繁盛店づくりの支援

目下、釧路市から鹿児島県与論町まで6個所、50店強のお店の取り組みを支援しています。
プロパーの商人塾、個店経営支援事業、独自の企画によるものと、スキームはいろいろですが、取り組みの内容はすべて「キラリ輝く繁盛店づくり・点から線、線から面への取り組み」です。

 国の最新施策・「個店経営研修事業」による取り組みでは、各取り組み商店街毎に「統一数値目標」として“売り上げ高の昨対比○○%アップ”が参加者の全員一致で掲げられています。アップ率は都市によって違いますが、10%または20パーセント、最初の参加店会議で全会一致で決定されました。
目下、来年2月度での達成を目指して取り組みの真っ最中です。

 当方の支援は、現場で目に付いたこと、気が付いたことをあれこれ口にすることが主ですが、これをヒントにしたり・しなかったりしながら、皆さん、次から次へと、どんどん新しい着想、仮説を生みだし・試行し・繁盛店に接近しているわけで、既に顕著な成果が現れ始めています。

 上記のとおり、地域、業種業態、規模などばらばらの50店舗以上による同時並行の取り組み、これを同じ「繁盛店づくりの5原則」によって進めるわけですから、中心市街地・商店街活性化の「点から線、線から面への展開」という課題にとって、これほど情況に適した実践は他には無いのではないか。

 当社の課題は、仮説~試行のプロセスを加速する・“もっと手早く・もっと手軽に”ことですが、こちらも手応えあり、です。これからはさらにいっそうスッキリした取り組みを提案することが出来ると思います。

 もちろん、目的はお店の可視的な転換もさることながら、参加者の「不可視領域(ものの見方・考え方)の転換」が大変重要ですから、作業を通じてお互いに「その気になる」「その気にさせる」作業は欠かせません。
とりあえず、あちこちいじれば、売り上げは簡単にアップしますが、それだけではすぐに限界にぶつかります。
取り組みでは、次のステージに移行するために必要な技術の獲得が出来るような「取り組み方」を工夫しなければならない。配付している「れんしゅうもんだい」にトライすると次の技術的課題が見えてくるはずです。

 わが繁盛店づくり5原則、これまでのところ、予定通りの効果を発揮しています。
5原則は、“これを守らないと繁盛は実現できない”ということですから、“コンセプトを作ってから、計画的に取り組む”などと考えているようでは「繁盛への道」を築くことは出来ません。
「原理原則」は原理原則ですからね。

 とはいうものの、このような規模で取り組みますと、おかげさまで当社の理論にもいろいろと不十分なところが見えてきました。
さっそく所要の改善を行い、次からの講義・実践に活かしていきます

中心市街地の事業仕分け

朝日新聞によれば、中心市街地活性化事業がやり玉に挙げられ、効果として説明者が売り上げ、通行量の増加を挙げたのに対して、仕分け側は通行量?それがどうした、大事なのは経済の活性化でしょ、と予算が2割削減されたとか。

 くるべきものが来た、というべきでありまして、通行量が増えたからと言って、それが買い物客に転化する訳もなく、経済の活性化(法の目的で言えば経済活力の向上)につながることは無いのでありまして、中心市街地活性化は通行量の増加を実現すれば可能だと提唱してきた人は、この際あらためて「通行量増加」が中心市街地活性化実現の数値目標となることの根拠を示したもらいたいものです。もちろん、できれば、の話ですが。

 説明では「通行量の増加」という成果が挙がっているとのことですが、はて、認定基本計画を遂行中の各都市の年度報告で「増加」と報告している都市がいくつあったかしら?

 仕分け人さんも面妖でありまして、効果が認められないから予算を2割カットというのは

同志・喜山哲郎さんの訃報

 与論町の商店街・中心市街地活性化を牽引するリーダーの一人、喜山哲郎さんが昨夜突然亡くなられました。

 喜山哲郎さんは、takeoと同い年、takeoがはじめて与論町に招聘された平成19年秋以来、今日までお互いに「元気」を分かち合い、励まし合って来た文字通りの同志でありました。
夜討ち朝駆けにいつも変わらぬ笑顔で対応していただき、ああでもない、こうでもないと鳩首協議にふけった日々を思うと悲しみをこらえられません。

 正念場を迎えているラグジュアリィモールの構築、まちを挙げての皆さんの取り組みに、takeoも喜山さんの遺志を万分の一にせよしっかりと受け継ぎ、力を尽していくばかりです。

 ご冥福を心からお祈りいたします。

どげんかせんといかん・商店街

長年にわたってソフト・ハード両面にわたってあれこれと取り組んで来たが、「空洞化がストップ、繁盛店が続出し始める」というあるべき状況にはほど遠いばかりか、空洞化がますます進展するばかり、という商店街はけして珍しくはありません。
というか、ほとんどの商店街がそういう状況に陥っていますし、まだ小康を保っているところもこれから急転直下となることを免れることは出来ません。

 このような状況のなかで平城21年も暮れを迎えるわけですが、あらためて“商店街、どげんかせんといかん”ということで本音をぶつけ合う・フリートークが企画されたりします。
なんの突っ張りにもなりませんね。

①長年にわたって、商店街活性化のため、と銘打って
②前後の見境もなく各種の事業に取り組んできたが
③成果は上がらず、まちは衰退の一途
という状況にある人たちが、いくら事情がさらに逼迫したからといって、今さらながら・あらためて「どげんかせんといかん」程度の問題意識で集まったからといって、なにがどうなるものでもないことは、当時者以外にはハッキリ分かることですね。
今までも「どげんかせんたおいかん」といいながらあれこれの事業に手を出して失敗しているわけですからね。
「どげんか」する前に、これまでの失敗を「失敗」と認めるのが先ではないか?

 これまでの取り組みを「失敗だった」と認めないと新しい「土源か」は生まれません。

 これまでの失敗を失敗と認めると、“もはや自分たちだけでは商店街活性化への道を切り開くことはできない”ということgqあいやでも分かります。
“今すぐ、適切な指導者を見つけて指導を受けないと。これ以上ちんたらしていては取り返しがつかなくなる”
と思い当たることが必要です。
なかなか難しいことですが、「思い当たる」を関係者が共有できたところだけが、「どげんかせんといかん」に取り組むことが出来ます。
今どきの「どげんかせんと」は、“適切な指導者を見つけて指導を受けること”それ以外の選択肢はありません。

 それとも、性懲りもなく、これまでさんざん失敗してきた「シャッターの外側の取り組みで繁盛店を叢出する」チャレンジを続けるつもりですか?

 いつまで経っても、繁盛店への転換に取り組まない、取り組めない個店・商店街には、これまでにない規模の「買い控え」が押し寄せることは皆さん既に覚悟されているかと思いますが、もう一つ、「ショッピング行き先変更」という予想だにしない大打撃が待ちかまえているかも知れません。

 どげんかせんといかん。

きのう鹿児島、あしたは釧路

 南奔北走中です(笑

 風評デフレの最中にもかかわらず、売り上げアップ、粗利アップという報告が相次ぐ「繁盛店づくり」の取り組みですが、当社的提案の特徴は、繁盛したいと思っている人・取り組もうとする人なら“誰もが納得して今すぐ着手できる”ということです。さらに、
取り組めば即刻効果が出ますからさらに意欲が高まり、さらに知恵が湧くようになり、いっそう業績がアップする・・・。
という実際に経験した人でなければ、とても信じられないであろう、方向と方法の効能効果ですね。

 このところ、業績向上の「スピードアップ」を心掛けておりまして、各個店に対する提案をより具体的に行っています。
その分、即効性がありますが、その分、「基礎体力の強化」が遅れます。どちらをとるか、ということになりますが、商店街・中心市街地活性化推進の「核」を目指すなら、じっくり「自助努力の組織化」をお奨めします。

 とはいうもののこのご時世、即効性も重要ですから、年末にかけての各地の臨店(個店訪問)では、実行すれば直ちに売り上げアップにつながるであろう、というレベルの提案を体系的に行いますのでお楽しみに。

 自力思考、仮説試行という原則とのバランスを勘案しながらの取り組みになりますが、年末、デフレ風評など文字通りどこ吹く風、ということを実感していただきたいと思います。

臨店指導in鹿児島市

 先月6日、鹿児島市の主催により開催された『中小小売店の活性化・今すぐスタートする繁盛店への道』は、既報のとおり50名を越える参加者を得ることが出来ました。
今日は、受講者のうち希望者に対して臨店指導を行いました。
何処も同じ、臨店指導を希望する人は少なく(もったいない!)、今回は三店でした。

①お茶小売店 ②印章店 ③キャッシュ&キャリーの3店です。
①、②は小規模店舗で、それぞれ「ビジョン」がありましたので、それを具現化していく“今すぐ着手して将来を切り開く”具体策を提案しました。
今すぐ取り組む、ファサード、レイアウト、陳列の改善、漸進的に確立する品揃えの柱、おもてなし空間としての店内の整備について具体的に提案、必要な個所についてはさっそくその場で試行しました。
両店とも提案を納得、じっくり取り組んでいくことになりました。

