞれの取り組んで成果を挙げた自信に基づく、元気いっぱい・笑顔いっぱいの報告でした。会場からの質疑もこれから着手することを前提にしたことが多く、会場全体が“キラリ輝く繁盛店づくり”一色となりました。これまであまり開催されたことが無いと思います。

 終了後開催された交流会では、各報告者へのより具体的な質問や名刺交換などが行われ、ここから新しい取り組みの流れが大きくなっていくことが確信されました。

 質問の中で、“取り組みを指導支援する専門家の確保”に間するものが二、三ありました。takeoからは、当社が有志とともに取り組んでいる専門家育成セミナーについて報告、マッチングの機会を作ることを約束した次第です。

 皆さん、お疲れ様でした。
この催しが皆さんの取り組みの一層の発展の契機となることを心から祈念いたします。 

吸い込まれるようにお客が入ってくる店

 商店街活性化。
“通行量を増やせば街が賑わい、お店が繁盛する”というトンデモな意見について、当サイトは開設以来一貫して「反対」していることはご承知のとおり。
創唱者では無いが、趨勢を牽引した藻谷浩介氏の言説を徹底批判して来たこともご承知のとおりです。

 商店街の賑わいとは、単なる通行量では無く買い物客でお店の内外が賑わうことですからね。
疑う人は手近の国語辞典にあたってみてください。

 通行量の増加と個店の繁盛、よく“鶏と卵の関係”にたとえられますが、もちろん、個店の繁盛が先、繁盛する個店が軒を連ねていないとイベントなどで来街者が増えても恒常的な賑わいにはなりません。
通行量が入店客―買い上げ客に転化することが期待できるのは、繁盛しているお店だけですからね。繁盛していない=支持するお客が少ないお店の前を通る人がどうしてそのお店に入らなければいけないのか? なぜ入る気になるのか?
自分のアタマでちょっと考えれば誰でも分かることですね。
(どうも商店街活性化業界では“自分のアタマで考える”ことを忘れる風潮があるような)

 さて、昨日は福岡市の「商店街活性化を牽引する核店舗創出事業」、南区雑餉隈銀天町商店街の第一回臨店でした。
参加店は、看板店、ブティック、文具店、時計メガネ宝石店の4店。皆さん、明るく朗らかに取り組まれました。
それぞれのお店が当面の課題を課題をハッキリ確認、暑い盛りですが、これからじっくり取り組み、次回・9月初旬までにクリアする。

 夜は第2回講義。環境の変化その1 お客の生活・消費購買行動の変化。当社流繁盛店づくりの特徴は、一般に“環境の変化に対応しなければならない”と言ってお終いになるところを、①お客の変化、②競争の変化、③その他の変化に大別して内容を説明、“対応の方法と方向”を提案することです。これが今後ずうっと仮説―試行で進化させていく店づくりの基礎になります。

 講義終了後に参加店会議。
それぞれ①この事業に取り組む趣旨と ②昼間の臨店を通じて明確にした取り組み課題 について報告、質疑を経て共有しました。
さらに、商店街全体が直面している具体的な問題についてもこの事業の期間中に“仮説―試行”にチャレンジすることに。

 個店の報告で印象的だったのは、ブティックさんの報告。
臨店のメインはウインドディスプレイの改善と店頭スペースの確保でした。終了後さらにウインドディスプレイの手直しなどを行ったら、一見のお客さんが“吸い込まれるように入ってきた”とのこと。本人もびっくりだったそうですが、他の参加者も効果を直接見聞しますから取り組みに拍車が掛かります。

 “吸い込まれるようにお客が入ってくるお店”お客に見える店づくりの目標です。
“通行量が増えればお客が増える”ことが期待できるのはこういうお店だけですね。

 明日はいよいよ福岡市・福岡県中央会主催の商店街フォーラムです。

昨日は最終打ち合わせ、九州地区の行政担当者,商店街関係者を中心に100名以上の参加とのことで、関係の皆さん張り切っておられます。もちろん当社も。

 takeoは今日から福岡市入り、みゆき通り商店街にお邪魔して夜は吉塚商店街の事業オリエンテーション。駅前泊でフォーラムに参加します。

中心市街地活性化の基本課題

 中活法の改正を機にあらためて当社の基本的な考えを述べました。
http://www.quolaid.com/city/city-m.html

 戦略補助金の廃止という状況に於いても、活性化実現の方法と方向についてほとんど訂正する必要はありません。
ただし、この時点ではまだ都市機能としての小売商業が
①時場小売商業と進駐小売業に区分することが出来る
②両者は「地域経済の循環性」を実現する上で対極的な位置にある
③経済活力の向上を実現するには地場小売業の活性化が喫緊の課題である
等については,思い至っていませんでした。
これらへの気づきにより、中心商店街をはじめ都市の地場小売業の集積としての商店街の活性化が都市経営上の重要な戦略課題であることがあらためて強調されることになりました。

 このところ、県や市(規模不問)が主体となって推進される「繁盛店づくり」からスタートする商店街活性化の取り組みが増えています。心強い限りです。

 しかし、魅力ある個店づくり、個店の強化といったテーマを掲げてそれらしい事業に取り組めば目的が果たせるというわけではありません。
商店街活性化を実現していく道はあまり選択の余地は無いと思われます。

 あらためて当サイトが提唱する「活性化への道」をご一読賜らんことを。

商店街活性化 無料相談会の開催


商店街・中心市街地活性化に関する相談会を次のとおり開催します。
これまでの取り組みについて、経済産業副大臣が“白紙で見直す”と言明する時期、
現場を持つ地方自治体の課題はいっそう厳しくなっています。
“見直し”には見直すための視座が不可欠です。
従来の知識・技術に依拠したままの見直しでは、本当の商店街活性化は実現出来ません。

 今回の「相談会」は、実効的な商店街・中心市街地活性化事業を推進するために
必要な、基本計画や活性化事業計画の作成・見直し、既存事業の見直しや計画的な廃止、
事業推進に必要な理論武装・技術修得機会の設置、関係各方面の協同の再構築,商業者の
意慾の喚起などなど,具体的な課題への取り組み方について相談に応じます。

 当社独自の理論・技術、経験に基づいて、御地独自の課題への提案を行います。
相談は無料、相談に当たって、準備していただくものはありません。
立場や資格も不問です。気軽に活用してください。

①日 時:平成24年8月1日(木)10時~17時
②場 所:JR品川駅 近辺
③担 当:当社代表 武雄信夫

④内 容:商店街・中心市街地活性化関係全般
⑤対象者:商店街、行政、指導団体の担当者さん
⑦件 数:5~7件程度(1件あたり1時間程度)
⑥経 費:無料

希望される方、興味のある方はメールでお申し出ください。
おって時間、場所を調整いたします。

当社流「商店街・中心市街地活性化への道」の導入を検討したい、
とお考えの人にはよい機会だと思います。、ご活用ください。
有限会社クオールエイド
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  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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