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理論とは何か、何故必要か。

 普通、学校などでは教えてもらえないことですが、大変重要なことです。

 われわれがものごとに対処するにあたっては、まず、そのものごとが“何であるか”を理解(自分で自分に対して説明し、納得すること)しなければならない。理解が正しいかどうかは別として、とにもかくにも、“それが何であるか”を決めなければ対処を講じることが出来ません。

 未知のものごとに対処しなければならないとき、われわれは何を頼りに対処法を講じているでしょうか?
われわれが依って立つ第一の基盤は「経験」です。過去に似たようなことは起きなかったか?似たような経験はしていないか?
もちろん、過去の経験(本当は経験を自分で合理化した知識)だけで今起きはじめていること、これから起こるであろうことに対処することには不安があります。われわれは、なんとかこれまでの「経験」を活かして「現在」や「未知」を理解し、予測しようとするわけですが、「経験」当時とは環境も変わっていますし。

 そこで行われる作業が“経験の一般化”です。
「経験」から「偶然」や「特殊な性格・条件」などを削り落とし、“いつでもどこでも”当てはまるレベルまで「抽象化」するわけです。一般化=理論化ですね。

 以上を踏まえて標題について答えると。
?理論とは何か
 対象を理解するために用いられる知識。過去の経験をもとにその経験の特殊性を抽象して作られることが多い。(もちろん他の方法で作られるものもある。ご託宣とか)

?何故必要か
 「未知」を理解するため。
 
 ものごとへの対処は、ものごとを理解し、その変化を予測しながら対処策を考えます。このとき理解・測に用いられるのが理論です。過去の経験だったり、それ以上にあやふやな理論の出処を考えますと、あらためて“理論に対する態度”も検討することが必要です。今日のように“百年に一度”といわれるようなわれわれが経験したことのな問題が頻出する時代にはなおさらです。

 われわれが直面し・解決しようとしている「問題」はどのような理論に基づいて理解され、対処策が考えられているのか?
ということも、たまには考えてみることが必要です。
特に、未だかってない規模・量とか、前代未聞とか、の形容詞が伴う場合はなおさらです。

 さて、以上を踏まえてあらためて考えていただきましょう。

全国の都市が重要課題として取り組んでいる「商店街活性化」「中心市街地活性化」という問題は、
1.どのような理論に基づいて理解されているか?
2.その理論の妥当性はどのように証明されているか?
さらに、実務的には
3.活性化施策と銘打って取り組まれている諸事業の目的合理性は、理論によって裏打ちされているのだろうか?
という、おそろしい疑問もありますね。

 さて、あなたの解答は如何ですか?
けして他人事ではありませんよ。特に専門家の皆さんはしっかり考えておかないと、これから先いつ何時質問が飛び出すか分かりませんよね。
(続く)
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