 ③は、社長さん以下経営陣が参加され、店舗批評と“お金を掛けず売り上げをアップする方法”を店舗の事情に即して戦略レベルから即時実行すべき売場の改善について提案しました。
「売り上げアップ」に向けてモチベーションが確保されたことと思います。

 いずれも“お金を掛けず・粗利を落とさず・売り上げを上げる”基本的な方向と実現のために今すぐ着手する具体的な課題を提案しました。
“一犬虚に吠ゆれば万犬真に吠ゆ”ともいうべきデフレ合唱をものともせずに“売り上げをアップしながらの転換”に取り組んでいただきます。
 引き続きフォローが必要ですが、なんとか手段を講じたいと思います。


 このところ、個店経営研修をはじめ、正規の商人塾以外での繁盛店づくりを目指す取り組みが増えています。
さっそくの“これまでの延長では考えられない”売り上げアップは短期の取り組みで可能な場合もありますが、「新しい業容の確立」及び「商店街活性化=繁盛店の線から面への展開」は、理論の装備が無いと不可能です。

 「方向と方法」の可能性が実証されたら、機を失せず、商人塾的な本格取り組みへのチャレンジを期待するものです。

自己実現風評

社会学方面では「自己実現予言」という言葉がありまして、あることを予言したことで関係各方面がその予言を踏まえた行動を取るようになり、結果として予言が実現してしまう・・・、ということですね。

 話題は「デフレ」。
一昨日でしたか、「副総理・戦略担当」大臣さんが「デフレに入った」と宣い、メディアが大きく報じました。
他方、「デフレ対応の責任者」と目されている日銀総裁は、“価格の持続的下落をデフレと定義すれば、現在はデフレにちがないないが・・・”と歯切れが悪いこと。

 デフレ=持続的な価格下落という定義はいつだれが言いだしたことか?

 持続的な価格下落の要因にはあれこれと異なる原因があり得るのでありまして、“いかなる原因であれ、価格が下落すればそれはデフレだ”というのは、街なかに立っている三色のものは全部交通信号だ、というくらいひどいデタラメでありまして、価格下落なら即デフレ、デフレといえば流動性の不足、日銀は金利を下げよ、というのはあまりといえばあまりな短絡です。

 今日の「デフレ論議」のレベルは「風評」の域でありまして、自らを「古典派(つまり昔開発され・流通した理論)」を名乗って恥じない自力思考省略の「経済学徒」の面々の“価格下落と聞けばデフレと答える”昭和初期の流行歌的レトリック似すぎないのですが、恐ろしいことに、「価格下落」にデフレのレッテルが貼られると、これが社会を席巻、戦術としての価格下落のはずが、もはや誰も逆らうことの出来ない趨勢としての価格下落に変わってしまう。

 つい先ごろのデフレ騒動は、マックの低価格路線が引き金を引いたものでした。

 デフレといえば、その大元は「需要不足」、これまでどおりにものが売れていかない、という事態を指します。
公共投資で人為的に需要を喚起、「乗数効果」によって所得を増やし、消費ー需要を拡大する、というのがケインズさんの手法でした。当時はホントに物を買おうにもお金が無い、という状況が合ったわけです。

 今日起こっている需要不足に起因する売り上げ不振への対策として展開されている「低価格路線」をデフレと勘違い、「デフレ襲来」と騒ぎ立てる人は、マック騒動からどういう教訓を得たのか。
鶏は三歩歩くとすっかり忘れる、といいますがホントに忘れるのは鶏では無さそうです。

 デフレとはなにか?
突き詰めて考えていくと、経済学の至らなさ、というか、いまどき自らを「古典派」「新古典派」と色づけして恥じない皆さんの至らなさを痛感することになります。

 言うまでもなく、デフレ風評は「一億総中流・ラグジュアリィニーズへの対応」という日本経済・起死回生の方向に鋭く対立するものでありまして、これはもう有志各位は断固として反対し、実際の行動に於いて対案を出していかなければならない。

「個店経営研修事業」はとんでもない状況において取り組まれるわけですが、環境変化の三点セットをきちんと理解したうえで、ラグジュアリィ局面への提案という路線からぶれないように、参加者は覚悟を決めて取り組むことが肝要です。

デフレ論議は、【理論創発】で行います。

「個店経営研修事業」のお奨め

 ご存じ㈱全国商店街支援センターが実施する、“商店街活性化の核となる「キラリ輝く繁盛店」づくり”事業です。

 実施の要件は、
○同一or隣接する商店街で最少催行参加者5名を確保すること
たったこれだけです。
そうそう必要経費は各人参加料として一万円をセンターに支払うこと。
これで「キラリ輝く繁盛店」への変身が出来るわけですから取り組まない法はありません。ただし、「キラリ輝く繁盛店」はクオールエイド流の専門用語ですから、実現の方向と方法、当社は持っていますが他は分かりません(笑

 当社は目下三個所で取り組まれている当事業を支援しています。スタートしたばかりですが、既に目標達成のめどは立っています。スタート以前には分からなかったことが、すっきりしています。
 当初はクオールエイド流商人塾の取り組みを補完補強できればと思って、商人塾に取り組んだ経験のあるところに限って(ポスト商人塾)支援するつもりでしたが、実際に事業がスタートしてみるとこれは商人塾の後でももちろんOKですが、商人塾未開催のところが商人塾の「試行」として取り組むのもいいことが分かってきました。
プレ商人塾、ですね。

 この事業の取り組みは、
全体研修 スタートと総括の2回
臨店研修 合計4回
その他、通信(ファックス)研修3回、臨店研修と時を同じく開催される参加店会議4回という都合3カ月強の取り組みとなるカリキュラムですが、当社は、参加各店について終了段階の売り上げを前年同月対比で10%(状況では20%)アップする、という統一目標を達成する方向と方法を開発、既に実施段階に入っています。

 一店逸品とか百縁商店街ではどうも、と考えておられる皆さん、この際当事業への取り組みを検討してみられては如何ですか?
なんの準備もないままで取り組んで3カ月後には前年同月対比10~20%の売り上げアップ、それも
①お金を掛けず
②販促・バーゲンは禁止
③粗利率はキープ
という条件の下で達成します。
ウソみたいな話ですがホントです。

 事業の公募期間はとっくに過ぎているようですが、熱意があればなんとかなるかも知れません。
当社のキャパもOKです。
是非検討してください。
善は急げ、支援センターへのさっそくのお問い合わせをお奨めします。
㈱全国商店街支援センター:
http://www.syoutengai-shien.com/support/outline.html

プロとアマチュアを分かつもの

 先日、甲府市での飲み会で“「プロフェッショナル」の定義は色々あるが、クオールエイド流が一番しっくりくる”という話が出ました。
くだんの定義、果たしてクオールエイド流かそれともドラッカーの言葉だったのか、ちょっとあやふやでしたが今思い出して検索してみると、やはりクオールエイド流だったようです。

 ということで、プロとは何か? 2001年の記事です。

F007■プロに今求められていること(2001.7.1)

    どんな分野でも共通するプロとノンプロの分水嶺は,技術的なレベルの高低うんぬんということではなく、たった一点,プロは職業・所得の源泉であるのに対してノンプロは職業つまりそこから収入を得ることを期待していない、ということである。つまり,ある業界のプロであるということは,特別の資格の有無は別としてその分野での活動を自分の生活の糧を得る手段にしている,ということである。もちろん、その活動に対して対価を支払う顧客がいることは大前提であり、したがって同じような活動を提供しようとする人が複数あれば競争が発生することになる。競争の話はひとまずおいておく。

   特定の業界に身を置くことを生活の糧を得る手段にするということは,明日もこの業界で仕事をするということを意味しており、プロに対する顧客の信頼の基礎はここにある。「明日も仕事をするんだから,デタラメはしないだろう」・「もちろんです」というのが、プロと彼に仕事を委託する顧客との間に成り立っているもっとも基本的な関係である。

   プロは,その分野が何であれ、明日も仕事を続けていくためには今日の仕事を通じて明日の顧客を確保する,と考えることがきわめて大切である。
これからもずうっとこの業界で仕事していく時、今日の仕事は今日で終わり、明日の仕事はまた明日見つけよう、ということはなかなか難しい。時間もコストも掛かるし、お客のほうはこれまでの仕事の出来映えなどを確認して発注先を決めたい、ということもある。
  
   そんなわけでプロは、今日の仕事を通じて明日の顧客を創造する,ということが大原則でなければならない。とりあえず今がよければ全てよし,というノンプロとのここが一番の違いである。技術レベルなどは無関係,プロを凌駕するノンプロが大抵の分野に大勢いるのだ。プロのプロたる所以は、明日の仕事は今日の顧客の満足が連れてくる、ということを肝に銘じて、今日の顧客、眼前の顧客の満足実現に努力を惜しまぬ、というところにある。

