大分県「商店街魅力ある店づくり支援事業」成果報告会

次のとおり開催されます。

〇実施商店街ごとの報告会

①日田市商店街連合会
 日 時:3月5日(月)19:00~21:00
 場 所:日田市商工会議所

②竹田市竹田町商店街振興組合
 日 時:3月6日(火)19:00~21:00
 場 所:竹田商工会議所

③佐伯市商店街連合会
 日 時:3月7日(水)19:00~21:00
 場 所:三余館

 各商店街ともこの成果を踏まえて次年度は一段高いレベルの取り組みの深化及び新たな参加者を募っての拡大を目指しておられます。
なお、当日は事業に取り組んだ参加店の視察が出来ます。取り組みの内容、成果など売場で店主さん自ら説明していただきます。参加ご希望の方は各市役所または商工会議所へどうぞ。

〇大分県主催の報告会
 日 時:3月22日(木)13:30~16:00
 場 所:大分県庁新館8階81会議室
こちらも公開で開催されますが、会場の都合で参加者が限られるかも知れません。お急ぎください。

 この事業の最大の特徴は、
①商店街に立地する
②業種・業歴、規模や現況などが異なるさまざまの店舗が
③同じ理論、同じ手法で繁盛店づくりに挑戦したら
④それぞれ将来に希望が持てる成果を挙げた
という取り組み方にそのものにあります。

 つまり、誰でも・どこでも・応用可能な繁盛店づくりの方法と方向だということです。
是非報告会に参加してその実体を見極めてください。

指導者の確保が急務

商店街活性化の可能性は実証されており、一日も早い普及が課題ですが、残念なことに普及させようにも普及に必要な力量を持った専門家が絶対的に不足しています。

これは無理も無いことでありまして、そもそも商店街活性化の取り組みがスタートして以来、商店街組織の取り組みとして「有志個店を募って繁盛させる」という取り組みはこれまでほとんどありませんでした。
需要が無いのですから、専門家がいないのも当然と言えば当然ですね。
専門家たるもの、本当は“個店の繁盛無くして商店街の活性化無し”と喝破して、取り組みを大きく転回させなければならなかったのですが、それほど商店街に入れ込む専門家がいなかったのか、必要は感じつつ力量が伴わなかったのか、いずれにせよ、これまで「街ぐるみで繁盛を実現していく」という課題への取り組みを指導支援した経験を持っている人は極めて限られています。

新年度、国は補助申請の条件として「集客力の向上及び売上の増加」を数値目標として掲げることを求めます。
つまり、補助事業に取り組みたければ、街ぐるみで集客力の向上及び売上の増大と実現出来る企画を立てよということで、これは従来イベントなどに取り組んできた商店街組織には手も足も出ない話でありまして、専門家の指導支援が無ければ達成することはおろか、事業計画さえ立てることが出来ないはずです。

問題は、先述のとおり、この新しい取り組みを指導出来る力量を持った専門家がいないこと。
どこでどのように確保するのか、全国の都市・商店街が直面している課題であり、もちろん、支援に当たる国を始め関係各方面にとっても喫緊の課題です。

どう取り組むのか?
微力ながら当社、新年度早々の事業として「専門家の育成」の事業に取り組みたいと思っています。
目下のところ、東京・福岡の二個所で並行開催、出来るだけたくさん養成出来ればと思っています。
来月早々には募集できるよう目下調整中です。

「魅力ある個店づくり支援事業」成果報告会

 大分県が独自で制定市、県内三都市の中心商店街で取り組まれている標記の事業、既報の通り、三都市とも当社が全面的に支援しています。
これも既にお知らせしているとおり、来る3月5,6,7日、三都市連続で成果報告会が開催されます。

 報告会の特徴は、市長、商工会議所会頭など関係方面のトップが臨席されること(予定)。
いうまでも無くこれは画期的なことでありまして、そもそも
①商店街有志7~10店舗を募集して
②それぞれ自店の繁盛再構築にチャレンジする
という、いってみれば正直、この程度の取り組みの報告会がどうしてこれほど重視されるのか?

 規模から言えば、一店逸品や百縁商店街など街ぐるみで取り組まれる事業とは比較にならない取り組みがどうして?

