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個店の惨状 いつまで放置するのか


Date: 2009-12-21 (Mon)

 今年後半は、商人塾、個店経営研修事業と、個店~商店街活性化の取組に集中しました。
毎日のように皆さんと接していますと、まるで中心市街地・商店街活性化のメイン課題が「個店」にシフトしたかのようですが、もちろん、取り組まれているのはほんの一部でのこと、大勢は依然として「シャッターの外側」の活性化に終始しているところが圧倒的に多い。あなたのまちでは如何でしょうか。

 商店街を「ショッピングの場」と考えるなら、その活性化が「シャッターの外側」の施策で実現するはずがありません。
ショッピングの目的が果たされるのはもっぱら「シャッターの内側」であり、そこが「ショッピング行き先」・「売場」として陳腐化しているとき、そのことを直視することなく、ひたすら「周辺条件」の整備に取り組んでもその成果が挙がらないのは、あまりにも当然のことではないでしょうか。

 商店街の活性化が都市経営上の大きな問題となっているのは、連袂する商店の「シャッターの内側」が陳腐化、ショッピング行き先としての魅力が激減した結果として街全体の空洞化が現出しているのだ、という事情を考えるならば、個店の「シャッターの内側」の改革・改善が、商店街・中心市街地活性化の中心課題となるのは当然のことです。
にもかかわらず、この課題は今日に至るまで直視されることが少なく、最初に書いたように、未だに取り組んでいるところは少数派に止まっています。

 その原因の一つとして、商業者は商業のプロであり、悪化している周辺条件さえ整備されれば、その実力を発揮して「ショッピングの場」として再生することが出来る、と考えられていたことが挙げられます。
商店街・個店が窮状に陥っているのは、その自助努力では対応しきれない大きな経営環境の変化に見舞われたからであり、外部的・組織的取組で経営環境の変化への対応が出来れば、「シャッターの内側」は自動的に「ショッピングの場」として機能するようになる、という「理論」のもとで“住む人・来る人を増やす”ソフト・ハードの施策が展開されて来ました。その結果というか、取組は今も続いているわけですが、その間も依然ととして街の「ショッピングの場」としての空洞化、個店群の陳腐化は進展するばかりです。

 (続く)
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