   さて、ここからが問題。
   世の中全体が大きな転換期を迎えている今日、多くのプロの悩みは,昨日の顧客が満足した水準(つまり自分が自信をもって提供できる水準)と今日の顧客が期待している水準とがあまりにもかけ離れている、ということだ。どこの分野でも顧客は経験的に成熟、情報的にはプロ顔負けという状況にある。このような顧客の期待は明日はさらに今日以上に高いところにうつっていく。経験はさらに良いもの、優れたものを追い求めるようになっていく、という性質を持っている。プロはこのような顧客を満足させ続けなければならない。

   プロが持っている技術は昨日の顧客を満足させたことは間違いない。満足させたからこそ今日、ここにプロとしての位置を占めているのである。
 今、この「昨日の技術」に疑問が生じているのだ。昨日はたしかに顧客を満足させた技術だが、果たして今日の顧客をも満足させることが出来るか、ということである。

   そもそもプロが提供する技術と顧客が期待していることの間のミスマッチこそが現在の不況の大きな要因であるという主張さえある。昨日以上の満足が期待できない買い物ならする必要がない、昨年のもので間に合わせて買い控え、買い換え需要ならディスカウントで済ませて当然、ということである。このようにプロ(企業といってもよい)が提供しているものがお客の期待していることとミスマッチしている、ということが、個々の企業を業績を悪化させ、その結果消費が減衰しているのであってけしてその反対ではない。

   さらに恐ろしいことに、今日満足させられなかった顧客は明日は絶対あなたのところには来ないだろう、ということである。
 だってそうでしょう。今日満足させてもらってはじめて、今度もきっと満足させてもらえるだろう、という期待が生まれ、再来店、再発注という行動が発生する。今日お客が来ないということは明日はもっと来ないだろうということを意味している。

   いずれにせよ、今日から明日につながる顧客満足の創造を目指して行動を始めるべき時である。昨日までの実績が明日の売り上げにつながるものではない、ということは量販大企業の現状から一目瞭然である。彼らの現状は不況がもたらしたものではない。彼らが提供している総体としての店づくりが顧客の今日の期待に全くこたえきっていない、というところに原因がある。

   プロたるもの、不振の原因を自分の裁量出来る範囲以外に求めるぐらいならプロを返上した方がよい。マクロの経済がどう転ぼうともそのことが直接原因であなたあるいはあなたの企業がプロとしてやっていけなくなる、ということは消あり得ない。あなたの業界がある日忽然と消滅する、ということはないのだから。あらためて自分、自社がお客に提供しているものはお客にとって何なのか、お客の期待しているソリューションを提供するために、自分の仕事は如何にあるべきか、ということを再検討し、確立し直すべき時である。

 昨日までの実績を頼らず、明日の顧客満足の実現に向かって素直に顧客の生活を見つめ直すことからスタートだ。

以上:
http://www.quolaid.com/library/flash01/f007.htm

※恐るべし、言葉の力

 プロの定義、如何ですか?
プロとはこういうものだ、と理解すると。
①あなた自身の仕事の考え方・働き方
②店頭担当者の仕事の考え方・働き方
が劇的に変わることが出来ます。
もっとも、②の「働き方」についてはあなた自身が「仕組み」を考えることが必要です。 

「売り上げアップ」は難しくない

 商店街・中心市街地活性化の指導者に任じる人で“既存個店・繁盛への道”を指し示し、場合によっては自ら売場づくりを垂範する、というスキルを持っていない人は皆無だと思いますが、実際はどんなものでしょうか。皆さん日頃おつきあいの専門家さん、これまでどれくらい「繁盛店の創出」を見せられましたか。
“イヤ自分はイベントの専門家”“私は組合事業が専門です”ということかも知れませが、イベントや組合事業の目的の一つは「参加個店の繁盛」ですから、自分が提唱するイベントや組合事業が個店の繁盛に直結することを実証しなければならない。“後は個店の仕事”というのは聞き飽きた(笑。

 専門家たるもの、推奨する事業と「個店の繁盛」の連関を実地に実証するくらいの能力はもっており、かつ、衆人の面前で推奨する事業との直結ぶりを実証して見せなければならない。
そうしないと、専門家とはいえないのではないか、という風潮がこれから次第に高まってきます。
というか、関係各方面みんなで高めていかなければならない。専門家も活性化が必要です。
活性化事業は成功したが、繁盛店が生まれるどころか空店舗が増えるばかり、というのはもうたくさん。

 商店街立地のお店の売り上げアップ。
例によって
①業種・業態、規模不問
②お金を掛けず、粗利を落とさず
③3カ月で目に見える成果を挙げる
④もちろん、販促、バーゲン厳禁
という条件での取り組み。

 これは特段難しいことではありません。
ちゃんと取り組めば、
①客数アップ
②客単価アップ
が実現し、すなわち「売り上げアップ」です。
もちろん利益もグンとアップです。

 既に各地の商人塾で実証されており、今も実証する人が次々に生まれています。おっと、商人塾的取り組みに参加しなくても10%アップならすぐ出来ます。
出来ないのは、売り上げアップ=販促、バーゲンと脳内省思考的短絡経路を使ってしまうから、です。

 韮崎市の個店経営研修事業では、これまで「繁盛店づくり」に取り組んだことのない人たちが参加、統一目標である「目標売り上げ・前年同月対比110%達成」になんのためらいもなく賛同、取り組まれます。

 取り組めばすぐに成果が出る、というのが商店街立地での繁盛店づくりですが、
①誰でもやれば出来る
②その方法はこの通り
と示せないようでは商店街・中心市街地活性化の指導者という肩書きが泣くというもの、専門家たるもの、基本中の基本である繁盛店作りなどは朝飯前、という上でご自分の専門分野について講釈していただきたい。 

商店街・中心市街地活性化はやせ尾根縦走

中心市街地活性化、商店街活性化の取り組みについては、これまでほとんどの都市が、見るべき成果を挙げられないまま、ひたすら“らしく見える”事業に取り組んできたわけですが、頭一つ抜け出す都市が現れ始めたようです。

 甲府市では中心市街地活性化基本計画に中心市街地の商業活性化の目標を「都心型商業機能の再構築」と掲げられ、実現の取り組みとして「商人塾」が明記されています。

 昨年度、第一期商人塾が発足、基本計画に掲げられた目標実現に向けた取り組みがスタートしました。その成果については当サイトでも折に触れて紹介してきたところです。
このほど、第一期商人塾修了生を中心に“中心商店街のラグジュアリィモールとしての再構築”を目指す有志の組織として甲府市中心商店街活性化研究会」の立ち上げが進んでおり、そのキックオフ事業として「個店経営研修事業」が取り組まれています。

 ご承知のとおり「個店経営研修事業」の目的は、“商店街活性化の核となるキラリ輝く繁盛店づくり”です。
背後に控えているシナリオは、
①有志の取り組みにより繁盛店を作ることで、
②業種業態、規模を問わず、
③商店街立地の中小小売店の繁盛可能性を実証し、
④商店街ぐるみの活性化、点から線、線から面へ
⑤商店街・中心市街地の商業集積としての活性化を実現する
というもの。
中心市街地・商業活性化の取り組みの「点」すなわち「核」を創りだすことです。これまで幾度も説明しています。

 取り組みの数値目標は、「120%売り上げアップ」ですが条件がありまして、
①経費を掛けない(販促厳禁)
②粗利を落とさない(アップを推奨)
ということです。
売り上げアップといえば、販促・安売りと短絡するところ、この取り組みでは両者とも採用いたしません。

 一期商人塾で20~40%のアップを達成した皆さんがあらためて20%アップを目指すわけですが、これまでのアップは現場的仮説~試行でOKでしたが、ここから先は理論的仮説~試行でないと達成できません。いよいよ商人塾で修得した理論の出番です。

目標達成は来年2月末ですが、皆さん、楽観しています。

 ということで、ここからが本論ですが(笑
商店街・中心市街地活性化、成功への道を歩くためには、「らしい事業」をあれこれつまみ食いしている間はともかく、活性化実現の「方向と方法」を確定したら、よそ見・脇道は許されません。

“今年はちょっと目先を変えて”とか、“他で取り組んで成果が挙がっているらしい”といった「風の噂」を真に受けて一店逸品や百円商店街(ホントは「百縁商店街」というのだそうですね)などイベント事業に色目を使うと、これまでのまともな取り組みが「風の噂」にも劣るレベルに転落してしまいます。

