FC2ブログ

いつの時代にも通用する正論は無力

 標題のとおり、世の中には“いつの時代に、だれが言っても正論”と言うほかない言葉があります。
「顧客志向」とか「環境の変化に適切に対処する」とか。

 こういう「正論」をいくら並べてもどうにもならないのが、「転換期」の特徴でありまして、
この時期、
“繁盛したかったら顧客志向が必要だ”とか
“繁盛したかったら環境の変化を正しく把握し、適切に対応しなければならない”
などといった「正論」を聞かされてもなんの足しにもなりません。

“なるほど、そのとおりだ”と賛成しても、それがどうした、何一つ“何を為すべきか”実際にやるべきことは分かりませんし、分かるために必要な「進むべき道」を究明する手助けにもなりません。

 「地殻変動」という時代を乗り切っていくために必要な指針となるのは
“間違っていたら大やけどをする”レベルの理論
でありまして、いつの時代にも通用する「正論」ではないのであります。

 こう言うことを自分のアタマで考えたことのない、コンサルタント(=他人の思考過程に影響を及ぼすことでその問題解決に貢献することを業とする)さんは、「正論」レベルの話に終始しながら問題解決に有効な提案をしているつもりいるわけですね。
巷間あふれている「繁盛店づくり」など、経営指南書などはほとんどがこのレベルです。

 コンサルタントたるもの、“環境の変化に対応せよ”などという「正論(一般論とも言う)」ではなく、
“今、環境はこう変化している、対応の方向と方法はこれこの通り”
と提案するのがお役目のはず、その提案が間違っていたら間違っていたことが相手にハッキリ分かるレベルで“環境変化に対応する”ためにやるべきことを提示してはじめてコンサルタントだと思うのですが・・。
“環境の変化に対応せよ”というのは“雨が降っていたら傘をさせ”という程度の「提言」ですよね。

 ちなみに、takeoは本を書く人、講演活動をもっぱらとしている人はコンサルタントではないと考えています。少なくともそれらの活動はコンサルタントとしての仕事ではないということは確かです。その根拠についてはまた今度。
-
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