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「お金目線」と「人の動き」

 これからの「活性化」と冠のつく仕事の取組は、「お金目線」が大事だといいましたが、“お金だけでいいのか”と突っ込む人がありましたので、あらためて活性化でもっとも大事な“人の動き”についても確認しておきたいと思います。

 活性化とは、究極、“陳腐化している問題解決能力をいきいきと状態に賦活させること”ですね。単に元気になるだけでは無く、これから先に起こるであろうさまざまな問題にも立ち向かい、解決していく為の力が蘇っている状態。

 これをどうやってちゃんと身につけていくか、ということですが、もちろん事業の中での取組を通じて、ですね。
事業の企画は、この事業に参加した人の“動き”が取組の中で変わっていく、ということが肝心です。

 活性化の取り組み、「お金目線」ともう一つ、人の動きが変わること。この二つについてはちゃんと目標を立てて、スタート時点でしっかり企画、仕事の結節点でもきちんと達成情況を評価する。といった取組にしなければならない。

 ご承知のとおり、「人の動き」については商店街・行政・商工会議所・まちづくり会社とも担当者を中心に着実に変わっていきます。次の段階の取組を担う力が着実についていくわけです。

問題は「お金の動き」、以前紹介した堂免信義先生の『日本を貧困化させる経済学の大間違い』、未読の人はぜひご一読を。

そのうち、「Web読書会」を企画してみましょうか。

「お金目線」は引き続きツイッターで。

おっと。
“おまえの話は金のために体を動かせということか”という人がいるかも知れませんので、ことわっておきますと。

①“お金目線”は自分のお金を増やすこと(だけ)では無い
②動きが変わるとアタマが変わる
そうすると、
もっと毎日が楽しくなり、
“時間堪能”が実感出来る
ということにつながっていくはず。

 モットーは、
“目的・目標を手段に宿せ”

「お金目線」

 専門誌などを見ますと時々“お客の目線に立って”と書かれていることがありますね。インタビューを受けている人の発言脱退、記事を書いた人の地の記述だったり。
商店街関係の話し合いでも出てきます。
ちなみに当サイトやキラリではほとんど使われません。

 “お客の目線に立つ”とはどういう覚悟を示しているのでしょうか。

 商売では自分とお客との関係において、こちら側がやらなければならないことを何を基準に考えるか、という問題があります。
いつまで経っても最終解決にたどり着けない問題です。
“目線に立つ”というアプローチは、お客との関係で発生する問題の処理に当たって、“お客の立場で考える”ということを意味しているようです。
お客の目線に立つ=お客の立場で問題を考えること。

 キラリでは、ご承知のとおり、仮説~試行法を採用します。
店づくりの取組における問題の発見~解決仮説設定~実行~評価のプロセスには、必ずお客の「問題情況」を観察するという段階があります。段階というより、解決のプロセス全体が「お客を観察する」という作業を伴っています。
お客を観察する、というとき、その“目線”はどうなっているか?

続)

 という話とはまったく別に「お金目線」というコトバを思いつきました。
知っている人は知っている。目下、ツイッターでは一昨日の記事・武雄市立図書館のCCC(TUTAYA)への委託構想を巡って市長さんも登場して議論が行われています。
私も民間委託ならぜひ地元有志と市役所の協働で運営組織を立ち上げるべきではないかと提起しているところですが、大勢はプライバシー保護という論点が中心になっています。
この領域の問題は、これからいくらでも改善できますから、皆さんがんばって問題が詰められると我が国全体のノウハウになりますね。

 他方、誰に委託するか、という問題は一度決まるとそれでおしまい。地元でお金が回ることが地域活性化のキモだと考える私は、ぜひご一考をお願いしたいところです。
目下は、“プライバシー論議”で熱くなっていおり、当分出番は無さそうです。
いずれ機会を見て再論できればと思っています。

 さて、論議に参加していて思いついたのが、
「住民目線話法」というコトバ。「〇〇話法」は、安富歩さんの「東大話法」(安富歩『原発危機と東大話法』)のひそみです。

 話法:レトリックは表現法ですが、無色透明の表現の仕方ではありません。ある表現を選ぶのはその人が先行して持っている「ものの見方・考え方」ですから、話法を見ればその人のアタマの中が分かる、という側面があります。

 さて、住民目線話法は、自分の意見を発表するとき、これは住民の立場に立っての考えである・住民の立場で考えればこうなるのだ、ということを暗黙のうちに主張しているわけです。
二つ問題がありまして、
①それが住民の立場の意見だと何故主張できるか?
②そもそも何故あなたが住民の代弁が出来るのか?
ですね。“目線に立って”とはあくまで本人が脳内で作っている「○○の原像」が考えたこととして自分の考えを押し出す、という作業ですから、ご留意あり足し、ですね。

 さて個々で話はガラリと変わりまして、いよいよ本論(笑

 同じく昨日の論議の中で思いついた「お金目線」というコトバについて。

 「お金目線」とは、端的に言えば、「物事を考えるときには、何ごとであれ、お金の流れ方も併せて考える」という立場です。

 「地域活性化」で大事なことはご承知のとおり、域内のお金の流れはどうなるか? ということです。

 地域活性化のよく言われる着眼は、
①移入代替
②移出代替
③移出財の再移入阻止
④既存産業の見直し
⑤新しい産業の創出
などですが、(清成忠男『八十年代の地域振興』)
お金目線でこれらを見ますと
①入ってくるお金を増やす
②地元でもっとお金を生む
③地元でお金を使い回す
④なるべくお金を外に出さない
ということになりますね。
このように地域における経済その他出来るだけ多くの活動について、その結果お金の流れはどうなるか?ということを必ず確認することは、先行きが極めてわかりにくい時代の地方都市にとって大変重要なこと、関係の皆さんはぜひ「お金目線」をお忘れ無く。

 特に大事なことは、「経費」の使い方。
経費といえば商品やサービスの代価として先方に渡す、」その結果こちらの懐から無くなるものですね。
もちろん、きちんと機能する商品・サービスをなるべく安価で手に入れる、というのは理にかなっています。

 しかしながら。
ちょっと眼を挙げて“地域経済をお金目線で見る”としたらどうでしょうか。ある主体が商品・サービスの対価として支払ったお金は、お金目線で見たとき、どこにどのように流れるのか、やがては域外に流出していきますが、それまでの間、地域でどう動いているか?
ということが極めて重要でありまして、スタート時点で“最低価格”を選択したことが、地域全体の「お金の流れ」のなかでどのような作用をするか、まで考えて見ることが必要です。

 最低価の商品・サービスを通販で購入したとします。
支払ったお金は、通帳からあっという間に消滅、二度とそのお金が地域に戻ってくることはありません。
最低価格での購入ですから、主体が支払う・出ていくお金は最少額です。しかし、この支払いが地域の“お金の流れ”で意味することは、価格分の「消滅」ですね。

 他方、同じ商品・サービスを域内から調達したとします。
支払った対価は、受け取った企業を通じて域内で新しいお金の流れを作ります。これが大事です。

(続く)

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