 商店街活性化は、適時適切な事業に取り組まないと出来ることも出来なくなる。道を踏み外すと転落する「やせ尾根縦走」と同じです。

 商店街活性化の取り組みが歩む道筋には、いくつもの道らしきものが見え隠れしています。
中には善意で道を教えようとする人も出没します。

 こういう話には絶対に耳を貸すべからず、です。
ちょっと気を許して間違った道に踏み込むと、後戻りが出来ません。採用にあたって奔走した人には意地やらメンツやらがありますから、一度歩き始めたらたとえ成果が挙がらなくても、誰が見ても間違っていることが明らかになっても行くところまで行かないと路線転換は出来ません。
その間も時間は容赦なく経過していきます。

 ということで。
商店街、これからもいろいろな「活性化案」が善意とともに持ち込まれることでしょうが、その採否にあたっては「方向と方法」「現段階の取り組み」に叶うものであるかどうか、提案の内容、節々に至るまでキッチリ吟味することが必要です。

 方向と方法に合致しない、と判断するなら、採否判断の時点でキッパリとお断わりすること。“せっかくだから一年だけやってみよう”とか“やらないよりやった方がいい”などというお馬鹿な口実がまかり通る段階はとっくに終わっている、というのが客観的な状況です。

 そういえば、多くの都市で商店街活性化実現の最大の敵「通行量増大」路線が依然として生き延びているようです。
この路線は“やらないよりやったほうがいい”レベルの理由で取り組むと、取り返しのつかない結果に向かって驀進することになります。それだけ状況が緊迫してきたということであり、漫然と「百円商店街」とか「一店逸品」とか「通行量増大フォーラム」とかに時間とエネルギーを費やす余裕はまったく無い、というのが商店街・中心市街地活性化の「方向と方法」を確定した皆さんの姿勢でなければならない。

 「方向と方法」の推進に役に立たない事業には取り組まない、すべての事業を「方向と方法」の推進にしっかり位置づけて取り組む、というのがこの時期の活性化事業に取り組む・あるべき姿勢です。

シャッターの内側に集中すると新規のお客がやってくる

 個店経営研修事業、takeoが担当する三都市での取り組みが順調に進発しました。
その共通する特徴は、
1.取り組みはシャッターの内側に限る
2.販促や新商品の導入など「お金のかかること」は禁止
3.各都市ごとに事業修了時点で達成する「数値目標」を当為打つする。
というところです。
数値目標は,事業の趣旨から売上アップ、事業修了時点で前年同月g対比110~120%という目標がそれぞれ全会一致で掲げられ、「決意表明が行われました。

 中でも甲府市の場合、これまで20~40%アップを実現している商人塾一期生の皆さんを中心に120%達成を目指します。
一昨年と比較すると、”どんだけ”のアップになるでしょうか(笑
皆さん、今回はちょっと戦略的アプローチが必要です。

 さて、標題について。

 商人塾には皆さんの意表をつくような「ジンクス」が色々有りまして、これもその一つです。
売上不振に陥っている人に「課題は何ですか」と聞きますと答えは決まって「新規のお客を作ること」と返ってきます。
ハテ、お客に見捨てられて売上が落ちているお店が新規のお客をどう呼ぶのか?と色々聞いてみますと、「言ってみただけ」ということがすぐ分かる。
こういう人がリーダーシップを握っている商店街では、活性化するには人通りを増やさなければならない、という本末転倒の迷信がはびこるわけですね。

 シャッターの内側、三点セットの漸進的業容改革に専念するのは新規顧客狙いでも売上アップの為でもありません。
目的はただ一つ。
縁があって今現在来店してくれているお客さんたちの「満足」「堪能」をいっそう拡充すること。

 その波及効果として、売上増加、新規顧客の来店が実現します。
標題では「ジンクス」としましたが、もちろん,ちゃんとした「仮説」に基づく試行です。

 個店経営研修事業では、これまで商人塾に参加している人も参加したことが無い人も、一様に同じ数値目標の達成を目指します。
もちろん、初めての人も意欲満々の取り組み、不安はまったくありません。

なぜ、そんなことになるのか?
キット不思議に思う人もいらっしゃるでしょうね。

今日は午前中に長野県茅野市で仕事、11日間にわたる巡業を終了して帰社します。

個店経営研修事業in韮崎

昨日スタートしました。
午後7時から9時まで、参加店および各商店街のリーダーさんたちを中心に多数の出席を得て第一回の「全体研修」が開催されました。

 全国商店街支援センターの田中マネージャー、当事業の事務を担当する(株)日本コンサルタントグループ 林事務局長のお二人の挨拶を受けた後、研修に入りました。

 研修のタイトルは、ズバリ、
「商店街活性化の核となる“キラリ輝く繁盛店”づくり」

1.有志の店を繁盛させ
2.商店街の「商業立地としての可能性」“やればできる繁盛店づくり”を実証し、後続を募り
3.繁盛店を点から線、線から面へ広げていく
という商店街・中心市街地活性化のメインテーマの成否を担う当事業の取り組み方、個店での進め方について、事例を交えながら説明しました。
ご承知の通り、この事業については当社、10年以上にわたる経験があり、もちろんその内容は「日進月歩」で改善されています。取り組まれるみなさんとの協働によって、より取り組みやすく、より効果的に、なっていくのが当社の商人塾です。

 参加されたみなさんは、終始熱心に聴講されました。特に各商店街のリーダーさんたちの熱心さに感銘を受けました。
はじめて参加する「参加店」のみなさんの感想も“おもしろそう”“取り組みが楽しみ”ということです。
この事業が、みなさんのお店の繁盛を実現するとともに韮崎市中心商店街活性化の新しい幕開けとなるよう、がんばりましょう。

 今日は 本部から参加されたお二人および商工会の担当者さんと一緒に第一回の臨店研修です。
その状況についてはまた後ほど。

 臨店研修
昨日の全体研修の感想、配布したチェックリストによる自己採点の結果、自分が考えている自店の課題などについて話し合いました。
研修内容については十分理解した、これからの取り組みを楽しみにしている、と異口同音の答えが返ってきます。
参加者のこの事業にかける意気込みのほどがよくわかります。
達成目標はtakeoから平成22年2月度の売り上げについて“前年同月対比110%”とすることを提案、各店ともすんなりOK、必ず達成するように早速がんばる、ということです。
これで甲府市の120%とともに、業種業態・個別事情抜きで共通目標に取り組むことになりました。

 夜は、「参加店会議」です。
参加者からはこれからの取り組み予定や取り組みの具体的な細部についての質疑などが行われました。
参加した人はみな「韮崎市の取り組みは軌道に乗った」と確信を持たれたのではないでしょうか。

 takeoも第一回の参加店会議で「共通目標」が決定することは想定していませんでしたが、全体の状況として目標達成は間違いなし。

百円商店街?

イベントの趣旨は、
1.みんな100円で売れる商品を仕入れる。
2.各店の店頭に陳列、とおりを「百円通り」にする。
3.お客が押し掛ける。
4.百円グッズをピックアップ。
5.支払いのため店内のレジまで入ってくる。
6.支払いが終わると店内を回遊する。
7.あれこれとプロパーの商品を買い上げる。
8.そのまま翌日から商店街の愛顧客に。
というシナリオで商店街が活性化する、ということですね。
山形県から始まったこのイベント、どんどん広がって取り組むところが70カ所を越えたとか。すごい勢いです。
中には「一店一品」からの移行組もありそうです。

 今どきの消費購買行動についてちょっと考えてみればこのシナリオの?なところはすぐわかると思うのですが・・・。

 一言で言いまして、
①百均のグッズを楽しむイベントに来たお客が
②いくらレジまで入ってきたからと言って
③店内を回遊してプロパー商品を「衝動買い」するだろうか
ということですね。
回遊してほしいお店の店内はといえば、
①売れなくて困っている
②人さえ来れば売れると思っている(店内に問題があるとは夢にも思わない)
という人たちが運営している「業容三点セット」ですから、百円グッズの支払いでレジまで入店したお客に「回遊」を促す魅力など無いのでは?