 皆さん既にご明察のとおり、この取り組みには一店逸品などとは大違い、商店街の、ひいては都市の活性化という上位目標の達成にまっすぐ連なっている試行だから、というのが注目される由縁です。
取り組みの趣旨は、
①商店街有志を募り
②あらかじめ採用している「方法と方向」による繁盛店づくりを実践、成果を出すことで
③商店街活性化の可能性を実証し
④取り組みを拡大して街ぐるみの活性化を目指す
というところにあります。

 さらに商店街活性化の趣旨は
①商店街を消費購買行動の受け皿として再構築することで
②郊外の進駐小売業を始め域外に流出する所得を
③域内において環流させることで
④域内の経済活性化の新しい起点とする
ところにあります。

 つまり、地域内の“お金の回り”をよくする=地域経済活性化の起点=再投資可能性の拡大を実現しようというのが商店街・中心市街地活性化の究極の狙いであり、その目的はいうまでも無く「持続可能な都市」を構築していくことですから、その成否を左右するスタート時点の取り組みである“魅力ある個店づくり”の成果報告会が注目されるのは当たり前です。

 というか、商店街活性化とはそのような位置づけで取り組まれるべき事業だというコンセンサスを都市内部に確立するためにも、トップ臨席の下に報告会を開催するという企画は当を得ています。

 成果報告会では事業にチャレンジした
〇家具屋さん
〇和菓子屋さん
〇パン屋さん
〇コンビニエンスストアさん
〇ファッション店さん
〇薬局さん
〇靴屋さん
〇化粧品店さん
など、どこの商店街でも見られる業種のお店が取り組みの成果を発表されます。成果とはもちろん売上の増進、それも無理せず将来はさらに明るくなる繁盛が見込める、というところ。業種、立地、店舗規模など、商売の基本が多種多様なお店が同じ方法と方向で取り組んだら何がどうなったか?
全参加店についてビフォア~アフターの写真で紹介しながらそれぞれ店主さんが自ら発表します。
発表の前後に参加店の見学もOKです。

 商店街のリーダーさんはもちろん、従来の施策に行き詰まりを感じておられる都道府県、市町の担当者さんに参観をお奨めします。参加されると今後取り組むべき課題と取り組み方がよくご理解頂けると思います。
お問い合わせは日田市、竹田市、佐伯市それぞれの商工会議所へ。

開催予告:商店街活性化・支援専門家育成セミナー@東京

 昨年福岡市で開催、参加者に好評だった標記セミナーを新年度早々東京で開催します。
詳細はこれから方々と相談して決定しますが、とりあえず、4月以降、遅くない時期のスタートを考えています。

 折しも、新年度の中小商業活力向上関連の事業では、達成すべき数値目標として"集客力の向上及び売上の増大"が必須となりました。これまで専ら"通行量の増大"を目指して事業に取り組んで来た商店街、指導専門家にとってはまさに寝耳に水、通行量そうかさえままならないのに売上増大?とか、ビフォア~アフターの各個店の業績をどう把握するのか、そもそも今どき商店街で街ぐるみで売上をアップする方法などあるはずが無い、などなど途方に暮れている向きもあろうかと思われます。

 でもご安心。
通行量を増やすことより古典の売上げをアップする方がよほど優しいのでありまして、セミナーではその方法と方向及び指導支援の具体的な内容まで、先行事例の教訓などを交えて提供します。

 昨年度のセミナー(4時間×5回)では、指導に当たる中小企業診断士さんたち、県や市の担当者さんなどに参加頂きました。中には行政及びまちづくり会社の担当者さんがそろって受講されたというケースもあり、その後の取り組みに大きな効果をもたらしているようです。受講された皆さんにとって「数値目標は街ぐるみ売上増大」という新しい方向はまさに我が意を得たり、修得した「方法と方向」を実務に大いに役立てておられることと思います。

 新年度早々のセミナーでは、"数値目標の変更"を踏まえ、"キラリ輝く繁盛店づくり"・"お客に見える店づくり"の取り組み方を中心に、中活法・地域商店街活性化法のスキームに基づく商店街・中心市街地活性化の全体像の理解、計画の作り方、推進体制の作り方など、"事業推進に不可欠なのになぜかこれまで装備されていなかった"レベルの知識・技術を提供します。

 目標数値変更後の商店街活性化、推進、支援に当たる皆さんにとって必ず装備しておかなければならない内容をコンパクトに修得して頂く機会、全国的に見て他ではあり得ない内容のセミナーです。

■ 数値目標:「通行量の増大」についてのあれこれ

 商店街活性化のメルクマール(到達指標)として取り上げられる「通行量の増大」について、あらためて考えてみます。

 折しも最近公募された『平成24年度中小商業活力向上事業の1次募集について』では、
※社会課題に対応した補助事業であり、事業を実施した結果、補助事業実施前に比べ、補助事業終了後において当該商店街等の集客力向上及び売上増加の効果が認められることが必要です。
※今回の募集より、集客力向上に加えて売上増加を指標とすることを必須としておりますので、十分ご留意ください。

とされており、さらに『募集要項』 では

〔売上増加について〕
①商店街の売上高の実数値若しくは増減率を改善することが必要です。
②売上高の数値目標の把握方法については、商店街を構成する過半数以上の店舗(組合加入の有無は
問いません)の売上高を把握することが必要です。
③以下のような売上高の数値目標の設定については設定不可とします。
(例)
・商店街を構成する一部の組合員による売上のみ
・アンテナショップの売上のみ
・個別イベントの売上のみ等

