FC2ブログ

“勉強”は、独立自営商業者の宿命

べんきょう【勉 強】 ①(学業、仕事などに)精を出すこと。
知識、技術などを身につけるために努力して励むこと。
②商人が安い値段で商品を売ること。(岩波国語辞典)

 独立自営商業者の事業機会とは、
①商圏内のお客の消費購買ニーズを熟知し
②これを堪能させる商材を集荷し、
③適切なショッピング環境に於いて
④適切なサービスとともに提供する。
というところにあります。
これらを仕事を軽々とこなして始めて所要の粗利を確保することが出来るわけです。

 したがって商業者たるもの、
1.今~将来のお客の消費購買行動を予測する、
2.これを堪能させる商品を確保するチャネルを構築、維持する
3.適切な方法(サービス・環境)で提供する売場を作り、維持する。
という能力は必ず持っていなければならない、ということになります。当サイトが日頃強調している「基礎体力」ですね。

 ひるがえって、お店の現状を考えてみますと、
①商圏内の消費購買ニーズの現状は把握していない(これは商圏内の商業機能の分布状況などから推測出来ます)。
②商品の確保チャネルは旧態依然、どうすれば改善できるかも分からない。
③今どきの消費購買行動に対応する店づくりのあり方など考えたこともない、取り組むにもどう取り組んだらよいかまるで分からない。

 というないない尽くしですから、消費購買ニーズとお店との間には大きなギャップが生じており、これが「業績不振」の最大の要因です。

 繁盛をしたかったら、上記1.~3.という条件を実現することが絶対条件であり、そのためには「勉強=①(学業、仕事などに)精を出すこと。知識、技術などを身につけるために努力して励むこと。
」が不可欠です。

 また、「勉強」のもう一つの意味:②商人が安い値段で商品を売ること、も消費購買行動の原則を理解すれば、出来るだけ「買いやすい値段」を実現することは商売繁盛の重要な条件です。

 ということで、商業関係者とりわけ事業のビジョンから店づくり、オペレーションに至るまで、もっぱら自分自身の能力でまかなわなければならない独立自営商業者にとって、「勉強」の二文字は絶対におろそかに出来ない「命綱」ではないでしょうか。

 中には“勉強がキライだから家業を継いだのに”という人もいますが、当時と今とでは環境が違います。
小売業は、経営者から販売スタッフに至るまで、「でもしか」では絶対に務まらない、厳しいビジネスですからね。
あらためて覚悟してください。

 そもそも「勉強」とは、“強いられて勉める”ということですから、スキだろうがイヤだろうが、小売業者である以上勉強を欠かすことは出来ません。
もちろん、勉強は中味が大事でありまして、“勉強だな、よし分かった”ということでやみくもに飛びつくと、やけどするかも知れません。
勉強は不可欠、中味の吟味も然るべく、というのが今どきの商人たるもの、常識ではないかと思うのですが。
-
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ご案内
こちらは、コンサルタント・ファーム、有限会社クオールエイドのホームページの別館です。 商店街・中心市街地活性化関係の業務を中心に展開しています。 ご利用法について。 当ブログには、当該部門について、他では入手困難な情報をたくさん提供しています。 「ブログ内検索」で抽出、ご利用ください。 各種掲示板、ホームページ過去記事などは左欄の目次からアクセスできます。 引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール

進化する売場研究会

  • Author:進化する売場研究会
  • 【キラリ輝く繁盛店づくり】
    お客に見える店づくり―見える化をテーマに【個店の繁盛】から【商店街活性化】、【中心市街地の商業集積としての再構築】まで一貫した取組を支援します。
ブログ内検索
アクセスカウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
月別アーカイブ