 お客の行動は:
①百円グッズをピックアップ、お金を払おうとすると
②“お支払いは店内のレジでお願いします!”
③やれやれと入店、支払いを済ますとさっさと退出
④関心は次なる百円売り場へ
ということで、百円グッズの支払いで入りたくもない店内に入ってきたお客を「目的外」の店内回遊行動に向かわせるインセンティブ、モチベーションは何一つありませんからね。

 百円グッズで釣ったお客にプロパーの1,000円、5,000円の定番商品を衝動買いさせよう、“だって、こうでもしなきゃ売れないもん”ということですが、イベントの結果は見に行かなくても見えていますね。
業容が陳腐化しているお店軒を連ねる「売れない通り」の活性化は、「キラリ輝く繁盛店づくり」に取り組む以外に実現する道はありません。
それにしても、性懲りもなく「繁盛店への道」を阻む企画が押し寄せること。

 そんなに「売れる店」に変わっていくのがいやですか(笑

※続きは【商店街起死回生】で週末から。

目標売り上げ 前年同月対比120%

 発足した個店経営研修事業in甲府(参加:10店舗)では、本日開催された参加店会議で、各店の達成目標を平成22年2月の売上高とし、数値を21年2月度の売上高対比120%とすることが決定されました。

 参加者の意見は、“難しそう”、“難しくない”、“10%程度では気合いが入らず結果的に目標が達成できないのではないか”といった意見が交わされ、最終的に、全員一致で決定したものです。
これはたぶん、参加各地の目標でも、
1.全員共通の数値目標
2.数値目標:売り上げ120%
という二点で特徴的だと思います。

 売り上げの2割アップ、一見難しそうですがそんなことはありません。何しろ参加者の大半は昨年商人塾に参加、「繁盛」を実現しています。中には“これまでめいっぱいがんばっているからこれ以上のアップは難しい、という意見もありましたが、そんなことはありません。
“売り上げがアップしたお店の売り上げはもっとアップできる”
のです。
その理由と、実際の取り組みについて若干の説明を行いました。

 個店経営研修事業、当社とおつきあいのあるところからは、与論町、韮崎市とともに三カ所がエントリーされています。
いずれもきっちり取り組んで成果を挙げるべく、商業者、商工会の担当者さん、張り切っています。

 当社も総力(笑を結集して支援して参ります。
その状況は当コーナーで逐次報告しますのでお楽しみに。

有志商業者が牽引する商店街・中心市街地活性化

 商店街・中心市街地活性化は誰の仕事か?
中心市街地活性化基本計画を作成した行政、活性化協議会を主宰する商工会議所・商工会、まちづくり会社、いずれもその実現へ責任を分担していますが、だからといって、現在ただいま業務担当者の個人的職業生活の命運がそこにかかっている訳ではありません。

 この点、商業者の場合は明らかに違います。
自分のお店が所属する商店街が活性化できるかどうか、あるいは、果たしてこの時代環境のなか、商店街という陳腐化著しい立地において小売業者として事業を存続できるものどうか。
商店街活性化の成否にその命運が直接かかっています。

(続く)

個店経営研修事業in甲府 スタート

 甲府市中心市街地では、ここに立地する各商店街に所属する有志が横断的に結集して「中心商店街活性化研究会」という組織が発足しています(既報)。

 甲府市の個店経営研修事業は、新組織のキックオフ事業という位置づけです。

 今日開催された「全体研修」には副市長が臨席され、激励の言葉を述べられました。
要旨:
 これまで当市の商店街活性化事業は、ほとんどが行政、商工会議所主導の取り組みだった。このたび、商業者有志のみなさんが自助努力の組織化、点から線、線から面へと繁盛店を拡大していくことで「ラグジュアリィ・モールへの転換」を目指すことになり、そのスタートの事業として自分たちでこの事業への挑戦を決定されたことに敬意を表する。今後の行政の商業活性化施策は、このような自助努力による取り組みに対して集中的に行いたい”
 ということで、みなさん、苦労して組織を立ち上げ、事業に取り組む成果が現れ始めました。

 行政の商店街活性化に対する支援のあり方は、甲府市に限らず、今後はこういう姿勢が当たり前になってくるのではないでしょうか。

 みなさんの商店街では対応の準備ができているでしょうか。
やがて、地方自治体にも「事業仕分け」が押し寄せてくるかもしれません。そのとき、ちょっと待って、心を入れ替えるから、といってももちろん遅すぎです。

 甲府市の個店経営研修事業、もちろん、その成果は参加各店が来年2月末においてどのような目標を達成するか、ということで決まります。
この事業で定義されている繁盛店とは当社流繁盛店同様、“これまでの経営の延長上では考えられない売り上げの実現”ですから、この定義に基づいてしかるべき目標が掲げられ、挑戦されることになります。

 どのような目標が掲げられるか。
明日の「参加店会議」が楽しみです。

玉突き転換・動的平衡

 我が商人塾には、それなりの「専門用語」がありまして、標記はその一例です。
商人塾の店づくり実践は、
1.<違和>を感じる
2.違和を定義する
3.取り組みを決定する
4.仮説~試行
5.評価
というように進むことは、みなさんすでにご承知のとおり。

 この取り組みのキモは、“違和の解消が新しい違和を生む”ということ。
違和が解消された状態を基準に周囲を見渡すと、新しい<違和>が発見されます。これを仮説試行で解決すると、さらに新しい<違和>が現れる・・・・。
「玉突き」のようにつぎつぎに取り組むべき課題が発見されます。

 大事なことは、<違和>への取り組みがいつも「バランス」を求めて行われること。
“周囲との<違和>を発見し・解消する”、という取り組みのあり方から当然のことですね。
バランスを逸している部分を発見し、バランスをとる、そのことが新しい<違和>をもたらし、新しいバランスをとることが必要になる・・・。新しい取り組み・・。

 こうして店づくり全体は、けしてとどまることなく変化していきます。この変化は、常に新しいバランスを求めるダイナミックな動きでありまして、常に変化とともにある店づくりは「動的平衡」の状態にあると言うわけです。

 ちなみに「動的平衡」という言葉は、福岡伸一さんの造語です。表現されている内容は異なりますが、言葉だけ使わせていただきます。

 おっと、<違和>も当社的専門用語の一つでした。
その説明はあらためまして。

北の商人塾 交流会

 商人塾では「練習問題」というものがありまして、いくつか作業をしてもらいます。
中の一つに「ファサードの自己点検」がありまして、自店のファサードの現況について10項目にわたって5段階評価をするものです。塾がスタートした直後と修了時点の2回、同じ項目について行います。

 今日は、「北の商人塾」の塾生のみなさんの「交流会」が開催されました。カリキュラムも中盤にさしかかり、転換実務=業容三点セット中、品揃え、接客間で終わりました。
これから提供環境、商店街経営と続きまして来月中旬には第一期の修了です。
 講義が終わりますと「修了試験」とも言うべき「お披露目イベント」の準備に入ります。3月の実施に向けて、3ヶ月間の取り組みです。

 交流会は、所属する商店街組織がまちまちな塾生のみなさんがあらためて交流を深めることを目的に開催されるもの、ラグジュアリィ・モールの構築に向けた取り組みの第一歩です。
釧路フィッシャーマンズ・ワーフMOO“霧のビール園”、“ミントの屋台”を会場に12名の参加で催されました。
塾で行ってきた各塾生の取り組み報告についてのつっこんだ宇やりとりが交わされるなど、「懇親会」を越えた内容となりました。実践が始まって以来のスタッフや家族の執務態度の変容なども報告され、「業容転換」への試行が着実に効を奏しています。

 交流会の前に実施した個店訪問では“販売促進から購買支援へ”という「第6講接客サービス」の内容が主な話題でした。
この「言い換え」からは大きな効能効果が生まれることが期待されています。

 “北のラグジュアリィモール”推進の核となる、釧路市中心市街地・商店街のみなさんの「繁盛店づくり」が着実に進んでいます。

事業仕分けとまちづくり交付金

 不要不急の事業があるのではないか、成果が乏しいのではないか、ということで事業仕分けの論議に取り上げられたそうですね。
 結局、地方に渡す、ということになったようですが、刺繍決定ではないようでもあります。
地方に渡せばOKというのはいかにも「地方分権」・民主党らしい処方ですが、はて、地方に渡せばどうして指摘されたような問題がクリアできるのでしょうか、謎です。

 さらに言えば、中心市街地活性化・商店街活性化の取り組みの現状はどうか。
10年以上に及ぶ取り組みの結果、端的に言って、
“商店街既存の個店群が繁盛店に変わったか?”あるいは
“その可能性が実証されているか?”はたまた、
“事業に取り組んできた結果、将来に希望がもてるようになった、と考える商業者が増えているか?”