 となっており、先に当コーナーで紹介した「数値目標の変更」がいよいよ実施の運びとなりました。

 『新法』の表面的な理解に基づいて「数値目標=通行量の増加」と設定してきた商店街は今日、
①通行量は増加しない
②商店街は活性化しない
空洞化が進むばかり、という状況に陥っています。
どうしてこういうことが起きているのか?
しっかり理解し、取り組みを抜本的に変えない限り、新年度の事業で求められている「売上の増大」と新法の「通行量の増大」を一体的に理解し、実現していくことは出来ません。

 まず“通行量の増大”について。
これは、“商店街の通行量が年間を通じて増大する”という意味であり、けして
①イベントを実施したらその期間だけ通行量が増えた とか
②集客施設を設置したらその施設だけ来訪者が増えた ということを意味するものではありません。
事業が目指す商店街の通行量増大とは、商店街が組織的に休業する定休日以外は、一年365日、商店街来訪者が増え.結果としてて通行量が増加する、ということです。これが『新法』にいう“通行量の増大”の定義であり、これが実現するからこそ“商店街の通行量増大を目指す事業”を総称して「商店街活性化事業」と括られているわけです。

 一年365日、商店街の来訪通行量を増大するには何が必要か?

 という問いを立て、真剣に解答を考えるというプロセスを省略して、通行量を増やす?
1.住む人来る人を増やす
(1)住む人を増やす・・マンションの建設
(2)来る人を増やす・・図書館やコミュニティ施設の建設
2.イベント
(1)地域資源を活かしたイベントの開催
(2)個店を活用するイベントの開催
3.環境の整備改善
(1)歩行環境の改善
(2)景観整備 
などが計画され、支援を受けて取り組まれていますが、成果が挙がりません。

 新年度事業の数値目標として掲げられた“集客力の向上&売上の増大”はこれまでも各種事業の数値目標として例示されて今したが、今回、ハッキリ達成目標として明示されてのはなぜか?

 これは、従来の通行量増加策は、これまで中心市街地活性化基本計画にも掲げられてきたものがほとんど、かつ、こんんちに至るまでほとんど成果が挙がっていないことは周知の事実です。
にもかかわらず、新法の“通行量の増大”を旧態依然・従来の施策で達成可能と何の根拠も無く考え、計画したが案の定成功しなかった、という事態を受けてあらためて“通行量の増加”では無く、“売上の増大”を目指すことが求められたわけです。

 街ぐるみの売上増大の取り組み、その成果として一年365日商店街の通行量が今とは比較にならない増加を見る、ということになります。
全ての事業が通行量の増大を目指して取り組まれる、というのが新法のポジションですが、各事業の成果が一年365日の通行量の増加を実現するには“買い物行き先としての魅力の画期的な向上”が不可欠、これを実現し“売上の増大”が達成され留、というプロセスが不可欠です。

 新年度の数値目標の変更が意味するところはそういう意味でありまして、以上でも以下でもありません。
これまで“キラリ”に取り組んで来た皆さんは、これまで通り、繁盛店を続出することで点から線~面へと増やして行くことで繁盛店が軒を連ねる商店街を目指せば、その結果として“通行量の増大”は必ず実現します。

 他方、表面的な“通行量の増大”を掲げて事業に取り組んで来た商店街は、売上の増大=繁盛店づくりといういまだかって経験したことの無い課題への取り組みが求められることになります。
「通行量の増大」を目指す作文作りが上手だった商店街には手も足も出ない課題、さて、どうすれば“売上の増大”を目指す事業が計画できるのか・・・・?

 ちなみに、“売上の増大”は“ポイントカードの取扱金額の増大”などではダメ、商店街に立地する各個店の売上を集計して判断することが必要です。
笑店街リーダーさん達の腕の見せ所ですが、これまで“カリスマリーダー”などと自称・他称してきたカリスマ・リーダーさん達の手に負える課題では無いことだけはハッキリしています。

 中心市街地活性化を担当する人達にとって瞬時も忘れることの出来ない:『中心市街地活性化基本計画の平成22年度フォローアップに関する報告』平成23年6月17日内閣府地域活性化推進室では
“通行量は他の目標指標に関する取組の効果全般の影響を受けるところ”と認識されています(7ページ)。

 いずれにせよ、「商店街の通行量の増大」とは、“一年365日、定休日を除き、商店街が買い物客で賑わっている”という情景の実現を目指して取り組まれるもの、そのつもりで今日ただいまから“買い物客の増大”を目指さなければならない。買い物客の増大はとりもなおさず売上の増大ですからね。
これまでの“住む人来る人を増やして通行量を増加する”という既に失敗事例続出の取り組みを続けるのか、“買い物客を増やして通行量を増加する”のか、究極の選択の時が始まっています。
有限会社クオールエイド
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  • Author:有限会社 クオールエイド
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
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