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これから読む本など

1.石原武政・西村幸夫編著『まちづくりを学ぶ -- 地域再生の見取り図』 (有斐閣ブックス)

 第七章「まちに賑わいをもたらす地域商業」(渡辺達朗)が面白い、あんたの問題意識とも共通するのではないかと薦めてくれる人がありまして。

 この本は商業理論の専門家である石原さんと都市計画系の学者である西村さんが共同で編著、“まちづくり”関係各分野の専門家を組織して作られたものです。
時宜を得た企画ですが、果たして内容はどうでしょうか。

 編著者の一人石原さんの本は、『商業学』『商業の外部性』などを読みました。
小売業のキモは“品揃え”だという視点に立っておられる用です。

 明日からの出張に持参して“まちづくりを学ぶ”ことにします。途中経過を報告するかもです。

2.熨斗一存『価値と公正の経済学』幻冬舎
著者は仮名だそうです。“著者名で先入観を持たずに読んでもらうため”とか。
経済学をダメにしているのは均衡論だ、と喝破したのは塩沢由祐さんですが、この本の参考文献には塩沢さんの数冊が挙げられており、楽しみです。
ただし、経済学はいまいちどその対象として取り扱う領域の定義からスタートしなおさないとダメかも知れません。

 何ごとによらず、「定義」は問題のイノチです。

 このところ、いわゆる理系の人が書いた人文領域の本が面白くはまっています。

既出ですが。
市川惇信『暴走する科学技術文明』岩波書店
堂免信義『経済学の大間違い』徳間書店

市川さんは、「システム科学」の大御所、堂免さんは知る人ぞ知る天才プログラマーだそうです。

 いずれも大変面白く、ためになりますが、当サイトの趣旨からすると、特に堂免さんは「小売業・商店街の経済学」として熱烈お奨めです。
もちろん、小売業以外には通用しない経済学ということではありません。伝統的な経済学が不当にも無視している小売業の機能がよく理解できる経済学だという意味です。

 理系の本が面白い理由は、従来の人文系のつまらなさと表裏です。もっとも、理系が書いた人文書が全部OKというわけではありません。
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