 といったことは、事業の成果として必ず掌握しておかなければならない。このあたりについて、明確な展望がでなければ交付金事業をはじめ、各種各般の事業は、「周辺事業(『基本的な方針』)」にとどまってしまいます。
周辺事業だけでは「商業機能の活性化=繁盛店づくり」破風可能ですからね。

 取り組みの成果については、これからどんどん評価が厳しくなってくることは火を見るより明らか、“まちに繁盛する店がどんどん増えてきた”という状況を作り出さない限り、スキーム全体が「見直し」の対象になることも十分あり得ます。
そのとき、泣きを見るのは「補助事業」一本槍の組合幹部に盲従してきた商業者のみなさん。
もちろん、そのとき泣いても遅すぎ。

 ということで、「これではならじ」と立ち上がっているのが全国各地の商人塾のみなさん。
http://15kai.quolaid.com/index.htm
北海道釧路から鹿児島与論まで、今日も“シャッターの内側の改革”業容転換に取り組んでおられます。
「周辺事業」の成果を教授できるのは、個店レベルの「繁盛店づくり」に取り組む人たちだけ、シャッターの内側が旧態依然のままでは、シャッターの外側でなにをやっても「買い物の場」としてのまちが活性化することはありません。

 早く気づいて適切な方向と方法を選択、「繁盛店続出事業」に着手しないと、地元住民・消費者から「仕分け」されてしまいますよ。

成果はっきり 北の商人塾(釧路市)

 釧路市中心市街地活性化協議会主催の『北の商人塾』

 ちょうどカリキュラムの半分を経過したところですが、それぞれお店で「仮説~試行」に取り組み始めたところ、お客さんから、お店が広くなった、見やすくなった、と評価されるようになったという報告が多くなってきました。

 中でも“はっきり来店客が多くなった”と報告されるのが、写真館さんと模型屋さん。
○ショーウインドを見てから入店する人が多くなった。
○ショーウインドをヒントにした要望や質問をする人が増えた。
○帰りにもショーウインドを見ているようだ。
など、ショーウインドの機能がしかるべく発揮されるようになったわけです。もちろん、取り組みは店内にも波及しておりまして、“三点セットの漸進的改革”が着実に進められており、その結果、来店客の増加という結果が現れました。
ちなみに、ファサード、レイアウト、ディスプレイなど、「提供環境」の講義はまだこれから。
理論抜きの試行で成果が挙がる、というのが当社流商人塾の特徴でありまして、これに理論が加わったらどうなるのか(笑
 クリスマスという機会を直前に店づくりにさらに拍車がかかります。

 他の参加店でも取り組みが着実に進んでおり、みなさん、そろそろ成果が得られる段階に来ています。巡回が楽しみです。

 商人塾の特徴は、規模や業種業態を問わず、商店街立地の中小規模の小売店が、同じ理論の勉強、同じ方法のお店での実践で次々に「繁盛」を実現する、ということです。
お店の「強み/弱み」とか、「業種・業界の全般的趨勢」などは“知ったこっちゃ無い”というのが基本スタンス。

 これは大事なことでありまして、そもそも商人塾とは、参加店の繁盛実現を突破口に、商店街全体に繁盛店を増やしていこう、みなさんに繁盛店へ転換してもらおうという取り組みですが、第一期の取り組みは、“商店街活性化・店から面、面から線への添加”という全体のシナリオの「試行~実証段階」でもあるわけで、「方向と方法」を提案する理論と実践で、業種業態を問わず、繁盛を実現できる、ということが各地の商人塾で実証されています。

 北の商人塾、これからどんどん成果が報告されることと思います。引き続き当欄で報告していきます。

販売促進から購買支援へ

 販売促進とは何か?

 企業側が期待する売り上げを達成するために展開する「うらんかな」の技術ですね。顧客側の事情はともかく、企業側の事情で何としても確保しなければならない売り上げです。

 販売は業容三点セットの出来映えで決まるのでありまして、今日どれだけ売れるかは、昨日まで何をどう売ってきたのか、その結果として今日の業容はどうなっているか、ということです。

 したがって、今日出来ることといえば、お客の購買行動を支援すること、これに尽きるのでありまして、もはや「販売促進」などという言葉を平気で使うようでは、お店の先は見えていると言わなければならない。
販売促進とは業容三点セットのこと、ですからね。

 かっての「販売促進」は、「購買支援」に変わらなければならない。
明日から出前講座が続きます。

商店街活性化 計画はどう作るか

 クオールエイド流の商店街活性化が他と大きく違うのは、「全体計画を作らない」というところにあります。
計画大好きの皆さんはビックリされるかも知れませんが。

 「個店経営研修事業inゆんぬ(与論)会場」では、繁盛店づくりの方向と方法の提案のうち、“計画は作らない”という一項に疑問が出されました。
“計画無しで取り組めるはずがない”ということで、質問者は奥さんが美容院経営、ご自分は建設業を営んでいる人です。
家を建てるには計画と設計図が必要ですからね。質問が出るのは当然です。

 家づくりと繁盛店づくり、どこがどう違うのか、説明したらすぐ理解されました。当サイト常連の皆さんはとっくにお分かりのことと思いますが、最近おいでの人にはどうでしょうか。

 商店街活性化・中心市街地活性化も同様でありまして、立派な計画を作ればうまく行く、というものではありません。
この点従来、takeoは“まちづくりの全体は計画できない”というクリストファー・アレグザンダー教授の理論を採用していましたが、これを基本としてさらに“今現在、計画の作成~実施に必要な基礎体力が装備されていない”という条件を指摘したいと思います。

 早い話。
関係各方面の意欲&基礎体力を結集し、これに適切な目標と実現のための各種事業を計画すれば、取り組みは成功する、というのがプランナーさんたちのポジションですが、どっこい、そうは問屋がおろしません。

 そもそも商店街はなぜ空洞化したのか?
その原因を突き止め・原因を解消したからと言って空洞化が解決するとは限りません。原因が無くなっても結果は残る、というのはプランナーたる者、しっかり弁えておかなければならない「原則事項」です。
この原則を理解し、プランニング業務に応用出来るレベルのプランナーが中心市街地・商店街活性化という事業領域に参入しているかといえば、既存各都市の基本計画をチラ見した限りでは、ゼロですね。
①計画を立てる力のない人が、②立ててはいけない性格の計画を、③見よう見まねで立てている、というのが現状ですが、見よう見まねの対象になっている選好計画が「立ててはいけない計画」ですから救われません。

 プランナー恐るべし、でありまして人跡未踏の事業に取り組むにあたっては、「計画は作らない」ことがプラニングの第一歩であることを弁えておかないと。
従来的・作り終わったとたん、たなざらしにされるレベルの計画ではものの役には立ちません。
従来的レベルとは?

 取り組みがうまく行かないのは、目的・目標がおかしかったからというのがこれまでの総括ですが、これからは、
そもそも。
取り組みに動員可能な
“商業者をはじめ、関係者の基礎体力はどうなっているか?”
ということをしっかり考え、“取り組みのプロセスで基礎体力を錬磨する”ということを念頭に置きつつプランニングする、という「離れ業」を駆使しないとものの役にたつ計画にはなりません。

 これはもう、プランナーさんの腕の見せ所、そのものでありまして、例えば、
“我が中心市街地は都心型商業集積としての再構築を目指す”とか
“中心市街地にショッピングモールを構築する”
といった目標を掲げ、
“商人塾的実践をもって漸進的に実現していく”
という方法を明記した計画を作り、商人塾に取り組んでもそれでOKというわけにはなりません。

「ミッシングリング」がありまして、さてそれは何でしょうか。
ということをテーマに論議してみるというのは如何でしょうか。
ことは、商店街や中心市街地活性化という問題に限らず、広く「プランニング」という仕事に関わることですから【理論創発】あたりで。

プランニングに関わっておられる方、問題提起して見ませんか。

地方分権の基礎体力

 現政権になって一段と拍車が掛かっているように感じられる「分権」話ですが、危惧を感じている人は少なくないのではないか?

 地方主体の取り組みといえばなんと言っても10数年にわたって取り組まれている中心市街地活性化がそのモデルではないでしょうか。
平成10年、『中心市街地活性化法』が制定されました。
都市が衰退している・もしくは衰退のおそれがある中心市街地を活性化する計画を自主的に立てて実行する、国は諸般の女性措置等を準備してその推進を支援するという構想でしたが、全国で取り組まれた結果はどうであったか?

 平成18年に大きな改正を経て現在に至っていますが、その現状については、ご承知のとおり。

 そもそも。
中心市街地の空洞化に対して有効な対応を講じられなかった都市が、「取り組みのスキーム」を示されれば一転、中心市街地活性化への道を発見、5年というスパンをもって活性化を実現する、ということができるような問題なのか、ということがあるのでありまして、全国、これまで誰も真っ正面から取り組んだことのない問題について、「取り組みのスキーム」を示せばその推進に必要な能力がどこからともなく忽然と現れて、諸般の課題を解決、見事、中心市街地にかっての中心性を蘇らせる、というのはとても出来ない相談でありまして。

 中心市街地空洞化のプロセスを検討すれば、問題の解決には従来顕在化していない「能力」(つまり基礎体力、ですね。)が必要なことは明白であり、問題に取り組むためには「能力の転換」が不可欠でしたが、これを無視して「スキームの設計」段階からスタートしたのが現状に至る“ボタンの掛け違い”のもとでした。

 「地方分権」話にも同じ構造が見えるのでありまして。
「地方分権基本法」とかが制定され、権限委譲のスキームが示されると、分権後の都市を自主的に経営していく能力が、どこからともなく・忽然と現れ・山積する難問を・快刀乱麻を断っていく、というシナリオになることが予想されるわけですが、どっこい、そうは問屋がおろさないことは、中心市街地活性化の現状を一瞥すれば明らか、ですね。

 地方分権、旗を振っているのは一部の知事さんたちのようですが、果たしてその隷下関係各方面の「基礎体力」は今現在、どのような使われ方をしているのか、その延長上に本当に「地方分権」の・期待されているような成果を期待することができるのか?
“お金の使い方を任せろ”ということはよく分かるのですが、そのお金をもって何をしようとするのか、というところはよく分かりません。
国が匙を投げた?仕事を国に替わって引き受けていく、という覚悟のほどは見事ですが、そのために必要な「基礎体力」はどうなっているのか?
というあたりの話も一緒にしていただかないと心配です。 

繁盛店づくりの哲学

空間演出
時間堪能
仮説試行
違和感重視
方向と方法
漸進的実現
動的平衡
制度
違和の感覚
・・・・
ビジョン主導
ヒステリシス効果
パスディペンダンス
・・・・
そして、
“意識変エルナ店変エヨ”(笑

 商業系のお話しに出てくるとは思えないような言葉ばかりのようですが、いずれも商人塾ではおなじみの言葉です。
といってもなかにはこれまで塾を履修した人には聞き覚えの無い言葉もあるはずです。店づくりが日進月歩なら理論の方もどんどん進化します。

 当社の商人塾では上記のような言葉がフツーに使われるのでありまして、もちろん皆さん、ちゃんと理解しています。
一度には理解できない(アタマのキャパを越えている、という感想を漏らす人もいます。それでいいのです。)かも知れませんが、学校の勉強と違ってだんだん難しくなるというものではありません。
「繁盛店づくり」という一つのテーマについて、多方面からアプローチするのですから、一個所分からなくても次の講義はバッチリOK、ということですね。
お店の繁盛が実現した後で“勉強したのはこう言うことだったのか”とはじめてその全貌が分かったりしますが、それでいいのです。
繁盛店づくりにはゴールはありません。取り組んでいる間、テキストはいろいろ役に立つと思います。
テキストが真価を発揮するのは第一期商人塾をクリアしてから、です。
とりあえず、塾の間はテキストに頼らないレベルの仮説~試行が新鮮で、即効性があるので、皆さん、理論の勉強とお店での理論以前の実践という二またかけた取り組みに勤しんでおられます。

 皆さんとは誰か?
当該地域で小売業を営んでいる、老若男女、経歴、年齢、業種業態、店舗規模、商圏・都市規模などを問わず、自店の繁盛を目的に商人塾を通じて取り組む人たちですね。
現在取組中の都市でいえば、人口5,500の鹿児島県与論町から19万台の北海道釧路市、山梨県甲府市まで。
いずれも同じカリキュラム、同じテキスト(細部はどんどん変わるが)を使っての勉強と実践に取り組むと、参加する人たちの中から繁盛店が続出するわけです。


 勉強の特徴は、受講者の「現状」を無視した“理論の垂れ流し”にあります。ともかく、これまで聞いたことも見たこともない言葉や図表が、毎回3時間、シャワーのように降り注ぎます。
受講者の集中具合は、傍聴した人が一様にびっくりするところです。中には寝ている人もいますが。

講義は、
①耳で聞く
②黒板を読む
③筆記する
という三法セットです。
テキストからどんどん離れてはもどり、戻っては離れ、二度と同じ講義はうけられません。
録音は原則禁止(欠席者用に事務局のみOK)、臨場感が重要。

 ということで。
商人塾に参加して繁盛店づくりに取り組むと、どういうわけか、知らず知らずのうちに自分のアタマの「使い勝手」が良くなっていることに気づきます。

 かって、“芸能人は歯が命”というCMがありましたが、これをもじれば、“商売人はアタマが命”ですからね。
アタマの働きが陳腐化していては繁盛店は作れません。
何しろ商売の相手であるお客さんのショッピング・アタマは“日々新たなり”。対応して流動性と固定資産を交換し続けるためには相応のアタマが必要です。

 ということで、これからの講義では“繁盛店づくりの哲学”という言葉が登場します。
“繁盛店づくりの哲学”は、空間と時間というわれわれの存在の認識に端を発し、“空間を演出して時間を堪能する”ことを追求するところに理論的な根拠を持っています。もちろん、この「哲学」を勉強と実践を通じて体得・実践することが繁盛への道であり、商人塾はそのために必要な・あなたのアタマの“使い勝手”を良くするための工房です。

 商人塾の「お約束」はご承知のとおり、
①お店の現状、人も店も見てのとおり、という状況からスタート、
②お金を掛けずに、したがってもちろん、
③計画は立てず、コンセプトなどもってのほか、
④出来ることから取り組み、
⑤従来の業績からは想像できない繁盛を実現する
ということです。
 ここ3年くらいの取り組みでは繁盛への道を切り開く人が参加者の5割を越えるようになりました。

 さて、商人塾関係の皆さんは日々当サイトにお出でになっていますが、皆さんのこの記事への感想は如何でしょうか。

個店経営研修事業in与論会場

 『商店街活性化の核となるキラリ輝く繁盛店づくり』
 5日全体研修 参加者30名 うち個店研修参加者6名。
30代から60代までバラエティに富んだ構成です。

19:00開講式 
19:20~22:00 全体研修
『この事業の目的と取り組みのあらまし』について、説明したのち、『キラリ専門店はこう作る』と題して当会場における事業の取り組み方:各個店の「繁盛への道」の作り方・歩き方について講義しました。テキストはもちろんクオールエイド制作です。
ちなみに「キラリ輝く専門店・キラリ専門店」は当社の造語でありまして、サイトを検索すると定義がでています。

 参加者はゆんぬ商人塾一期生および新規参加者。中には事業所としては二回目の参加だが、出席者は初参加というケースも何店かありまして、“店ぐるみで取り組む繁盛店づくり”が実践されているわけですね。
個店からの複数参加は当社流商人塾の特徴です。

 今日は第一回の個店研修。
研修に先立ち南町長さんを表敬訪問。
8月の講演会に参会していただいて以来の訪問で島の「経営」について、お話を伺いました。

個店研修は、参加6店を訪問してヒアリング、打ち合わせ、問題の検討を行いました。一期から引き続いて参加した人は、みなさん、一期受講以来のお店の変化、自分の取り組み方の変化について、詳しく報告され、感銘を受けました。
新規参加者も10月22,23日に行ったオリエンテーション・個店訪問をふまえてすでに「転換」に着手されており、当時とは見違えるような店内を実現されていました。
提出されている「課題」をもとに取り組みの着手事項、方法などを協議しました。
みなさん、元気&意欲いっぱい、これからの変貌が楽しみです。

 夜は19:00~22:00 第一回参加店会議.
第一回目の内容としては、各参加店の取り組み課題の報告を中心に考えていましたが、課題設定の途中のため報告~協議は次回からとして、講義『「環境の変化」を理解する』を3時間、たっぷり行いました。
活発な質疑が交わされ、熱気のあふれる3時間となりました。
中でも盛り上がったのは、
『生活の四大局面と消費購買行動』について。
を巡っての論議です。
「ヒステリシス効果」などへの言及や地場スーパーへの対応のあり方の論議など一期よりレベルアップした講義となりました。

 講義終了後、お約束の「与論献奉」も大変結構でした。
談論風発の中であらためて店づくり、まちづくり島づくりの決意が口々に披露され、大いに盛り上がりました。
当地の個店研修、全国に先駆けての開催ですが、必ず「モデル」になりうる成果を挙げることがお約束できます。これは町内関係者の総意です。

 開催を検討中の人は、スタートと同時に成功への道を歩き始めたこの取り組みを一度視察されては如何でしょうか。
商圏人口:与論町5,500だけ、という限定商圏において、
①取り組みに至った経緯
②取り組みの状況
③挙がり始めた成果と展望
を理解し、併せて「参加店の状況と経営者の意欲」について個店を視察されると御地での取り組みに意欲が強まること確実です。

個店経営研修事業スタート

 いよいよ本日(5日)、与論町茶花商店街=中央・銀座両商店街が共同で取り組まれる「個店経営研修事業」がスタートします。takeoは、ここを皮切りにこれから当分あちらこちらと走り回ります。

 商店街活性化を実現するには、個店シャッターの内側の「買い物の場」としての整備が不可欠だという、当社長年の提案の有効性を実証するには、この事業を成功させなければならない。
繁盛店づくりはやはり無理、とかっての路線にターンするようでは商店街活性化はお終いですからね。

 何としてもこの事業は成功させてもらわないと。
当社的にはこの事業の成否に全国の商店街の命運が掛かっている、と考えておりまして、取り組まれる商店街の皆さんは石にかじりついても「繁盛」を実現していただきたい。

 当サイトでは取り組んでおられる皆さんにエールの意味を込めつつ、【目指せ!繁盛店】でこの事業のフォローをしていきます。
『キラリ繁盛店作り』
http://www.quolaid.com/cgi/j-forum/wforum2.cgi?no=2284&reno=no&oya=2284&mode=msgview&page=0
こちらもどうぞ:
『個店経営研修事業』
 既に事業に取り組んでおいでの皆さん、これから取り組まれる皆さん、取り組みを検討中の皆さん、是非ご参加ください。

この事業が挫折すると、当分の間、個店を対象にした「繁盛店づくり」を支援する事業は企画されないかも知れません。
①この事業を利用して繁盛店づくりに取り組むのか、それとも
②従来的・商店街活動の推移のうちに商店街を消滅させるのか、
二者択一に直前していると言って過言ではいかも知れません。

おっと、クオールエイド的商人塾という「王道」はもちろんあります(笑

商店街活性化の真打ち・「繁盛店づくり」を支援する仕組みが登場した今日、全国の商店街が“これから何を為すべきか”最終的な選択を迫れているのですが、アタマの使い方がすっかり陳腐化してひさしい関係各方面には気づくことさえできないチャンス=ピンチが始まっています。

キラリ繁盛店

定 義:
①繁盛再現を目指して
②ラグジュアリィニーズをターゲットに
③仮説試行法を駆使して
④業容転換に取り組む中小小売店

 略すと「キラリ店」。
当サイト【目指せ!繁盛店】の常連各位にはおなじみの用語、商人塾の合い言葉にしていきたいと思っています。

 関係の考察は「目指せ!繁盛店」の過去記事に収納されています。
 さて、当社もっぱら繁盛店の創出にいそしむ今日この頃ですが、「基本計画」に基づいて中心市街地・商業活性化に取り組んでおいでの各地・各都市の進捗状況は如何でしょうか。

 シャッターの外側の取り組みがどう転ぼうとも、お客の買い物行き先であり・「経済活力の向上」が実現される唯一の場所である、個店のシャッターの内側は、ピクリとも動かないわけで、陳腐化・劣化・空洞化という「中心市街地・負のスパイラル」は拡大加速するばかり。
中心市街地賦活のカギはキラリ繁盛店づくりです。

 どうすれば、これが動き始めるか。
答は簡単ですが、取り組みに意欲を持てない人が多いのではないか、と感じられる今日この頃、もちろん意欲だけではどうにもならず、いつの間にかしぼんでしまいます。

 取り組みを実効あらしめるためには、三脚構造の強化 ―意欲・基礎体力・方向と方法の強化― が必要でありまして「意欲」だけではどうにもならない。

 “商業者の意識改革が必要だ”などとおっしゃる人もあるわけですが、どっこい、その前にあなたが信じてい疑わない・取り組み全体の「方向と方法」について“ホントにこのままでよいのか”再検討してみることが必要かも知れません。

 もっとも、漠然と「再検討」したからといって適切な「方向と方法」が出てくるものでもありませんが・・・。

 迷っている人にお奨めです。
【めざせ!繁盛店】過去記事群:

意識変エルナ店変エヨ

 「意識改革」という呪文を奉じる人々をしり目に、商人塾では“意識なんか云々する暇があったら店をいじれ!”という合い言葉のもと、着々と繁盛店づくりが進んでいます。

 どうしたら変えられるか、変えたら何がどうなるのか、takeoなどにはさっぱり分からない「意識改革」ですが、見事改革に成功したとしても、繁盛を実現するための「店づくり」の転換という作業はしっかり取り組まなければならないはず、その方向と方法は「意識改革」で明らかになる、ということではありますまい。結局、「意識の改革」とやらに取り組んだとしても、繁盛実現の方向と方法及び実地の技術についてはどこかで調達しなければならない。
意識改革なんかしなくても手頃な方向と方法があればOKではないか、出来るかどうかも定かではない作業に取り組むよりもこっちの方がずっと手っ取り早い、というのが当社の立場です。

 意識改革に取り組んでも取り組まなくても「店づくりの転換」という課題はまんま目の前にあるわけで、改革された意識で問題を見ると、あらま不思議、問題が解決しやすくなっている、ということも無さそうです。
ならば最初から迂回などせずに、しっかり「転換」に取り組んだ方が良いのではないか、ということでありまして、実際、意識は従来通りのままでも、転換作業に取り組むと、これまでとても無理と思っていた来店客数増や買上点数増、すなわち、売り上げアップが実現してしまいます。
「意識改革」などは、それこそまったく意識されていません。

 「店づくり」三点セットを細切れにしていじりだすといつの間にかお店やお客を見る目、問題のとらえ方・考えかたが変わってきます。
もしか、これこそが「意識改革」ではないのか?

 イ~エ、違います。
わざわざ意識的に意識を変えたりしなくても、やるべきことにちゃんと取り組めば、変わるべきものの見方・考え方はいつの間にかちゃんと変わるのです。
それに、意識改革ってぶっちゃけ、どうやってやるんですか?

 さらに。
自店の繁盛を目指して取り組んでいると、知らず知らずのうちに商店街活性化を推進していく「人材」としての活躍を担う能力が自分の内側から出てきます。
自店の繁盛と商店街の活性化を同列に論じ、考え、実践する新しい人材の登場です。

 従来的・自店の繁盛はそっちのけでイベントのお世話に走り回る「リーダー」とは大違い。

 ということで。
個店経営研修など新局面を迎えている商店街活性化の合い言葉は、意識変エルナ店変エヨ、であるべきなのですが・・・。
このことを普及させるためには“意識の改革が必要だ”などとつい思ってしまう人がありそうです。

商人塾の禁句(2)

 昨日も紹介しましたが、別に使ってはいけない、というよりも、だんだん使うのがアホらしくなる、そのうち忘れてしまう、というのが商人塾的「禁句」です。

 他にも色々ありますので紹介してみますね。

陳腐化しているお店、やってはいけない事項一覧;
○販売促進
○品揃えの転換
○店舗改装
○立地移動
○スタッフの増・減員
○その他いろいろお金の掛かること

 如何ですか(笑
全部“やってはいけない・禁止事項”ですからね。
間違って“やるべきこと”などと理解しないように。
なぜやってはいけないか。

 簡単でありまして。
1.店の現状(繁盛を目指す=繁盛していない=陳腐化・劣化している)を現状たらしめているのは、他ならぬ店主以下の経営行動である。

2.現状をかくあらしめている店主以下の ①経営意欲、②基礎体力 ③現在の方向と方法 をもって「繁盛への道」を構想し、実現出来るはずがない。
ということですね。

 上記禁止項目、すべてお金の掛かることばかりですが、商人塾的取り組みの第一原則は、
「お金の掛かることには取り組まない」ということ。
なぜか。
お金の掛かることに取り組むには、多少なりとも「計画」が必要ですが、さて、計画は誰がなにに基づいて立てるのか?

 云うまでもなく、
“①店主以下の陣容で、すなわち、
②お店の業績・業容をかくあらしめている人たちが
③意欲・基礎体力・既存ノウハウをもって
計画を立てる”ことになるわけです。

 お店を陳腐化させている=陳腐化している能力で繁盛店を作るために必要な「お金の使い方」を計画することが出来るでしょうか?
ということですね。
出来ないでしょ。

 もう一つ。
確かに計画を自分で立てるのは無謀かも知れない、では誰かに立ててもらったらどうか?
これはもっとダメ。

 第一に、今どき他人のお店のために繁盛実現の計画を立てることが出来る人はおりません。
第二に、優秀なプランナーさんがいたとして、作ってもらった計画を実行出来る 意欲・基礎体力・ノウハウを持っていますか?

 ということで、優秀なプランナー(いたとして)さんに大枚を払って計画を作ってもらっても宝の持ち腐れに終わります。というか、計画をもてあましているうちも劣化スパイラルは加速します。いうまでもありません。

 ちなみに以上は、そのまんま、商店街活性化や中心市街地活性化にも言えることですね。

活性化の取り組みが必要な個店・商店街・中心市街地の〈意欲・基礎体力・ノウハウ〉は陳腐化しています。
もし、陳腐化していないなら、とっくに活性化に成功していたはずですからね。

 ということで。
現状を現状たらしめている根本要因は「関係者のアタマの使い方」が陳腐化しているからだ、というのが素直な考察の帰結するところ、個店・商店街・中心市街地を活性化したかったら、関係者のアタマの使い方をどうにかしなければならない。

 そこでまたしても禁句の登場(笑
“「意識改革」はご法度の第一番”(笑

 単純素朴ながら正真正銘、キッチリ考察した結論として、
「意識変エルナ 店変エロ」
というお約束が光り輝くのであります。

 お金を掛けない「個店の転換」が動き出してはじめてモロモロのお金の掛かる事業の可能性が保証されるわけですが、
これは個店に限らず、商店街・中心市街地全体に言えることですから、関係各方面の皆さんは「繁盛店への転換」に最優先で取り組む算段・覚悟をしなければならない。

 当分の間、商店街・中心市街地活性化への取り組みの合い言葉は、
「意識変エルナ、店変エヨ」
で決まりです。
「店が変わるまで他の事業に取り組んでも無駄」
ですからね。

 以上を疑い、採用しない商店街・中心市街地は二度と再び陽の目を見ることは出来ません。ジャン、ジャン!
有限会社クオールエイド
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